デイリー杯2歳S(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
デイリー杯2歳S(GⅡ)枠順発表 京都競馬場 芝1600m 2016年11月12日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | タイセイスターリー | 2 | 牝 | 55.0kg | 川田将雅 |
2 | 2 | リナーテ | 2 | 牝 | 54.0kg | 浜中俊 |
3 | 3 | ボンセルヴィーソ | 2 | 牝 | 55.0kg | 松山弘平 |
4 | 4 | ユノディエール | 2 | 牝 | 55.0kg | 四位洋文 |
5 | 5 | ビーカーリー | 2 | 牝 | 54.0kg | 国分恭介 |
6 | 6 | ジューヌエコール | 2 | 牝 | 54.0kg | 福永祐一 |
7 | 7 | ディーパワンサ | 2 | 牝 | 54.0kg | C・ルメール |
8 | サングレーザー | 2 | 牝 | 55.0kg | 武豊 | |
8 | 9 | ベルカプリ | 2 | 牝 | 54.0kg | 池添謙一 |
10 | サンライズソア | 2 | 牝 | 55.0kg | 幸 英明 |
デイリー杯2歳S(GⅡ) 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ディーパワンサ | 2.5 |
2 | リナーテ | 2.8 |
3 | タイセイスターリー | 5.3 |
4 | ジューヌエコール | 6.0 |
5 | サングレーザー | 6.5 |
6 | ベルカプリ | 23.1 |
7 | サンライズソア | 59.2 |
8 | ユノディエール | 75.6 |
9 | ビーカーリー | 94.9 |
10 | ボンセルヴィーソ | 190.7 |
デイリー杯2歳S(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬
7枠 8番 サングレーザー
デビューから2戦目の札幌・洋芝1800M戦で初勝利を飾った
本馬。前走後は休養を取り、落ち着いた状態で本レースに
挑んでくるようだ。
本馬はディープインパクト産駒であるが、京都の外回りは
ディープ産駒の切れ味が存分に発揮される舞台であり、また
半兄のゴーハンティングやクロスボウが、マイル近辺を得意
としていたことにも注目。
さらに母父にヴァイスリージェントがいるディープ産駒は
マカヒキと同じ配合であることも興味深い。
本馬の魅力は相手なりに走れる競馬センスであり、ここまで
2戦を全く異なる適正のコースで好走できている。
しかも鞍上予定の武豊騎手は、本レース過去10年で2勝を挙げ
複勝率60.0%という好成績だ。
本馬の兄弟は勝ち上がりが早く、若駒時代に勝ち星を重ねる
馬も多く、本馬も期待の1頭と言えるだろう。
6枠 6番 ジューヌエコール
新馬戦→ききょうS(OP)と、2戦続けて上り最速の脚で勝ち
上がってきた本馬。
新馬戦では重馬場にもかかわらず、メンバー唯一の34秒台の
末脚を披露した。
父クロフネ、母父アグネスタキオンという血統だが、アグネス
タキオン産駒は2007年から2011年まで、本レースを4年連続で
連対していたことに注目。
血統面を見ても本馬の非凡な素質がうかがえ、前に行ってよし
差してよしと、自在性のある脚質も魅力な1頭である。
また鞍上予定の福永騎手は、過去10年で本レースで8回も騎乗
しており、馬券に絡むこと5回で複勝率62.5%という数字だ。
「非常にバランスのとれた馬」との声もあり、先々まで活躍が
楽しみになりそうだ。
8枠 9番 ベルカプリ
前走の未勝利戦を京都・芝1600M戦で勝利した本馬。
初勝利を飾るまで5戦を要したが、いずれも逃げ・番手からの
競馬で掲示板を外しておらず、安定感の高さが魅力的な1頭で
ある。
その前走での勝ち時計1分33秒7は優秀であり、キャリアの
浅い馬同士の一戦で、豊富な経験は強調材料となるだろう。
また【前走で京都、阪神の芝1600M以上で1着となった馬】が
本レースでは好走しており、過去5年で6頭馬券に絡んでいる
ことに注目。
さらに鞍上予定の池添騎手も、京都・芝1600Mは得意な鞍上だ。
今回は本馬がハナを切る可能性が高いと予想されるが、本レース
過去10年で逃げ馬の成績は【1-2-1-6】で、複勝回収率が78%と
いう高い数字にも注目している。
1枠 1番 タイセイスターリー
大物感が漂う良血大型馬の本馬。半兄にはNHKマイルC(G1)の
覇者であるミッキーアイルがいる。
兄はディープインパクトの切れ味よりもスピードを受け継いだ
タイプのようだが、マンハッタンカフェの血を持つ本馬は長い
距離もこなせそうなタイプだ。
血統背景からも、京都の軽い芝にマッチしているようであり
ひと叩きした効果は大きく、初戦よりも動けると予想。
距離も1400M~1600Mなら、まず問題はないだろうと思われ
さらにマンハッタンカフェ産駒はサンデー系種牡馬となるが
本レースとサンデー系種牡馬は【1.2.1.7】で複勝率36.4%と
いう、なかなかの相性。
まだ若さを残し粗削りな本馬だが、その分だけ伸びしろも十分
あり注目している1頭である。
3枠 3番 ボンセルヴィーソ
デビュー戦では幼さを見せ8着に終わったが、前々走の未勝利戦で
勝ち馬から0.3秒差の4着に健闘し、前走の未勝利戦で1着と1戦毎に
良くなってきている印象の本馬。
しかも前走は、1分21秒6という好タイムで未勝利戦を脱出しており
上昇度で言えば、本馬も全くヒケを取らない1頭だ。
父は2015年度の2歳リーディングサイヤーに輝き、2016年も小倉2歳S
(G3)優勝→京王杯2歳S(G2)2着のレーヌミノルを筆頭に、数多くの
活躍馬を送り出しているダイワメジャーであることにも注目。
本レース好走血統のグレイソヴリン系を母方に持ち、父方にも好走
血統のノーザンテースト系を持っていることにも興味深い。
少し怖がりな面もあるようだが、前々走では馬群でもまれても集中力
を保ちながら走れており、使われながらレースを覚えてきたようだ。