チューリップ賞(GⅢ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
チューリップ賞(GⅢ)枠順発表 阪神競馬場 芝1600m 2017年3月4日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | ミリッサ | 3 | 牝 | 54.0kg | 福永祐一 |
2 | 2 | カワキタエンカ | 3 | 牝 | 54.0kg | 和田竜二 |
3 | 3 | リスグラシュー | 3 | 牝 | 54.0kg | 武 豊 |
4 | 4 | エントリーチケット | 3 | 牝 | 54.0kg | 柴田大知 |
5 | 5 | アロンザモナ | 3 | 牝 | 54.0kg | 幸 英明 |
6 | ダノンディーヴァ | 3 | 牝 | 54.0kg | M・デムーロ | |
6 | 7 | ミスパンテール | 3 | 牝 | 54.0kg | 四位洋文 |
8 | ビップキャッツアイ | 3 | 牝 | 54.0kg | 藤岡康太 | |
7 | 9 | レッドリボン | 3 | 牝 | 54.0kg | 池添謙一 |
10 | ソウルスターリング | 3 | 牝 | 54.0kg | C・ルメール | |
8 | 11 | ワールドフォーラブ | 3 | 牝 | 54.0kg | 松若風馬 |
12 | アンバーミニー | 3 | 牝 | 54.0kg | 岩田康誠 |
チューリップ賞(GⅢ) 2017年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ソウルスターリング | 1.8 |
2 | リスグラシュー | 2.6 |
3 | ミリッサ | 6.2 |
4 | ダノンディーヴァ | 10.5 |
5 | アロンザモナ | 20.5 |
6 | エントリーチケット | 22.2 |
7 | カワキタエンカ | 32.1 |
8 | ワールドフォーラブ | 70.0 |
9 | ミスパンテール | 94.7 |
10 | レッドリボン | 146.8 |
11 | アンバーミニー | 248.2 |
12 | ビップキャッツアイ | 1134.6 |
チューリップ賞(GⅢ) 2017年 注目馬・穴馬
2枠 2番 カワキタエンカ
渋い馬名が印象的なディープインパクト産駒の本馬。今回の
舞台適性は説明するまでもなくピカイチの存在だ。
本馬は母父クロフネの影響からか、少しパワー寄りのタイプ
のようで、デビューから2戦を重馬場で好走している。
前走の千両賞(500万下)では、牡馬を相手に3着と好走して
いるが、いくら牡馬の世代レベルが弱かったとはいえ道悪の
阪神コースで、重賞級の相手と互角の戦いをしていることは
評価したい1頭だ。
またディープインパクトXヴァイスリージェント系の馬の過去
の本レースでの結果を見てみると、2016年ラベンダーヴァレイ
10番人気→3着、2015年アンドリエッテ7番人気→2着が人気薄
で好走していることに注目。
今回も引き続き鞍上は和田騎手を予定しており、スタートも
上手く、位置を取りにいく競馬が得意な鞍上で心強い。
本馬が前走で、牡馬相手に見せたポテンシャルに期待したく
今回、良馬場になった時の一変の可能性に注目している。
4枠 4番 エントリーチケット
デビュー戦を今回の舞台で勝利。ここまで4戦をパーフェクト
連対中の本馬。
前走の紅梅S(OP)では、最後の直線で早めに先頭に立ったが
ゴール手前で勝ち馬に差され、結果は差のない2着であった。
近2戦は先行策からの粘り込みというスタイルで結果を残して
おり、ここまで一度も連を外していない堅実さも魅力的だ。
また先行してしぶといタイプだけに、今回の人気馬同士が
お互いを気にしすぎて仕掛けが遅れれば、ここも粘って3着と
いうイメージが持てる。
しかも持ち賞金不足で、ここで3着までに入らないと本番への
出走は微妙となるだけに、仕上げはメイチだと予想。
血統的にもパワー型タイプなので、今回の阪神コース替わりは
プラス材料となりそうであり、地味な印象だが実力のある1頭
だけに注目している
7枠 10番 ソウルスターリング
父フランケルの軌跡を辿るように、ここまで3戦3勝と無敗の
2歳女王となった本馬。
先週2/25のアーリントンC(G3)では、単勝1.9倍人気のペル
シアンナイトが3馬身差で圧勝したが、そのペルシアンナイト
に良馬場で唯一の土を付けた牝馬である。
このペルシアンナイトの活躍は本馬の評価をさらに裏付ける
結果となり、今回も人気するのは濃厚だが外せない1頭だ。
また本レースは過去10年(2007年~2016年)で、1番人気が
【4.3.1】と馬券の中心となっており、勝率40%・連対率70%
複勝率80%という信頼できる数字である。
さらに【前走阪神JF組】が勝率23.8%・連対率42.9%・複勝
率61.9%と圧倒的な強さであり、馬券圏内は鉄板と言って良い
1戦ではないだろうか。
8枠 11番 ワールドフォーラブ
今回の舞台適性の高い、ディープインパクト産駒の本馬。
ディープインパクト産駒は、阪神マイルでは鉄板ともいえ
また過去の本レースに出走頭数馬が一番多いにも関わらず
複勝率3割は優秀な数字。
今回、出走するディープインパクト産駒は本馬を含み3頭
いるが複勝率3割ということは、このうち1頭は馬券に絡む
計算になることに注目。
さらに、この時期のディープインパクト産駒は急成長を
遂げる馬が多いことから注目している1頭だ。
前走のクロッカスS(OP・東京1400)は牡馬相手に3番人気
→7着であったが、0.3秒差と着順ほど負けていない。
距離も短かった印象があり、ここでの巻き返しに期待。
またデビュー戦を1600Mで逃げて勝利しているが、今回の
鞍上、松若騎手がどんな競馬をするのかも楽しみだ。
1枠 1番 ミリッサ
本馬の半姉シンハライトは2016年本レースの勝ち馬であり
そして、こちらの半姉リラヴァティも2014年本レースの
3着馬という【チューリップ賞一族】であることから注目
している1頭である。
ここまで2戦1勝。前走のエルフィンS(OP)は後方一気から
の差しで3着であったが、本レースの好走傾向【前走阪神
JF組以外で芝1600Mで5着以内だった馬】に該当。
さらに前走で最速の上がりを使った馬が、高い確率で本レ
ースでも好走を見せており【前走上がり1位】にも該当
していることに注目。
ここまで2戦を使われているが、スタートがイマイチで差す
競馬になってしまっている本馬。
しかし能力は高くても、差す競馬はダイワメジャー産駒に
とって厳しい展開のようで、今回先行すればもっと上の
パフォーマンスが見られそうな予感。
鞍上も牝馬には定評がある福永騎手に乗り替わりで好材料。
これまでよりも、前の位置でのレースに期待したい1戦だ。