天皇賞(秋)(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
天皇賞(秋)(GⅠ)枠順発表 東京競馬場 芝2000m 2016年10月30日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | エイシンヒカリ | 5 | 牡 | 58.0kg | 武豊 |
2 | 2 | クラレント | 7 | 牡 | 58.0kg | 内田博幸 |
3 | アンビシャス | 4 | 牡 | 58.0kg | 横山典弘 | |
3 | 4 | サトノクラウン | 4 | 牡 | 58.0kg | 福永祐一 |
5 | ロゴタイプ | 6 | 牡 | 58.0kg | 田辺裕信 | |
4 | 6 | アドマイヤデウス | 5 | 牡 | 58.0kg | 岩田康誠 |
7 | サトノノブレス | 6 | 牡 | 58.0kg | A・シュタルケ | |
5 | 8 | モーリス | 5 | 牡 | 58.0kg | R・ムーア |
9 | ルージュバック | 4 | 牝 | 56.0kg | 戸崎圭太 | |
6 | 10 | カムフィー | 7 | 牡 | 58.0kg | 蛯名正義 |
11 | ヒストリカル | 7 | 牡 | 58.0kg | 田中勝春 | |
7 | 12 | リアルスティール | 4 | 牡 | 58.0kg | M・デムーロ |
13 | ヤマカツエース | 4 | 牡 | 58.0kg | 池添謙一 | |
8 | 14 | ステファノス | 5 | 牡 | 58.0kg | 川田将雅 |
15 | ラブリーデイ | 6 | 牡 | 58.0kg | C・ルメール |
天皇賞(秋)(GⅠ) 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | モーリス | 3.5 |
2 | ルージュバック | 4.2 |
3 | エイシンヒカリ | 4.5 |
4 | アンビシャス | 5.5 |
5 | ステファノス | 7.5 |
6 | ラブリーデイ | 9.6 |
7 | リアルスティール | 11.7 |
8 | サトノクラウン | 24.8 |
9 | サトノノブレス | 57.6 |
10 | ロゴタイプ | 62.1 |
11 | アドマイヤデウス | 70.1 |
12 | ヒストリカル | 143.6 |
13 | ヤマカツエース | 238.8 |
14 | クラレント | 293.9 |
15 | カムフィー | 1194.0 |
天皇賞(秋)(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬
8枠 14番 ステファノス
2015年の本レース2着馬であり、本レース過去10年で一番多く
馬券に絡んでいるディープインパクト産駒である。
また【前走毎日王冠組】は過去5年で、7回馬券に絡んでいる
好相性のローテーションだ。
本馬は東京コース巧者でもあり、長くいい脚を使えるので
府中の2000Mはベスト条件と言えるだろう。
また過去10年、30頭中21頭が馬券に絡んでいる4~5歳馬であり
2016年は鳴尾記念(G3)で2着→宝塚記念(G1)で5着と、実力
で遜色はない一頭だ。
さらに所属の藤原厩舎は「G1で変わり身を見せる厩舎」との
声もあり、ここを完全に狙ってきている感がある。
前走の毎日王冠(G2)では直線どん詰まりで脚を余し、5着に
終ったが、一度叩いて良くなるタイプのようで巻き返すだけ
の力はあると予想。
2015年に好走した舞台だけに、2016年はそれ以上の成果が
欲しいところだ。勝負モード全開で挑んでくるだろう。
3枠 4番 サトノクラウン
先週の菊花賞(G1)で「サトノの呪い」は解けたようなので
馬券的に妙味があり、東京コース実績が【2.0.1.1】の本馬
に注目したい。
前走の宝塚記念(G1)では好メンバーの中、海外帰りの1戦で
あったが6着と復調気配を感じさせていた。
今回の鞍上は秋華賞(G1)で、ヴィブロスを見事に秋華賞馬にし
そして菊花賞(G1)では、レインボーラインを9番人気→2着に
持ってくる仕事を果たした福永騎手に乗り替わりなので好材料。
過去に2戦、本馬の手綱を握っているが2戦2勝。勝率100%は
軽視できない数字である。
福永騎手自身も本レースで複数回馬券に絡んでおり、要注意
したい鞍上だ。
さらに本馬は、本レース過去5年で穴をあけた4頭に共通する
データに該当していることにも注目。
過去にダービー(G1)で上がり1位、東京スポーツ杯(G3)で
上がり1位、新馬戦で上がり2位と【過去に東京コースで速い
上がりを使った馬】という事だ。
このことからも本レースで通用する力はあると予想され、
サトノ&福永の勢いに期待したい一頭だ。
1枠 1番 エイシンヒカリ
年内引退が決まっていて、国内で走るのはこれが最後であり
そして、日本のG1を勝てるチャンスもここが最後となる本馬。
日本ではG1未勝利でも、香港Cとイスパーン賞の海外G1を
2勝している実績馬である。
そのイスパーン賞では、2着馬に10馬身差を付けての大勝利
であったが、フランス競馬界で今世紀最大の着差だったようだ。
本馬はここまで【10.0.0.3】という、勝つか凡走かハッキリ
している馬だけに掴みづらい部分はあるが、休み明けは
4戦4勝と、しっかり勝利している点は魅力的だ。
2015年の本レースでは9着に敗れているが、東京コースでは
2015年エプソムC(G3)1着→毎日王冠(G2)1着を含む、3戦
全てで勝利している得意な舞台。
自分の競馬に徹することが出来れば能力は十分であり、強敵
モーリスが、近2戦で逃げ馬に敗れていることを考えると
一番逃げそうな本馬なら勝てるのではないかと予想。
本馬の国内初G1制覇と2015年の屈辱を晴らす1戦に注目だ。
2枠 3番 アンビシャス
2015年本レースは4番人気→5着であったが、東京2000Mでは
プリンシパル(OP)を勝利するなど、好走歴もある。
本馬も過去10年で、一番多く馬券に絡んでいるディープイン
パクト産駒であり、30頭中21頭が馬券に絡んでいる4~5歳馬
ということから注目している一頭だ。
前走の毎日王冠(G2)では2着に好走。本レースと好相性の
【前走毎日王冠組】であり、3走前の産経大阪杯(G2)でも
キタサンブラックに勝利するなど、芝・中距離で活躍して
いる一頭である。
その毎日王冠(G2)では、差す競馬で上がり2位で2着だった
が、近年の本レースの図式は【毎日王冠で上がり上位の馬VS
スピードの持続力&機動力もある前目の馬】という形が見受
けられるようで、どちらの競馬も出来る本馬は楽しみな存在
である。
また鞍上予定の横山騎手は、本レースで複数回馬券に絡んで
いる騎手であり、複勝率42.9%と優秀だ。
2015年も同じローテーションで挑んでおり、思うような結果
は出せなかったが、持っている素材は確かであり充実した
今なら巻き返してくると予想している。
7枠 12番 リアルスティール
2016年ドバイターフで初G1を獲得、しかし帰国後初戦だった
安田記念(G1)では2番人気→11着と惨敗。
やはり本馬にとって1600M戦は短いようで、安定した戦績を
残している1800M~2400M戦では見直す必要がある一頭だ。
2000M戦は2015年皐月賞(G1)で2着があり、また海外G1を制し
ているので、ここでは力は上位だと言えるだろう。
さらに今回の鞍上はM・デムーロ騎手となったが、デムーロ
騎手は、本馬のライバルであったドゥラメンテに騎乗していた。
ドゥラメンテの背中を知る鞍上が、ライバルの本馬を選んだ
のは勝算があるからではないのかと予想。
さらにデムーロ騎手は、本レースで複数回馬券に絡んでいる
鞍上で、複勝率66.7%という数字であり心強い。
今回は休み明けの1戦となるが、休み明けの好走もあるように
問題なく動くことも魅力的だ。