プロキオンS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
プロキオンS(GⅢ)枠順発表 中京競馬場 ダート1400m 2016年7月10日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | ワンダーコロアール | 7 | 牡 | 56.0kg | 福永祐一 |
2 | 2 | カフジテイク | 4 | 牡 | 56.0kg | 幸 英明 |
3 | グレープブランデー | 8 | 牡 | 58.0kg | 和田竜二 | |
3 | 4 | ブライトライン | 7 | 牡 | 56.0kg | 石橋修 |
5 | クラリティスカイ | 4 | 牡 | 58.0kg | C・ルメール | |
4 | 6 | ムスカテール | 8 | 牡 | 57.0kg | 藤岡康太 |
7 | ワイドバッハ | 7 | 牡 | 56.0kg | 武豊 | |
5 | 8 | ダノングッド | 4 | 牡 | 56.0kg | 丸田恭介 |
9 | キングズガード | 5 | 牡 | 56.0kg | 川田将雅 | |
6 | 10 | ニシケンモノノフ | 5 | 牡 | 56.0kg | 岩田康誠 |
11 | マルカフリート | 10 | 牡 | 56.0kg | 秋山真一郎 | |
7 | 12 | ポメグラネイト | 5 | 牡 | 56.0kg | 松山弘平 |
13 | タガノトネール | 6 | セン | 57.0kg | 松若風馬 | |
8 | 14 | ノボバカラ | 4 | 牡 | 57.0kg | M・デムーロ |
15 | キクノストーム | 7 | 牡 | 57.0kg | 国分恭介 |
プロキオンS(GⅢ) 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ノボバカラ | 2.7 |
2 | キングズガード | 3.9 |
3 | ニシケンモノノフ | 5.1 |
4 | タガノトネール | 8.4 |
5 | ブライトライン | 9.9 |
6 | ワイドバッハ | 14.4 |
7 | グレープブランデー | 15.2 |
8 | クラリティスカイ | 17.2 |
9 | カフジテイク | 22.0 |
10 | ダノングッド | 32.2 |
11 | ポメグラネイト | 81.8 |
12 | キクノストーム | 100.4 |
13 | ワンダーコロアール | 106.9 |
14 | マルカフリート | 109.1 |
15 | ムスカテール | 249.7 |
プロキオンS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬
3枠 4番 ブライトライン
2013年にみやこS(G3)を勝利し、ジャパンカップダート(G1)
でも4着となった実力馬。
もともとは芝で使われていた転向組であり、ダート初戦の
京葉S(OP)では、これまでの追い込み競馬から先行する競馬
へと脚質を変え3着と大健闘。ダート適性の高さを証明した
1戦であった。
その後ダート路線で活躍するが、2015年ケガで長期休養を余儀
なくされ2016年に復帰。初戦となった3走前のポラリスSで3着と
なり、復調の気配を漂わせた。
そして前走のオアシスS(OP)では、斤量58Kgながら直線では鋭く
伸びて勝利を飾り実力馬の存在を示した。
今回の舞台は初めてだが、左回り(東京コース)では2勝して
おり、クセがなくペースなりの位置で走れる注目の一頭である。
7枠 13番 タガノトネール
2015年の本レースで4着となった本馬。レベルの高いメンバーの
中で健闘した結果である。
今年は根岸S(G3)4着→フェブラリーS(G1)6着→かきつばた記念
(G3) 4着と善戦どまりとなっている。
前走のかきつばた記念(G3) の敗因は、フェブラリーS(G1)後の
休み明けということが考えられるが、これまでは強い相手との
レースでも、しっかり持ち味を出してきたタイプである。
特に夏場は調子も良く、スムーズに先行できた時には怖い存在
となるであろう。
また母父がキングカメハメハであり、本レース好走血統のキング
マンボ系の血を持つことにも注目だ。
今回のメンバーを見る限り、2015年と比べるとレベルが落ちて
いる感があり、チャンスは充分ありそうな一頭だ。
6枠 10番 ニシケンモノノフ
2011年3月11日・東日本大震災の当日に生まれた本馬。
1400Mの適性が高く、ダート1400M戦の連対率は61%という驚異の
数字を持つ、注目の一頭だ。
また今年に入ってからの3戦で2勝、2着1回と安定した走りっぷり。
さらに2戦連続で、上がり最速をマークしているところを見ると
着実に力をつけてきている印象である。
本レースの好走傾向を見ると、東京・ダート1400Mで実績のある
馬や前走がOP特別組、近2走以内に連対している馬などが見られ
本馬は東京・ダート1400Mで2着&前走OP組&近2走連対であり
好走傾向にピッタリだ。
今回の舞台は初めてとなり、相手強化や左回りコースの実績がない
ことなど不安材料もあるが、力をつけてきたこの夏は侮れない。
1枠 1番 ワンダーコロアール
前走アハルテケS(OP)では内枠を活かして、スタート後にハナへ
その後は粘り切って7番人気→3着と好走。
勝ち馬とは0.1秒差であり、斤量が1Kg重かったことを考慮すれば
健闘した結果であろう。
本レースでは前に行った馬が馬券に絡むことが多く、また近2走
以内に逃げや、先行経験がある馬が好走傾向にあるようだ。
本馬は近2走、逃げと先行の競馬で掲示板入りをしており好走傾向
に該当していることから注目している一頭だ。
さらに今回の舞台と似ている東京コースは割と得意であり、大きく
崩れることなく走れている。
同じ左回りで直線の坂の地点も近い東京コースが得意なら、これが
今回、噛み合う要素になるのではと期待している。
3枠 5番 クラリティスカイ
2015年のNHKマイルC(G1)で、芝のマイルを制した本馬が今回
初ダートに挑むこととなり注目している。
初のダート戦で、走ってみないことには何とも言えない部分も
あるのだが、血統面はダートをこなしても何ら不思議はない
血統背景だ。
父がクロフネ、母父がスペシャルウィークという血統背景を
見ると「もしかしたら」と期待させる一頭である。
父クロフネは、2001年のNHKマイルC(G1)を制した秋にダート
へ転向し、武蔵野S(G3)を勝利→ジャパンカップダート(G1)
では圧勝。同年のJRA賞最優秀ダートホースにも輝いている。
陣営もこの段階でダートに矛先を向けたのには勝算あっての
ことであろうし、ここでめどが立てば今後の選択肢も増える
ことになる1戦だ。
今回、前々で走ることができ砂を被らずにレースを運ぶことが
できたら面白い存在となるであろう。
2枠 3番 グレープブランデー
2013年のフェブラリーS(G1)の覇者であるが、その後は勝ち星
から遠ざかっている本馬。
しかし近走はダート1200~1400Mでの好走も見られるようになり
復調の兆しが感じられる一頭だ。
また2015年8月のエルムS(G3)2着をはじめ、ここまで7・8月の
好走実績もあるので夏場は強い方だと思われる。
前走の東京スプリント(G3)では、1200M戦で2着に好走しており
8歳となった現在もまだまだ健在である。
今回のメンバーに入っても、スピードはひけを取らないと思われ
好位からしっかりと反応できるので、1200M→1400Mにも問題なく
対応できそうで、ここでは軽視できない存在となった。