デイリー杯クイーンC(GⅢ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
デイリー杯クイーンC(GⅢ)枠順発表 東京競馬場 芝1600m 2017年2月11日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | トーホウアイレス | 3 | 牝 | 54.0kg | 柴田善臣 |
2 | アルミューテン | 3 | 牝 | 54.0kg | 勝浦正樹 | |
2 | 3 | ハナレイムーン | 3 | 牝 | 54.0kg | 石橋修 |
4 | コマノレジーナ | 3 | 牝 | 54.0kg | 江田照男 | |
3 | 5 | サクセスライン | 3 | 牝 | 54.0kg | 菅原隆一 |
6 | フローレスマジック | 3 | 牝 | 54.0kg | 戸崎圭太 | |
4 | 7 | ディヴァインハイツ | 3 | 牝 | 54.0kg | 内田博幸 |
8 | レーヌミノル | 3 | 牝 | 55.0kg | 浜中俊 | |
5 | 9 | ヴィーナスアロー | 3 | 牝 | 54.0kg | 吉原寛人 |
10 | スズカグラーテ | 3 | 牝 | 54.0kg | 長岡禎仁 | |
6 | 11 | アエロリット | 3 | 牝 | 54.0kg | 横山典弘 |
12 | モリトシラユリ | 3 | 牝 | 54.0kg | 吉田豊 | |
7 | 13 | スズカゼ | 3 | 牝 | 54.0kg | 大野拓弥 |
14 | セイウンキラビヤカ | 3 | 牝 | 54.0kg | 北村宏司 | |
8 | 15 | アドマイヤミヤビ | 3 | 牝 | 54.0kg | C・ルメール |
16 | パフォーム | 3 | 牝 | 54.0kg | 柴田大知 |
デイリー杯クイーンC(GⅢ)予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | アドマイヤミヤビ | 2.4 |
2 | フローレスマジック | 2.8 |
3 | レーヌミノル | 3.7 |
4 | アエロリット | 8.7 |
5 | ハナレイムーン | 11.3 |
6 | ディヴァインハイツ | 33.9 |
7 | トーホウアイレス | 48.2 |
8 | モリトシラユリ | 58.5 |
9 | コマノレジーナ | 82.5 |
10 | スズカゼ | 100.8 |
11 | セイウンキラビヤカ | 204.0 |
12 | アルミューテン | 240.0 |
13 | パフォーム | 381.1 |
14 | ヴィーナスアロー | 398.6 |
15 | スズカグラーテ | 693.6 |
16 | サクセスライン | 1137.1 |
デイリー杯クイーンC(GⅢ) 2017年 注目馬・穴馬
4枠 8番 レーヌミノル
ここまで4戦で【2.1.1.0】と、常に堅実に走れることが好印象の
本馬。2016年は小倉2歳S(G3)で1着→京王杯2歳S(G2)で2着→阪神
ジュベナイルF(G1)でも3着と重賞での好走実績もあり、今回の出走
メンバーの中では最上位の実績と言える1頭だ。
その【前走阪神ジュベナイルF組】は、本レース直近3年連続で馬券
圏内に来ているローテションであり、過去10年の3着以内馬30頭中
10頭が【前走阪神ジュベナイルF組】であることに注目。
また【前走3着馬】が勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率38.5%と
本レースでの好走率が高く、本馬は該当している。
マイルは若干長いのでは?との声もあるが、使われる毎に学習能力
の高さを感じさせているので、ある程度前目の競馬で持ち味を活か
せるなら十分チャンスはありそうだ。
6枠 11番 アエロリット
2016年6月のデビュー戦を制すると、3ヶ月後のサフラン賞(500万下)
で2着、さらに3ヵ月後のフェアリーS(G3)で2着と間隔をあけつつ
使われてきた本馬だが、今回は間隔を詰めての参戦となっている
ことから、体質の強化や状態面の良さなどが感じられる1頭だ。
前走のフェアリーS(G3)では先行馬には厳しい流れの中、2番手から
踏ん張って2着と評価できる内容であった。
その【前走フェアリーS組】が過去10年の本レース3着以内の馬30頭中
6頭となっており、その6頭とも勝ち馬から僅差の好走をしている。
また本レースは現在、サンデーレーシングの馬が3連勝中ということも
興味深く、近3年は【前走と同じ鞍上が騎乗した馬】が1着~3着までを
独占しており本馬は該当。
さらに【前走2着馬】が勝率21.4%、連対率35.7%、複勝率42.9%と
優秀な成績を残しており今回、データ面からも注目している。
3枠 6番 フローレスマジック
全姉にラキシス、全兄がサトノアラジンという良血馬であり、特に
ディープインパクト産駒は、牝馬路線で強さを発揮していること
から気になる1頭となった。
また先述のように、現在サンデーレーシングの馬が本レース3連勝中
であることも興味深く、基本的には人気馬が強い1戦だけに注目して
いる。
本馬は新馬戦→未勝利戦→アルテミスS(G3)と全て、1600M戦で使われ
左回りコースにしか出走していないことにも注目。
前走のアルテミスS(G3)はマイナス12Kgという大幅な馬体重の減少が
あり2着であったが、敗因は明らかであろう。
今回は無理をせずに休ませたのも好印象であり、地力の出やすい東京
マイル戦ということも好材料。
前走で同じ舞台の重賞を2着となった実績は侮れない存在であり、好走
傾向の【前走2着馬】勝率21.4%、連対率35.7%、複勝率42.9%に該当。
姉ラキシスが成し遂げられなかったクラシック参戦を叶えるべく、ここ
での好走に期待したい。
6枠 12番 モリトシラユリ
過去10年の本レース3着以内の馬、30頭中6頭を占めた【前走フェアリー
S組】から気になるもう1頭。
前々走の未勝利をダート1800Mで勝利すると、前走のフェアリーS(G3)
で後方から目を引く伸び脚を披露し、上り1位をマーク。勝ち馬から
0.2秒差の3着と好走した本馬。
その【前走3着馬】は本レースで勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率
38.5%と高い数字であり本馬にも注目している。
さらに本レース過去5年の好走傾向【前走芝1600Mで上がり2位以内で
6着以内だった馬(G1除く)】【前走重賞で勝ち馬から0.5秒差】にも
該当。
少々地味な印象ではあるが、芝でもダートでもしっかり伸びており
近3走全てで上り1位をマークするなど、面白い存在と言えるだろう。
2枠 3番 ハナレイムーン
本馬は父ディープインパクト、母父がキングカメハメハという
超がつく良血馬だ。
ディープインパクト産駒と言えば、2016年この時期に急成長した
ディーマジェスティが未勝利→共同通信杯(G3)→皐月賞(G1)を
連勝し、同じくシンハライトも桜花賞(G1)の前に急成長を遂げ
オークス(G1)を制覇するなど、この時期のディープインパクト
産駒は前走よりもレベルアップしていることが想定され、その
成長力には注意が必要であろう。
本馬も前走の新馬戦で断トツの人気に応えて、メンバーで唯一
33秒台の上りで圧勝し、噂に違わぬ実力を見せている。
今回は僅かキャリア1戦での重賞挑戦となるが、素質はここでも
引けを取らないからだと予想。
名門堀厩舎も万全の仕上げで挑んでくることが想定され、注目
されてきた1頭だけに、ここでも侮れないだろう。