競馬初心者の馬券予想と収支報告ブログ

2015年夏に競馬を始めた初心者の日記です。

関屋記念(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

関屋記念(GⅢ)枠順発表 新潟競馬場 芝1600m 2016年8月14日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 サトノギャラント 7 56.0kg 柴田善臣
2 クラリティスカイ 4 56.0kg 田辺裕信
2 3 クリノタカラチャン 6 54.0kg 村田一誠
4 ピークトラム 5 56.0kg 小牧太
3 5 ダンスアミーガ 5 54.0kg 石橋修
6 ケントオー 4 56.0kg 和田竜二
4 7 マジックタイム 5 54.0kg C・ルメール
8 アルマディヴァン 6 54.0kg 横山典弘
5 9 ラングレー 5 56.0kg 蛯名正義
10 レッドアリオン 6 58.0kg 内田博幸
6 11 ロサギガンティア 5 57.0kg M・デムーロ
12 ダノンリバティ 4 56.0kg 松若風馬
7 13 カレンケカリーナ 6 54.0kg 津村明秀
7 14 マジェスティハーツ 6 56.0kg 北村友一
7 15 リーサルウェポン 5 54.0kg 大野拓弥
8 16 マイネルアウラート 5 56.0kg 柴田大知
8 17 ヤングマンパワー 4 56.0kg 戸崎圭太
8 18 タガノエトワール 5 54.0kg 酒井 学

 

関屋記念(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 マジックタイム 3.6
2 ヤングマンパワー 4.3
3 ピークトラム 5.4
4 ロサギガンティア 5.5
5 ケントオー 8.6
6 ラングレー 8.9
7 ダノンリバティ 19.4
8 クラリティスカイ 25.9
9 レッドアリオン 27.2
10 マジェスティハーツ 37.8
11 マイネルアウラート 45.9
12 サトノギャラント 48.1
13 ダンスアミーガ 61.5
14 アルマディヴァン 93.1
15 リーサルウェポン 95.0
16 カレンケカリーナ 113.7
17 タガノエトワール 130.1
18 クリノタカラチャン 1776.0

 

関屋記念(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

 

8枠 17番 ヤングマンパワー

2015年の本レース3着馬であり、前々走の谷川岳S(OP)では
今回と同じ舞台で首差の2着、3走前の福島民放杯(OP)でも
2着と好走しており充実期を感じる本馬。
新潟マイル適性があることは確かであり、近走の調子がいい
ことから注目している。
2015年の本レース当時は太め残りでの参戦だったが、それでも
好走できたのは、本馬の能力とコース適性の高さの証明で
あったと言えるだろう。
また近年の本レースは先行馬が有利な傾向にあり、先行して
速い上がりが使える馬の好走が目立つ。
今回も課題であるゲートを上手くでて、前目で競馬が出来れば
好走が期待できる一頭だ。
さらに鞍上は先週、レパードSをグレンツェントで制している
戸崎騎手が引き続き騎乗予定であり心強い。
まだまだ伸びしろ十分の4歳馬が、飛躍の時を迎えた1戦だ。

 

3枠 6番 ケントオー

前走の中京記念(G3)では、絶望的な位置から最速の脚で追い
込み3着と好走した本馬。
この左回りコースでの好走は、本馬にとって収穫の大きな1戦で
あったと言えるだろう。
また近2走で調子を上げてきており、1600M戦でも大崩れはなく
安定した走りをみせていることにも注目だ。
さらに、これまで挙げた5勝は全て人気以上の走りで勝利して
おり今回もこのパターンとなることに期待したい。
今回の舞台は1度しか経験はないが、1600M戦のG3クラスで
あれば3着以内なら手が届くように思われる一頭である。
本馬の成長を最も間近で感じている陣営が「自在性がでてきて
末脚に磨きが掛かってきた」とコメント。
この成長の証を新潟の長い直線で活かせた時には怖い存在だ。

 

1枠 2番 クラリティスカイ

2015年のNHKマイルC(G1)を制した後は、二桁着順が続き試練の
時を迎えている本馬。
しかし今回の鞍上は【復活請負人】田辺騎手を予定しており
前に行く馬が少ない今回、恐らく逃げの手に出るであろうと
予想され脚質的に注目している一頭だ。
その田辺騎手は安田記念(G1)でロゴタイプ、ダート重賞で
コパノリッキーを復活させた【再生工場】である。
また本レース過去10年、前走がG1・G3だった馬が好走する傾向
にあり、意外にも【前走好走組よりも前走惨敗組】の巻き返しが
目立つ1戦であることにも注目だ。
本馬は前走のプロキオンS (G3)で13着。前走G3で惨敗組であり
好走傾向に該当している。
今回は久しぶりに56Kgで出走できるのに加え、現在開催の新潟
芝コースは前残りの馬が目立つことから、ここでの巻き返しに
期待したい。

 

5枠 10番 レッドアリオン

2015年の本レース勝ち馬であり、その後は調子が悪く二桁着順
が続いている本馬。
前走の安田記念(G1)を10着と大敗、しかし2012年の本レース
勝ち馬のドナウブルーは、前走安田記念10着からの巻き返し
をしており、大敗からの巻き返しが目立つ本レースではマーク
が必要な一頭となった。
さらに前走レース別成績を見ると、安田記念からの出走馬は
【2-1-1-4】と半数が馬券に絡んでいる結果である。
2015年は予想外の逃げの戦法で勝利したが、今回もこれと
いった逃げ馬がおらず、陣営は積極策を示唆している。
出負け癖もあり、なかなか難儀な本馬だが出負け癖をリカバー
しやすい新潟マイルで連覇となるか注目だ。

 

4枠 8番 アルマディヴァン

昨年の本レースでは4着となった本馬。新潟芝コースでは3勝
2着をマークし、好相性の舞台であることから注目している。
本馬は左回りコースを得意としており、3着内率は50%を超えて
いる【左回り巧者】の一頭だ。
また前走の中京記念(G3)では8着の凡走であったが、本レース
2014年の勝ち馬クラレント、2015年の勝ち馬レッドアリオン
ともに、前走の中京記念(G3)で8着からの巻き返しという
共通点があることも興味深い。
さらに夏競馬で活躍が目立つ牝馬であり、夏場に大きく崩れて
いないところも魅力的だ。
今回、3年連続で【中京記念8着馬の勝利】などという事も予想
され楽しみな1戦となった。

 

6枠 12番 ダノンリバティ

これまで夏の新潟開催では芝、ダートを含めた3戦で2勝、2着1回
と好成績をマークしており夏場を得意としている本馬。
ここまで挙げた全3勝のうち、中2週での出走で2勝を挙げており
今回も中2週で出走してくる好走パターンである。
3ヶ月ぶりとなった前走の中京記念(G3)では、大外から脚を伸ば
して5着と掲示板を確保。今回は叩かれたことで、体調面の上積み
が見込める予感だ。
また2014年の本レースは馬券内の全ての馬が【芝1800MのOPクラス
以上で連対実績がある馬】であり複勝率も42%であった。
本馬はこのデータに該当しており、ここでの好走に期待したい
一頭である。

 

エルムS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

エルムS(GⅢ)枠順発表 札幌競馬場 ダート1700m 2016年8月14日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ナムラビクター 7 56.0kg 服部茂史
2 2 ヒラボクプリンス 6 56.0kg 吉田隼人
3 3 ジェベルムーサ 6 57.0kg 岩田康誠
4 4 リッカルド 5 セン 56.0kg 黛弘人
5 5 ロワジャルダン 5 57.0kg J.モレイラ
6 サイモントルナーレ 10 56.0kg 横山和生
6 7 マルカフリート 10 56.0kg 四位洋文
8 ナリタスーパーワン 7 56.0kg 池添謙一
7 9 ブライトライン 7 56.0kg 福永祐一
10 ショウナンアポロン 6 57.0kg 松岡正海
8 11 モンドクラッセ 5 56.0kg 三浦皇成
12 クリノスターオー 6 56.0kg 幸 英明

 

エルムS(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 モンドクラッセ 2.4
2 ロワジャルダン 3.9
3 クリノスターオー 4.9
4 ジェベルムーサ 7.6
5 ブライトライン 10.4
6 リッカルド 11.9
7 ショウナンアポロン 12.7
8 ナムラビクター 36.0
9 ナリタスーパーワン 48.5
10 ヒラボクプリンス 52.6
11 マルカフリート 103.2
12 サイモントルナーレ 231.3

 

エルムS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

8枠 12番 クリノスターオー

今回のメンバーで唯一のダート重賞3勝馬であり、本レース
では2014年に2着、2015年が4着と掲示板を外しておらず今回も
好走が期待される一頭である。
2016年に入ってから4戦で3着→2着→5着→2着と、勝利こそ
ないものの、安定した走りを見せている本馬。
これまでも大敗はチャンピオンズC(G1)だけという実績であり
ここでは、上位争いに加わることが予想される。
しばらく勝ち星からは遠ざかっているが、鞍上の幸騎手とは
好相性のコンビ。勝ち鞍こそ無いが、2016年は4戦を共に戦い
【0-2-1-0】と好調をキープしている。
本馬の武器は先行力とスタミナであり、思い切った早仕掛けが
出来たときには、楽しみな1戦となるであろう。

 

7枠 9番 ブライトライン

長期ブランクから復帰しての4戦で、3着→3着→1着→4着の
成績をマークし、復活をアピールしている本馬。
前走のプロキオンS(G3)では休み明けの中、上位争いに加わり
4着と健闘しており状態は上向きである。
近走は主に1400M戦で使われていたが、本馬にとっては少々
短いところを使われたのか忙しい印象があり、ここでの距離
延長がプラスに働くのではないか思われる一頭だ。
今回はダート重賞ということで、近走の好走実績には要注意
したいが本馬は近走で好走できており、一叩きされた良化が
あれば、ここでも堅実に走ってくれるであろう。

 

7枠 10番 ショウナンアポロン

本馬はキャリアを重ねる中で、逃げ・先行のスタイルを確立
してきており、潜在能力は高いが強さの中にもモロさがある
一頭と言えるだろう。
前々走の平安S(G3)では、先手が取れず12着に敗れているが
4走前のマーチS(G3)のように、先手が取れると渋太く粘って
勝利と、何ともわかりやすい結果である。
しかし前走のマリーンS(OP)では、2番手からレースを進め
前目に付けて押し切るレースが出来ており、2着馬に1馬身3/4差
をつけて勝利した。
また本レース過去10年は先行脚質が好走しており、近走不振でも
過去にダート重賞(1600M~2100M)勝ちの実績がある馬が好走
傾向にあるようだ。
本馬はこの好走傾向に該当しており、手応えを掴んだ前走同様の
走りをここで見せても不思議のない一頭と言えるだろう。

 

3枠 3番 ジェベルムーサ

2015年の本レースを制した本馬が史上2頭目となる連覇に挑戦だ。
本レース勝利の後は休養に入り、今年の5月に戦線に復帰。
復帰戦となったブリリアントS(OP)は8着に敗れたが、長期休み
明けでハイペースを先行したことや2100Mと距離が長かった印象
もあり悲観する内容ではなく、今回はこの一叩きでの一変に
期待したい一頭だ。
さらに鞍上予定が、共に戦い3戦2勝の岩田騎手に戻るのも心強く
実績のある今回の距離に戻ることも、大幅なプラスとなる。
重賞勝ちから遠ざかっている鞍上だが、本馬が復活のターニング
ポイントとなるかも知れない。
しかも人気も落ち着くことが予想され、馬券的にも面白い存在
となる1戦だ。

 

5枠 5番 ロワジャルダン

2015年チャンピオンズC(G1)4着やフェブラリーS(G1)5着など
G1掲示板入りを2度している本馬の力は上位であろう。
2015年みやこS(G3)で1分47秒8をマークし、ダート1800Mを日本
レコードタイで走破、7番人気→優勝を飾った。
しかし2015年からの使い詰めだった疲労が原因か、前走の平安S
(G3)は10着は負けすぎの感じである。
リフレッシュした今回は明らかに仕上げてきそうで、巻き返しは
必至だと予想される一頭である。
今回の舞台は初参戦となるが、右回りコースの方が成績はよく
1700M戦では、2戦2勝と距離適性も問題はない。
時折あるスタートの出遅れが課題のようだが、本来の能力を発揮
出来た時には怖い存在となるであろう。

 

2枠 2番 ヒラボクプリンス

1700MのOP特別路線では抜群の安定感を誇っている本馬。
本レース過去10年の3着以内馬、30頭中12頭が【前走が札幌&函館
のダート1700M(OP)好走馬】であり、前走のマリーンS(OP)
2着の本馬は該当していることに注目だ。
また今回はダート重賞なので、基本的には近走の好走実績があり
さらに【近2走以内に連対実績がある馬】に注意したいレースでも
あることから注目している一頭だ。
前走のマリーンS(OP)では器用に好位で立ち回り、上手く抜け
出して2着を確保。高配当を演出した。
札幌&函館コースでは【2-4-2-4】の安定感であり、小回りの
1700M戦が合っているようだ。
今回、相手関係は強化されるが「重賞を勝つならここしかない」
と陣営もコメントしており、器用さを活かした好走に期待だ。

 

 

レパードS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

レパードS(GⅢ)枠順発表 新潟競馬場 ダート1800m 2016年8月7日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 レガーロ 3 56.0kg 田辺裕信
2 2 ネクストムーブ 3 56.0kg M・デムーロ
3 3 ヨシオ 3 56.0kg 石橋修
4 4 エネスク 3 56.0kg 丸田恭介
5 ケイティブレイブ 3 56.0kg 武豊
5 6 グレンツェント 3 56.0kg 戸崎圭太
7 ピットボス 3 56.0kg 内田博幸
6 8 ラテールプロミーズ 3 56.0kg 吉田豊
9 フォースリッチ 3 56.0kg 田中勝春
7 10 コパノリスボン 3 56.0kg 大野拓弥
11 オーシャンビュー 3 56.0kg 嘉藤貴行
8 12 マイネルバサラ 3 56.0kg 柴田大知
13 グランセブルス 3 56.0kg 石川裕紀人

 

レパードS(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ケイティブレイブ 2.0
2 グレンツェント 2.7
3 レガーロ 7.7
4 ピットボス 9.1
5 ネクストムーブ 9.1
6 マイネルバサラ 12.9
7 ヨシオ 53.0
8 グランセブルス 58.3
9 エネスク 125.3
10 コパノリスボン 127.3
11 オーシャンビュー 141.7
12 ラテールプロミーズ 200.9
13 フォースリッチ 306.8

 

レパードS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

5枠 6番 グレンツェント


2016年に入ってからの5戦、全て3着以内という好走実績の本馬。
デビュー戦は芝で使われ5着、次走でダートに転向してからは
4戦4連対と高い適性を見せているネオユニヴァース産駒だ。
ネオユニヴァースはサンデー系×母父Kingmamboミスプロ
と本レースの注目血統である。
前走のユニコーンS(G3)では、前方の馬が有利な流れのなか
後方から追い込み3着であったが、評価できる内容であった。
その後はここを目標に調整に入り、万全の態勢で臨んできており
今回のメンバー中、能力は上位であり末脚も確実なことから
ここでの大崩れは考えにくい一頭だと言えるだろう。
また前々走の青竜S(OP)では、左回り(東京)で優勝しており
強さを示していることから、左回り、広いコース、長い直線なら
力をフルに発揮できると思われ期待している。

 

5枠 7番 ピットボス

前走のユニコーンSでは4着に好走した本馬。2016年に入り全てで
掲示板入りをしており、安定した走りを見せている一頭だ。
これまでダート戦で6戦を使われ2勝、2着1回、3着1回と適性も
まずまずであり、1800M戦で2勝しているように今回の距離は
問題ないと思われる。
また本レース過去7年のうち5年で、好位を取った先行馬から
勝ち馬が出てきていることから、本馬の脚質面と位置取りに
注目している。
今回もある程度好位さえ取ってしまえば、大崩れはしにくい
タイプだと思われ、ここでも上位争いに加わってくれるのでは
と期待している。
本馬にはまだまだ幼い面が見られるようだが、これからの成長分
も含めて注目したい一頭だ。

 

2枠 2番 ネクストムーブ

デビューから3戦で2勝、2着1回の好成績をマークしており、目下
3戦連対中という本馬。
本馬の最大の魅力は先行力であり、伸びしろという点では今回の
メンバー中、最上位だと思われ注目している。
キャリアはまだ3戦だが、高いポテンシャルを秘めている印象が
あり、心身共にまだ成長の余地を感じる一頭である。
また本レース過去5年の傾向で【前走がダート1600M以上で5着以内】
の馬の好走が見られ、前走のダート1800Mで勝利した本馬は該当して
おり注目している。
本レースはキャリアの浅い馬が不利な傾向にあるようだが、重賞の
舞台で相手強化の中、本馬がどこまでやれるかに注目したい1戦だ。

 

8枠 12番 マイネルバサラ

前々走の鳳雛S(OP)では、強敵キョウエイギアに接戦を繰り広げ
クビ差2着と好走。
その後、キョウエイギアがジャパンダートダービーの覇者となり
間接的に本馬の評価を上げる形となった。
また本レースの連対馬12頭に共通するデータ【左回りのダート勝ち】
【OPで3着以内の実績あり】に、デビュー戦で東京コースを勝利し
鳳雛S(OP)で2着の実績がある本馬は該当している。
本馬は過去の戦歴からも、コーナー4回の舞台が合う印象があり
前目から使える良い脚を武器に戦ってきた。
今回もこの脚を武器に楽なペースで無理なく好位が狙えるよう
なら、面白い一頭になりそうで注目している。

 

8枠 13番 グランセブルス

前々走の500万下で強烈な末脚を披露、強敵を鮮やかに差しての勝利。
前走の兵庫チャンピオンシップ(G2・園田ダート1870M)では5番人気
→3着と好走しており、徐々に力をつけてきている本馬。
今回は休養しての登場となるが、まだ見限れない面を持っており
一変の可能性を秘めている一頭だ。
本馬も本レースの好走傾向【前走がダート1600M以上で5着以内】に
該当しており、3着までの食い込みという点で期待している。
今回は相手関係も強化され、地方で直線の短い園田コースからの舞台
替わりとなるが、ゆったりと走れる新潟コースならパフォーマンスが
上がるような予感だ。
直線に入ってからの伸びは魅力的であり、前々走で見せた末脚には
大きなインパクトがあった。
その強烈な決め手を今回、ここで見せることができるのか注目だ。

 

 

小倉記念(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

小倉記念(GⅢ)枠順発表 小倉競馬場 芝2000m 2016年8月7日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 サトノラーゼン 4 57.0kg 岩田康誠
2 2 エキストラエンド 7 57.0kg 浜中俊
3 3 クランモンタナ 7 54.0kg 和田竜二
4 4 アングライフェン 4 55.0kg 川田将雅
5 5 ベルーフ 4 56.0kg D.ホワイト
6 マーティンボロ 7 57.0kg 藤岡康太
6 7 メイショウナルト 8 セン 56.0kg 松若風馬
8 テイエムイナズマ 6 56.0kg 古川吉洋
7 9 リヤンドファミユ 6 54.0kg 藤岡康太
10 ウインリバティ 5 52.0kg 松山弘平
8 11 ダコール 8 58.0kg 小牧太
12 プランスペスカ 6 53.0kg 幸 英明

 

小倉記念(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ダコール 3.1
2 アングライフェン 4.8
3 サトノラーゼン 4.8
4 ベルーフ 5.8
5 テイエムイナズマ 11.2
6 マーティンボロ 12.5
7 プランスペスカ 13.2
8 エキストラエンド 14.3
9 ウインリバティ 19.4
10 メイショウナルト 29.8
11 クランモンタナ 33.6
12 リヤンドファミユ 51.5

 

小倉記念(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 4番 アングライフェン

デビューから8戦めで初勝利と時間を要した本馬だが、そこからは
7戦連続で3着以内と好走し、堅実な走りをみせてきた。
今回は昇級後の1戦となるが3走前は新潟大賞典(G3)、4走前には
中日新聞杯(G3)と重賞の出走経験が2度あり、ここで勝負になって
も何ら不思議のない一頭だ。
また2015年の夏に小倉・1800M戦で連勝してから軌道に乗っており
夏場は得意なタイプのようだ。
また今回陣営は小倉での滞在調整をしており、本馬が落ち着いて
レースに臨めるように気性を考慮。
本馬の父ステイゴールドは、2015年の3着馬ウインプリメーラ
はじめ過去にも好走馬を出しており、母方は本レースの好走血統
トニービンを持っていることから血統面にも注目だ。

 

8枠 12番 プランスペスカ

前走の鳴尾記念(G3)では、13番人気ながらも直線では鋭い伸びを
見せて3着に好走、波乱のレースを演出した一頭である。
その鳴尾記念はレースレベルが高かったと思われ、本馬が意外と
普通に強い競馬をしていた印象だ。
また本レース過去5年のデータに【近2走以内に3位以内の上がりを
使っている】馬の好走が見られ、本馬は前々走の都大路S(OP)で
上がり2位と好走傾向に該当していることにも注目。
鳴尾記念の結果はフロック視できず、今回は斤量53Kgと好材料
なり、ここでの波乱演出も十分に考えられるだろう。

 

7枠 10番 ウインリバティ

2016年は案外の成績が続いている本馬だが、2015年には3連勝して
おり、能力は侮れない存在だ。
ここまでの全5勝中、3勝は今回と同じ舞台で挙げたものであり
3戦3勝という得意とする舞台。
小倉コースでの全成績が連対率100%と圧倒的に好相性の舞台で
あり、ここでの一変が期待できる一頭だ。
2015年8月、前走までの凡走続きが今回と同じ舞台で一変して
勝利しているように、今回も可能性はゼロではない。
さらに今回は軽ハンデが見込めるうえ、人気薄にでもなろうもの
なら馬券的に妙味があり軽視はできないだろう。

 

5枠 5番 ベルーフ

2015年の本レース2着であり、前々走の小倉大賞典(G3)でも
勝ち馬アルバートドッグと0.2秒差の競馬をしており、ここでは
侮れない一頭だ。
本レース2着以降は一押しが足りず、掲示板の前後を繰り返して
いるが、好走した今回の舞台とはリンクしないコースばかりを
使われた結果であり、度外視していいだろう。
本馬はハービンジャー産駒だが、ハービンジャー産駒は先週も
勝ち馬が出ており活躍している。
今回は新潟大賞典(G3)以来で休み明けになるが、メンバー的
に質が落ち、少頭数での1戦となるため割り込む余地はある。
今後の見通しを立てる1戦となるだけに復活劇に期待している。

 

5枠 6番 マーティンボロ

2014年の本レース2着馬であり、次走の新潟記念(G3)も勝利して
同年『サマー2000シリーズ』のチャンピオンに輝いた本馬だが
その後は長期休養となり、結果が出なくなってしまった。
しかし、3走前の東京新聞杯(G3)では末脚に見所があり、前走の
七夕賞(G3)でも6着であったが先行して見せ場をつくったりと
復調の兆しを感じることができる一頭だ。
本コースでの全成績は6戦で3勝、2着1回、4着2回と抜群のコース
適性であり、4着となった2回も勝ち馬から0.3秒差という僅差で
あった。
今回は得意とする舞台へと替わり、一変するならばこの舞台と
言わんばかりだ。『サマー2000シリーズ』のチャンピオンが
ここで勝機を得ることができるのか注目だ。

 

3枠 3番 クランモンタナ

2015年の本レース4着馬であり、夏のローカル戦線で要注意の
「リピーター」であることから注目している一頭だ。
前走の鳴尾記念(G3)は13着と大敗したが、2015年は七夕賞(G3)
14着からの巻き返しで4着となっており、今回も激走があっても
不思議ではない。
また2015年の本レースでは上がり最速を使い、直線だけで4着
まで突っ込んできており、2着馬ベルーフからクビ・頭差まで
迫ってきた。
最後は脚を余した感があり、もう少し仕掛けるのが早ければ
あわやという走りをしていただけに、ここは注目したい。
2015年同様、大敗からの激走パターンに期待している1戦だ。

 

 

クイーンS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

クイーンS(GⅢ)枠順発表 札幌競馬場 芝1800m 2016年7月31日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ダンツキャンサー 5 55.0kg 勝浦正樹
2 2 マコトブリジャール 6 55.0kg 四位洋文
3 3 テルメディカラカラ 4 55.0kg C・ルメール
4 4 レッドリヴェール 5 55.0kg K.ティータン
5 カトルラポール 3 51.0kg 菱田裕二
5 6 ウインプリメーラ 6 55.0kg 福永祐一
7 ナムラアン 4 55.0kg 三浦皇成
6 8 ロッテンマイヤー 3 51.0kg 池添謙一
9 ノットフォーマル 4 55.0kg 柴山雄一
7 10 マイネグレヴィル 5 55.0kg 丹内 祐次
11 シャルール 4 55.0kg 横山典弘
8 12 メイショウスザンナ 7 55.0kg 大野拓弥
13 リラヴァティ 5 55.0kg 松若風馬

 

クイーンS(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ウインプリメーラ 3.5
2 リラヴァティ 4.0
3 シャルール 4.9
4 ロッテンマイヤー 5.5
5 ナムラアン 7.3
6 レッドリヴェール 16.1
7 マイネグレヴィル 16.3
8 メイショウスザンナ 18.0
9 テルメディカラカラ 19.0
10 マコトブリジャール 25.9
11 ダンツキャンサー 84.7
12 ノットフォーマル 93.6
13 カトルラポール 248.1

 

クイーンS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

7枠 11番 シャルール

前々走の福島牝馬S(G3)で2着と好走。2015年の夏から札幌を舞台に
快進撃が始まり、条件戦ではあるが7戦連続で連対している本馬。
前走ヴィクトリアマイル(G1)では、18頭中18着と惨敗であったが
マイルの流れは本馬にとって厳しかったと思われ、悲観する内容
ではないだろう。
本馬はこれまで今回の舞台で3戦を経験し1勝、2着2回と高い適性を
見せているゼンノロブロイ産駒である。
父方に好走血統のサンデーサイレンスを持ち、中距離戦を得意と
することからも牝馬限定のG3なら、馬券内は可能であると思われ
注目している一頭である。
また本馬の芝1800M戦の成績も6戦で3勝、2着2回(着外1回)と
安定しており、前走からの舞台替わりはプラスに働きそうだ。

 

4枠 4番 レッドリヴェール

【夏競馬はリピーターを狙う】この言葉と共に注目している本馬。
2015年本レースの2着馬であり、近走は案外の成績が続いているが
2013年には、札幌2歳S(G3)→阪神ジュベナイルF(G1)を勝利し
同年のJRA最優秀2歳牝馬に輝いている。
札幌2歳S(G3)他、洋芝コースでの2戦で1勝2着1回と適性の高さは
証明されており、ここでの復活が期待される。
また本レースでは前走G1出走馬が結果を残す傾向にあり、特に
【前走ヴィクトリアマイル組】が過去5年で6頭馬券に絡んでいる。
そして本馬がヴィクトリアマイルからの臨戦過程であることにも
注目している一頭だ。
さらに2014年・2015年共に、1~3着までを関西馬が占めており
関西馬栗東)の本馬を軽視できない1戦となった。

 

2枠 2番 マコトブリジャール

前走の福島牝馬S(G3)では15番人気の低評価を覆し、立ち回りの
うまさを活かして勝利した本馬。
夏場は得意なようで3勝3着1回をマーク。人気薄が予想される
ここは狙い目となりそうな一頭だ。
2014年の本レースでは6着と、掲示板まであと1歩の成績だったが
「小回り1800Mは競馬がしやすい」と陣営のコメント。
また本レースは【どこかに一頭穴馬が食い込む】ケースが多く
平穏に決着する年は少ないという特徴がある。
本馬は今回と同じ距離の1800M戦でも4勝、3着2回と好走しており
前走同様に穴をあけてくれることに期待している。

 

6枠 8番 ロッテンマイヤー

ここまで4戦を使われ、2勝をマークしている3歳馬ということで
注目している一頭だ。
本レース過去10年の【年齢別成績】では勝率、連対率、複勝
全てでトップの成績を収めているのが3歳馬である。
また前走G1組で特に、ヴィクトリアマイルオークスという
【春の牝馬限定GI】を経由した馬が好走傾向にあるようだ。
本馬は前走のオークスで(13着)惨敗したが、距離延長に対応
できなかったことが敗因と思われ、ベストな距離に戻る今回は
改めて期待したい1戦だ。
先行力があり、まだまだ成長段階なだけに軽視はできない存在だ。

 

3枠 3番 テルメディカラカラ

近走からも充実感がうかがえ、安定感のある走りをみせている
本馬。
今回と同じ舞台で使われた1戦を勝利しており、札幌と函館での
勝率や複勝率が明らかに高く、北海道で素晴らしい成績を収めて
いるハービンジャー産駒であることから注目している。
さらに1600M~2000Mまでの距離の複勝率が高く、ここでの好走が
期待される一頭だ。
また本レース過去4年のデータに【近2走以内に3位以内の上がりを
使っている馬】に注目とあり、本馬は前々走を上り2位で好走して
おりデータに該当していることにも注目だ。

 

8枠 12番 メイショウスザンナ

2015年本レースの勝ち馬であり、前々走の中山牝馬S(G3)で
3着と好走している本馬。
気性面の難しさからか安定に欠ける面があり、なかなか好走が
続かないが【夏競馬はリピーターを狙う】ここで輝きを取り
戻せるか注目だ。
しかしコーナー4回の1800M戦は得意なようで、これまでも好走
できており、勝利を飾った今回の舞台では侮れない存在だ。
また本馬は年齢的なことから人気が落ちると予想され、馬券的
に妙味があり狙いたい一頭だ。

 

アイビスサマーダッシュ(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

アイビスサマーダッシュ(GⅢ)枠順発表 新潟競馬場 芝1000m 2016年7月31日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ヤマニンプチガトー 7 54.0kg 村田一誠
2 2 ヤサカオディール 7 54.0kg 的場勇人
3 3 ローズミラクル 6 56.0kg 吉田隼人
4 4 ベルカント 5 55.0kg M・デムーロ
5 マイネルエテルネル 6 56.0kg 柴田大知
5 6 プリンセスムーン 6 54.0kg 北村友一
7 ファンデルワールス 7 セン 56.0kg 西田雄一郎
6 8 フレイムヘイロー 8 セン 56.0kg 木幡巧也
9 サトノデプロマット 6 56.0kg 柴田善臣
7 10 ブライトチェリー 6 54.0kg 杉原誠人
11 アットウィル 6 56.0kg 蛯名正義
8 12 アースソニック 7 56.0kg 石橋修
13 ネロ 5 56.0kg 内田博幸

 

アイビスサマーダッシュ(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ベルカント 2.2
2 ネロ 3.1
3 プリンセスムーン 4.2
4 アットウィル 9.9
5 アースソニック 12.0
6 ローズミラクル 18.5
7 マイネルエテルネル 32.3
8 フレイムヘイロー 44.8
9 ヤマニンプチガトー 53.1
10 サトノデプロマット 71.0
11 ブライトチェリー 84.3
12 ファンデルワールス 146.0
13 ヤサカオディール 286.5

 

アイビスサマーダッシュ(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

5枠 6番 プリンセスムーン

前々走の駿風S(1600万下)→韋駄天S(OP)を目下連勝中であり
今回の舞台での5戦が3勝、2着2回の連対率100%という直線競馬に
自信ありの6歳牝馬である。
また『夏は牝馬』を表すように、これまでも7・8月に3勝2着1回
3着1回と良績を残していることから注目している一頭だ。
また鞍上予定の北村騎手とのコンビで、今回の舞台を3戦3勝して
おり相性抜群の鞍上と舞台という設定だ。
今年の春に引退する予定だった本馬だが、この【千直】適性を
見出され、嬉しい現役続行となった。
円熟期に入った本馬が、新潟の名物コースを疾走する姿に注目だ。

 

8枠 12番 アースソニック

本馬は2014年・2015年の本レース3着馬であり、2年連続で好走中の
クロフネ産駒である。
また、母父サクラユタカオープリンスリーギフト系の血を持ち
父か母父がプリンスリーギフト系という馬が4年連続で馬券に絡んで
いることにも注目だ。
本レース基本的には【リピーターレース】と言われており、馬券に
絡んだ実績がある馬には要注意したい。
さらに近4年の馬券内の2頭が【前走1200Mの重賞組】であり、本馬は
前走が函館スプリントS(G3))であった。
今回は得意の1000M戦にコースが替わり、前走の休み明けを叩いた
上積みも見込め、一変の警戒が必要な一頭と言えるだろう。

 

7枠 11番 アットウィル

目下8戦連続で掲示板を確保しており、大崩れのない魅力的な一頭。
なかなか勝ち切れないタイプではあるが、抜群の安定感が武器だ。
今回と同じ舞台で行われた、前走のバーデンバーデンC(OP)は
4着であったが、外目から早めに動く競馬で内容的には悪いもの
ではなかった。
もともとは、2歳時にクローバー賞(OP)を勝利しておりOP実績が
あった本馬。
今回はクラス慣れという点からも、馬券内に絡んでくる可能性が
期待できる一頭である。
また本馬も【前走福島芝1200M】からの臨戦過程であり、軽視は
できない存在であろう。

 

6枠 8番 フレイムヘイロー

今回と同じ舞台では2015年、韋駄天S(OP)で人気馬のネロを差し
切り、15番人気を覆して勝利を飾った。
それ以前の5勝も3、4、9、8、10番人気と人気薄で激走している
何とも意外性を秘めた一頭だ。
今回は再度の1000M戦と距離短縮を選択しており、よりスピードが
活かせる環境を追い求めた1戦といえるだろう。
また鞍上予定の木幡騎手は3月にデビューして以来、19勝を挙げて
いる期待のルーキー。
今回も人気薄が予想される為、いい意味で裏切って激走して欲しい
そんな期待をしている一頭である。

 

7枠 10番 ブライトチェリー

今回と同じ舞台で3勝を挙げており【千直】コース巧者である本馬。
本馬も本レース過去10年で7頭の勝ち馬が出ている牝馬であり、前走
の駿風ステークス(1600万下)で【千直】を3着と好走している。
【千直】では崩れることなく走れる安定感があり、夏場は得意な
タイプということから注目している。
2015年の邁進特別(1000万下)では、人気馬のプリンセスムーンや
エイシンテキサスを相手に、9番人気→勝利しており【千直】での
実力を示している。
今回も人気が落ちることが予想され、ここでは押さえていた方が良い
予感がする一頭だ。

 

 

函館2歳S(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

函館2歳S(GⅢ)枠順発表 函館競馬場 芝1200m 2016年7月24日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ネコワールド 2 54.0kg 吉田隼
2 フクノクオリア 2 54.0kg 横山和
2 3 ザベストエバー 2 54.0kg 石川
4 メローブリーズ 2 54.0kg 古川
3 5 タイムトリップ 2 54.0kg 丸山
6 モンドキャンノ 2 54.0kg 戸崎圭
4 7 ラッシュアウト 2 54.0kg 原田和
8 バリンジャー 2 54.0kg 浜中
5 9 バンドオンザラン 2 54.0kg 桑村真
10 ロイヤルメジャー 2 54.0kg 加藤
6 11 ピンクドッグウッド 2 54.0kg 宮崎光
12 レヴァンテライオン 2 54.0kg 三浦
7 13 ポッドジーニー 2 54.0kg 松岡
14 ドゥモワゼル 2 54.0kg 池添
8 15 ガーシュウィン 2 54.0kg 勝浦
16 ラーナアズーラ 2 54.0kg 柴山

 

函館2歳S(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 モンドキャンノ 1.9
2 バリンジャー 4.9
3 ドゥモワゼル 6.7
4 レヴァンテライオン 9.0
5 ロイヤルメジャー 12.8
6 ザベストエバー 17.3
7 ガーシュウィン 21.0
8 メローブリーズ 26.2
9 フクノクオリア 29.9
10 ネコワールド 29.9
11 ラーナアズーラ 68.9
12 タイムトリップ 70.6
13 ポッドジーニー 72.4
14 バンドオンザラン 74.6
15 ラッシュアウト 134.9
16 ピンクドッグウッド 217.3

 

函館2歳S(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

  

7枠 14番 ドゥモワゼル

新馬戦で10番人気を覆し、ハナを切ってレースを進め2着と
好走した本馬。
前走の未勝利戦では中団グループ後ろから進出し、そのまま
差す競馬で上がり最速での圧勝。
たった2戦だが異なる脚質で競馬ができた事は、大きな収穫と
なったであろう。
また本レースは圧倒的に牝馬が強いレースであり、過去10年
3着以内の30頭中、18頭が牝馬という結果だ。
さらに牝馬が馬券に絡まなかったのは、2014年だけという
データもあり、ここでは軽視できない存在となった。
本馬の父は2002年の高松宮記念(G1)の覇者、母もスプリンター
という血統であり、スピード能力は間違いなく高い。
前からも後ろからも結果を残していることは最大の魅力であり
今回も好走が期待される一頭だ。

 

5枠 10番 ロイヤルメジャー

前走の牝馬限定戦を逃げ切り勝ちした本馬。2着馬に2馬身半と
いう決定的な差をつけ、余裕の勝利であった。
スタートが非常に上手いのが特徴で、稍重の馬場を前半34秒で
逃げるスピードは魅力的だ。
本馬の父ダイワメジャーはリーディング上位のサンデー系種牡馬
であり、2015年の本レースでは産駒が2・3着と好走。
また厩舎は、2歳馬の育成に定評のある山内厩舎に所属しており
過去に本レース3勝を挙げている厩舎である。
ベテラン厩務員も過去の勝ち馬2頭を引き合いに出して「この
馬は完成度が高い、2歳馬にしてはしっかりしてる」とコメント。
抜群のスタートを活かし今回はどんなレースをするのか、快速
スピード牝馬に注目だ。

 

8枠 15番 ガーシュウィン

本レースで2年連続で好走している血統、サクラバクシンオー
母父に持つ本馬。
新馬戦はスローペースではあったが逃げ切りで勝利し、豊富な
スピードを感じさせた一頭だ。
また本レースでは【前走で2着馬をしっかりと離した馬】の好走
が見られ、本馬は前走で2着馬に4馬身の差をつけている。
しかも終い3ハロンでの伸びも見せ、鞍上の意向に沿って動く
従順さも見せている。
今回は距離延長となるが血統背景からも、むしろ好材料となる
ようで苦にせず対応できた時には怖い存在となりそうだ。

 

6枠 12番 レヴァンテライオン

新馬戦では直線進路が塞がれたなか、慌てずに外へ進路を変え
エンジンがかかってからは、抜群の伸びを見せて勝利した本馬。
本馬の反応の良さと、操縦性の高さを印象付けた1戦であった。
本馬は本レースの好走傾向である「関西馬」「キャリア1戦」
「前走が函館芝1200M」という3つの項目に該当しており、今回
注目している一頭となった。
また今回のメンバーは逃げ切りで勝ち上がってきた馬が目立つ
ので、控える競馬ができる本馬に注目している。
さらに、おとなしくて乗りやすい馬のようなので血統背景からも
将来性は十分であり、今後も注目したい一頭だ。

 

8枠 16番 ラーナアズーラ

本馬も先述のとおり、本レースで圧倒的に強い牝馬という
ことで注目している。
まだ気性面で幼さが見えるが、実戦でのアクションは大きく
渋太い印象のある一頭だ。
前走では内で窮屈な競馬になったものの、直線で外に持ち出し
進路を確保、差し切りで勝利しており強さを感じさせた。
走破時計は平凡であったが、直線で見せた末脚の鋭さには
底知れぬ魅力を感じることができる。
今回は相手強化とハイペースになった時の対応が鍵となるが
傾向のように牝馬が馬券に絡むことに期待したい1戦である。

 

7枠 13番 ポッドジーニー

新馬戦では大外から楽にハナを奪うと、自分のペースで走り
直線では追うことなく、2着以下に2馬身の差を付けて勝利
している本馬。
今回、連闘と言うことに不安も感じるが前走では余裕を感じる
走りを見せており、消耗は少ないのではと予想される。
前走の勝ちタイムは特に強調出来るタイムではないが「ゴール
前も余力があり、時計もまだ詰められる」と陣営のコメント。
鞍上の松岡騎手も「勝って連闘する」と気合い十分で、連闘馬
と侮ることはできない注目の一頭である。

中京記念(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

中京記念(GⅢ)枠順発表 中京競馬場 芝1600m 2016年7月24日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 カオスモス 6 56.0kg 松若風馬
2 ワキノブレイブ 6 56.0kg D.ホワイト
2 3 スマートオリオン 6 57.5kg 武 幸四郎
4 マイネルアウラート 5 56.0kg 松山弘平
3 5 タガノエトワール 5 53.0kg 酒井 学
6 トウショウドラフタ 3 54.0kg 田辺裕信
4 7 ピークトラム 5 56.0kg 小牧太
8 ダッシングブレイズ 4 56.0kg C・ルメール
5 9 カレンケカリーナ 6 53.0kg 鮫島克駿
10 アルマディヴァン 6 53.0kg 幸 英明
6 11 ダノンリバティ 4 56.0kg 武豊
12 ケントオー 4 56.0kg 和田竜二
7 13 ガリバルディ 5 55.0kg 福永祐一
14 ダンスアミーガ 5 53.0kg M.デュプレシス
8 15 タガノエスプレッソ 4 55.0kg M・デムーロ
16 ダローネガ 7 55.0kg 藤岡康太

 

中京記念(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ダッシングブレイズ 3.2
2 トウショウドラフタ 5.5
3 ダノンリバティ 7.1
4 タガノエスプレッソ 7.3
5 ピークトラム 7.6
6 ケントオー 8.2
7 ガリバルディ 11.3
8 マイネルアウラート 14.2
9 スマートオリオン 19.8
10 アルマディヴァン 29.0
11 ダローネガ 39.6
12 タガノエトワール 46.4
13 カレンケカリーナ 78.4
14 ダンスアミーガ 78.9
15 カオスモス 87.3
16 ワキノブレイブ 131.1

 

中京記念(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

 

8枠 15番 タガノエスプレッソ

前走の豊明S(1600万下)で今回と同じ舞台を逃げ切りで
勝利した本馬。
今回のメンバーに目立った先行馬がいないので、展開的
にも注目したい一頭である。
2014年にはデイリー杯2歳S(G2)を勝利。2015年には弥生賞
(G2)で3着と実績はあるものの、近走は案外の成績が続いて
いた。
しかし本馬は母父キングカメハメハ、母母父がトニービン
いう今回の舞台の好走血統であることに注目したい。
本レース過去4年でトニービンの血を持つ馬、2頭が2回馬券に
絡んでいる好相性の血統だ。
2015年の本レースは例年よりも軽めの馬場や展開の中、やはり
勝ち馬にはトニービンの血(スマートオリオン)があった。
荒れに荒れる本レース、ここは素直に血統面から好走に期待
したい一頭だ。

 

6枠 11番 ダノンリバティ

本馬も好走血統のキングカメハメハ産駒であり、2015年には
ダートを使われ1勝、2着2回をマークしている。
2016年に入ると再び芝へ転向、前々走の六甲S(OP)を勝利した
が前走のマイラーズC(G2)では12着に終わっている。
しかしマイラーズC(G2)は内が有利な馬場の中、外を回して
負けており苦しい展開であった。
そのマイラーズC(G2)で外を回して負けた馬には、フィエロ
(安田記念3着)、アルバートドック(七夕賞1着)など後に活躍
している馬がいることから、本馬にも注目している。
また本レース過去4年の【前走クラス別成績】を見ると、前走
がOPまたはG2以上の馬が好走しており、前走G2の本馬は該当
している。
さらに過去4年の【ハンデ別成績】に56~57kgのハンデの馬が
強いとあり、今回56Kgということにも注目している一頭だ。

 

5枠 10番 アルマディヴァン

2015年の本レースで13番人気→2番と好走。大きな穴を開けて
くれたことから注目している一頭だ。
本レースの好走傾向にリピーター(馬券に絡んだ実績がある)が
多く、また過去4年で2012年と2015年に牝馬が馬券に絡んでいる
ことにも注目したい。
本馬は左回りでの経験も多く、戦績を見るとマイルがベストの
ように思われる。
特に今回の舞台とは相性が良いようで6戦1勝、2着2回、3着1回
という実績がある。
また本レースの気になる傾向として、近走の成績が不振でも
【重賞実績や中京コースでの好走】がある馬には要注意とあり
この傾向に本馬が該当していることにも注目だ。

 

5枠 9番 カレンケカリーナ

本馬は左回りコースを得意としており、ベストな距離は1600~
1800Mと今回の舞台に向いていることから注目している。
実際に今回の舞台、中京コースでも2勝2着2回をマークしており
好走が期待される一頭である。
また夏場は得意なようで、暑い時期に好走している点は魅力的。
今回は3ヶ月ぶりのレースだが、これまでも休み明けで好走して
おり問題はないであろう。
本馬も父方に好走血統のトニービンの血を持っており、母方には
欧州血統を持っている。
本レース過去4年で、ほとんどの好走馬が母方に欧州血統をもって
いるという特徴が見られ、この配合は要注目したい血統背景だ。

 

8枠 16番 ダローネガ

2015年の本レース3着馬であり、2014年からは一貫して1600M戦
で使われていることから、注目の一頭となった本馬。
2015年の本レースを最後に、その後一度も馬券に絡んでいないが
大敗というのもあまりなく(12着が1回)、相手なりに走れる
タイプのように思われる。
また先述のとおり、過去4年の本レースではリピーターの活躍が
多く、2012年1着のフラガラッハ ⇒ 2013年1着もフラガラッハ
2013年2着のミッキードリーム ⇒ 2014年2着もミッキードリーム
という結果となっている。
この傾向からもここを狙ってのローテーションだと思われ、今回
も好走に期待したい一頭である。
近年の中京コースは差しが決まりやすい傾向にあるようで、去年の
ように、直線で外からの差しが決まる展開となれば怖い存在となる
であろう。

 

4枠 7番 ピークトラム

本馬の魅力は相手なりに、前からでも後ろからでもポジションを
自在に操れるレースセンスである。
特に近3戦は鞍上小牧騎手とのコンビで、人気以上に好走しており
本格化が漂う一頭である。
スタミナ色の濃いチチカステナンゴ産駒であり、スタミナが要求
させる本コースの今の状態なら、上位台頭も期待されるのでは。
地味な印象の本馬だが、マイル戦は得意であり左回りにも問題は
ないと言えるだろう。
堅実さも持っており、混戦になればなるほど自在の脚質を武器に
動いてくれるようだ。
今年3月に開業した橋口厩舎に転厩後、一変した走りを見せている
本馬の活躍に期待したい1戦である。

函館記念(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

函館記念(GⅢ)枠順発表 函館競馬場 芝2000m 2016年7月17日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 マデイラ 7 52.0kg 古川吉洋
2 トーセンレーヴ 8 57.5kg D.ホワイト
2 3 レッドレイヴン 6 57.0kg 池添謙一
4 バイガエシ 4 54.0kg 藤岡祐介
3 5 マテンロウボス 5 55.0kg 四位洋文
6 マイネルミラノ 6 56.0kg 丹内 祐次
4 7 マイネルフロスト 5 57.0kg 松岡正海
8 ケイティープライド 6 52.0kg 浜中俊
5 9 ホッコーブレーヴ 8 56.0kg 丸田恭介
10 ツクバアズマオー 5 55.0kg 吉田豊
6 11 フェイマスエンド 5 54.0kg 三浦皇成
12 ネオリアリズム 5 55.0kg K・ティータン
7 13 オツウ 6 52.0kg 北村友一
14 トゥインクル 5 56.0kg 勝浦正樹
8 15 ダービーフィズ 6 57.0kg 岩田康誠
16 ファントムライト 7 55.0kg 内田博幸

 

 

 

函館記念(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 レッドレイヴン 4.2
2 バイガエシ 4.9
3 マイネルミラノ 5.4
4 ファントムライト 8.2
5 ダービーフィズ 8.7
6 マイネルフロスト 11.6
7 ネオリアリズム 13.1
8 マテンロウボス 15.6
9 トゥインクル 16.5
10 ツクバアズマオー 16.5
11 トーセンレーヴ 17.1
12 フェイマスエンド 40.2
13 ケイティープライド 54.2
14 オツウ 59.7
15 ホッコーブレーヴ 62.5
16 マデイラ 168.3

 

函館記念(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

6枠 12番 ネオリアリズム

前走の小倉大賞典(G3)では、内を通った馬たちが上位となる中
外を回っての3着と大健闘の本馬。
今回と同じ距離の2000Mで7戦を使われ3勝、2着1回をマーク。
洋芝(札幌コース)でも2勝を挙げ、適性の高いことから注目
している一頭だ。
本馬はネオユニヴァース産駒であるが、競馬場別の産駒成績を
見ると、函館競馬場阪神競馬場での勝率&複勝率が高いこと
にも注目している。
さらにネオユニヴァース産駒は、重賞は休み明け(前走との間隔
10週以上)に好走するようで、約5ヶ月ぶりのレースとなる今回
メンバー的に見ても、上位への食い込みが期待される。
まだ5歳なので伸びしろは十分に期待でき、ベスト条件となる
今回は軽視できない存在であろう。

 

8枠 16番 ファントムライト

本馬の最大の強調材料は、今回と同じ2000M戦の安定感である。
その9戦が1勝、2着4回、3着4回と全て馬券に絡む【複勝率100%】
であり注目している一頭だ。
前走の天皇賞(春・G1)は、初の長距離戦&相手強化で14着と
崩れてしまったが、度外視してよいレースだろう。
前々走の中日新聞杯(G3)では2着と、ハンデ重賞で好走しており
ベストな距離に戻るここでは侮れない存在だ。
今回の舞台は初めてとなるが、小回りでも好走できており
これまでも渋った馬場や荒れた馬場でも、苦にすることなく
結果を出してきており初舞台でも心配はなさそうだ。
また本レースは、7歳以上の馬の活躍が期待されるレースであり
今年で7歳となったが年齢の割にキャリアは浅く、まだまだ元気
な本馬に期待したい1戦である。

 

5枠 10番 ツクバアズマオー

力の要る洋芝コースで強い、ステイゴールド産駒の本馬。
ステイゴールド産駒は今回の舞台での勝率が高く、また
牡馬の場合は3歳の後半から5歳頃までに、絶頂期を迎える
馬が多いというデータもある。
本馬は5歳馬であり、洋芝での戦績がここまで9戦を2勝
2着2回、3着2回(4着3回)という高い適性である。
さらに毎年夏場は北海道遠征をしており、ここでの大崩れ
が考えにくい一頭となった。
また本レースは、前走が巴賞(OP)で【負けた馬】が好走
する傾向にあるようで、本馬は巴賞(OP)で3着となって
いることにも注目している。
さらに今回の舞台とは好相性で、2000M戦を勝ち切れては
いないが安定感は抜群で、かなり要注意な一頭だと感じる。
後半のスピード持続力は間違いなく、展開にロスがなければ
ここでの好走が期待できる一頭だ。

 

2枠 4番 バイガエシ

本馬の父であるジャングルポケットはグレイソヴリンの血を
持ち、本レースで馬券になっている相性の良い血統。
2015年はグレイソヴリンの血を持つ馬が、1・2着であった。
本馬も洋芝適性が高く4戦で2勝、2着1回(6着1回)の実績。
前走の洞爺湖特別(1000万下)では、今回と同じ舞台で5馬身差
の完勝をしており、今回は格上挑戦となるが十分に戦える力を
感じさせる一頭である。
また2015年の神戸新聞杯(G2)では4着となっており、まだまだ
力を秘めている感もある。
本レース過去5年で4歳以下の馬が8頭出走して、4頭馬券に絡んで
いるが今回のメンバー唯一の4歳馬が本馬だ。
その若さと勢いで、どこまでやれるのか注目したい1戦である。

 

3枠 5番 マテンロウボス

本馬も前走は巴賞(OP)組であり結果は2着。本レースで好走
傾向の前走巴賞で【負けた馬】であり注目の一頭となった。
また巴賞のときに「狙いは次(本レース)」と、陣営は今回を
メイチの勝負としていたようで、叩き台ながら2着となったこと
は、本馬の状態の良さを表していると感じている。
さらに過去の優勝馬5頭は、いずれも近2走で3着以内に入った
ことのある馬であり、本馬はこのことにも該当している。
近走を見ても大きく崩れることなく走れており、上り33秒台で
走れる脚を持っていることは魅力的だ。
今回は距離延長もプラス材料になり、メンバー屈指の決め手が
活かせる展開となった時は、怖い存在となるであろう。

 

8枠 15番 ダービーフィズ

2015年の本レース覇者であり、次走の札幌記念(G2)でも3着と
洋芝はこの2戦のみだが、かなり適性は高い本馬。
その後は勝ち星から遠ざかっているが、陣営もここを狙い撃ち
してきたと思われ、注目している一頭だ。
また本レースは【リピーターには要注意】のレースであり
2005年から2007年にかけて3連覇を達成したエリモハリアー
2009年と2011年には、マヤノライジンが2着で馬券に絡むなど
リピーターを侮れない1戦となっている。
やはり近走不振が気になるところだが、適性的にマッチして
いないレースが多かったように思われ、今回は相手関係も楽に
なりハンデも57kgで収まったことはありがたい。
また【北海道シリーズ】で良さが出ているように、ここで挽回
する余地も十分あるだろう。
今回はチークピーシズを装置し、課題である集中力を高める
とのこと。そして復活の勝利となるか注目したい。

 

7枠 14番 トゥインクル

2015年の夏は函館&札幌の洋芝コースで3戦し、条件戦ながら
2勝2着1回と、洋芝適性の高さを証明した本馬。
前々走のダイヤモンドS(G3)を雨天で稍重の馬場で圧勝している
ように、力の要る馬場は得意なようだ。
本馬もステイゴールド産駒であり、先述のとおり今回の舞台とは
好相性の血統である。
しかし、ここまでの全5勝を芝2400M以上の戦いで挙げてきた
ステイヤータイプなので、今回は2000M戦への対応が鍵となる。
ただ距離短縮を不安に思い、人気が薄くなるようなら馬券的に
妙味がありそうな一頭だ。
今回も鞍上は函館リーディングで好調を維持している勝浦騎手
であり、本馬にとって【忙しい距離】をどうこなすのか注目
したい1戦だ。

 

 

プロキオンS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

プロキオンS(GⅢ)枠順発表 中京競馬場 ダート1400m 2016年7月10日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ワンダーコロアール 7 56.0kg 福永祐一
2 2 カフジテイク 4 56.0kg 幸 英明
3 グレープブランデー 8 58.0kg 和田竜二
3 4 ブライトライン 7 56.0kg 石橋修
5 クラリティスカイ 4 58.0kg C・ルメール
4 6 ムスカテール 8 57.0kg 藤岡康太
7 ワイドバッハ 7 56.0kg 武豊
5 8 ダノングッド 4 56.0kg 丸田恭介
9 キングズガード 5 56.0kg 川田将雅
6 10 ニシケンモノノフ 5 56.0kg 岩田康誠
11 マルカフリート 10 56.0kg 秋山真一郎
7 12 ポメグラネイト 5 56.0kg 松山弘平
13 タガノトネール 6 セン 57.0kg 松若風馬
8 14 ノボバカラ 4 57.0kg M・デムーロ
15 キクノストーム 7 57.0kg 国分恭介

 

プロキオンS(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ノボバカラ 2.7
2 キングズガード 3.9
3 ニシケンモノノフ 5.1
4 タガノトネール 8.4
5 ブライトライン 9.9
6 ワイドバッハ 14.4
7 グレープブランデー 15.2
8 クラリティスカイ 17.2
9 カフジテイク 22.0
10 ダノングッド 32.2
11 ポメグラネイト 81.8
12 キクノストーム 100.4
13 ワンダーコロアール 106.9
14 マルカフリート 109.1
15 ムスカテール 249.7

 

プロキオンS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

3枠 4番 ブライトライン

2013年にみやこS(G3)を勝利し、ジャパンカップダート(G1)
でも4着となった実力馬。
もともとは芝で使われていた転向組であり、ダート初戦の
京葉S(OP)では、これまでの追い込み競馬から先行する競馬
へと脚質を変え3着と大健闘。ダート適性の高さを証明した
1戦であった。
その後ダート路線で活躍するが、2015年ケガで長期休養を余儀
なくされ2016年に復帰。初戦となった3走前のポラリスSで3着と
なり、復調の気配を漂わせた。
そして前走のオアシスS(OP)では、斤量58Kgながら直線では鋭く
伸びて勝利を飾り実力馬の存在を示した。
今回の舞台は初めてだが、左回り(東京コース)では2勝して
おり、クセがなくペースなりの位置で走れる注目の一頭である。

 

7枠 13番 タガノトネール

2015年の本レースで4着となった本馬。レベルの高いメンバーの
中で健闘した結果である。
今年は根岸S(G3)4着→フェブラリーS(G1)6着→かきつばた記念
(G3) 4着と善戦どまりとなっている。
前走のかきつばた記念(G3) の敗因は、フェブラリーS(G1)後の
休み明けということが考えられるが、これまでは強い相手との
レースでも、しっかり持ち味を出してきたタイプである。
特に夏場は調子も良く、スムーズに先行できた時には怖い存在
となるであろう。
また母父がキングカメハメハであり、本レース好走血統のキング
マンボ系の血を持つことにも注目だ。
今回のメンバーを見る限り、2015年と比べるとレベルが落ちて
いる感があり、チャンスは充分ありそうな一頭だ。

 

6枠 10番 ニシケンモノノフ

2011年3月11日・東日本大震災の当日に生まれた本馬。
1400Mの適性が高く、ダート1400M戦の連対率は61%という驚異の
数字を持つ、注目の一頭だ。
また今年に入ってからの3戦で2勝、2着1回と安定した走りっぷり。
さらに2戦連続で、上がり最速をマークしているところを見ると
着実に力をつけてきている印象である。
本レースの好走傾向を見ると、東京・ダート1400Mで実績のある
馬や前走がOP特別組、近2走以内に連対している馬などが見られ
本馬は東京・ダート1400Mで2着&前走OP組&近2走連対であり
好走傾向にピッタリだ。
今回の舞台は初めてとなり、相手強化や左回りコースの実績がない
ことなど不安材料もあるが、力をつけてきたこの夏は侮れない。

 

1枠 1番 ワンダーコロアール

前走アハルテケS(OP)では内枠を活かして、スタート後にハナへ
その後は粘り切って7番人気→3着と好走。
勝ち馬とは0.1秒差であり、斤量が1Kg重かったことを考慮すれば
健闘した結果であろう。
本レースでは前に行った馬が馬券に絡むことが多く、また近2走
以内に逃げや、先行経験がある馬が好走傾向にあるようだ。
本馬は近2走、逃げと先行の競馬で掲示板入りをしており好走傾向
に該当していることから注目している一頭だ。
さらに今回の舞台と似ている東京コースは割と得意であり、大きく
崩れることなく走れている。
同じ左回りで直線の坂の地点も近い東京コースが得意なら、これが
今回、噛み合う要素になるのではと期待している。

 

3枠 5番 クラリティスカイ

2015年のNHKマイルC(G1)で、芝のマイルを制した本馬が今回
初ダートに挑むこととなり注目している。
初のダート戦で、走ってみないことには何とも言えない部分も
あるのだが、血統面はダートをこなしても何ら不思議はない
血統背景だ。
父がクロフネ、母父がスペシャルウィークという血統背景を
見ると「もしかしたら」と期待させる一頭である。
クロフネは、2001年のNHKマイルC(G1)を制した秋にダート
へ転向し、武蔵野S(G3)を勝利→ジャパンカップダート(G1)
では圧勝。同年のJRA賞最優秀ダートホースにも輝いている。
陣営もこの段階でダートに矛先を向けたのには勝算あっての
ことであろうし、ここでめどが立てば今後の選択肢も増える
ことになる1戦だ。
今回、前々で走ることができ砂を被らずにレースを運ぶことが
できたら面白い存在となるであろう。

 

2枠 3番 グレープブランデー

2013年のフェブラリーS(G1)の覇者であるが、その後は勝ち星
から遠ざかっている本馬。
しかし近走はダート1200~1400Mでの好走も見られるようになり
復調の兆しが感じられる一頭だ。
また2015年8月のエルムS(G3)2着をはじめ、ここまで7・8月の
好走実績もあるので夏場は強い方だと思われる。
前走の東京スプリント(G3)では、1200M戦で2着に好走しており
8歳となった現在もまだまだ健在である。
今回のメンバーに入っても、スピードはひけを取らないと思われ
好位からしっかりと反応できるので、1200M→1400Mにも問題なく
対応できそうで、ここでは軽視できない存在となった。

 

 

七夕賞(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

七夕賞(GⅢ)枠順発表 福島競馬場 芝2000m 2016年7月10日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 マイネルラクリマ 8 57.5kg 柴田大知
2 クリールカイザー 7 57.0kg 田辺裕信
2 3 メイショウナルト 8 セン 56.0kg 津村明秀
4 ダコール 8 58.0kg 小牧太
3 5 マーティンボロ 7 57.0kg 鮫島克駿
6 マジェスティハーツ 6 56.0kg 横山典弘
4 7 ヤマニンボワラクテ 5 セン 55.0kg 藤懸貴志
8 アルバートドック 4 57.0kg 戸崎圭太
5 9 バーディーイーグル 6 54.0kg 吉田豊
10 ルミナスウォリアー 5 55.0kg 柴山雄一
6 11 メイショウカンパク 9 51.0kg 江田照男
12 オリオンザジャパン 6 セン 53.0kg 内田博幸
7 13 ウインリバティ 5 52.0kg 石川裕紀人
14 ステラウインド 7 56.0kg 蛯名正義
8 15 ナカヤマナイト 8 57.0kg 柴田善臣
16 シャイニープリンス 6 56.5kg 北村友一

 

七夕賞(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 アルバートドック 4.2
2 ヤマニンボワラクテ 4.8
3 シャイニープリンス 5.3
4 ダコール 6.5
5 ルミナスウォリアー 6.7
6 マジェスティハーツ 12.5
7 バーディーイーグル 15.2
8 マイネルラクリマ 15.7
9 メイショウナルト 22.2
10 ステラウインド 26.4
11 ウインリバティ 29.1
12 マーティンボロ 32.4
13 クリールカイザー 35.0
14 オリオンザジャパン 72.8
15 ナカヤマナイト 74.9
16 メイショウカンパク 164.2

 

七夕賞(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

3枠 5番 マーティンボロ

2016年の3戦はマイル路線で戦ってきたが、スピード適性が
なかったこともあり案外の成績の本馬。
しかし2014年の活躍には目覚ましいものがあり、6戦で3勝
2着1回、3着1回をマーク。1800Mで1戦、2000Mで5戦を使われ
た結果であり、本来なら2000M辺りがベストだと思う一頭だ。
本レースでは前走1600M組との相性が良く、また前走との
間隔が10週以上開いてる馬の好走が見られるようである。
本馬は前走1600Mからの距離延長、しかもベストな距離で
あり、前走の読売マイラーズ(G2)から10週以上の間隔で
挑んできたことに注目している。
さらに本レース、大波乱濃厚と言われる名物レースであり
「こういう馬が忘れた時にやってくる」そんな1戦である
ことにも期待している。

 

2枠 4番 ダコール

本レースに過去2度挑戦しており2013年に5着、2014年は
4着と健闘している本馬。
また同じ舞台の福島記念(G3)で3着、福島民放杯(OP)
でも2着と好走していることに注目だ。
今年は前々走の小倉大賞典(G3)で2着、前走の新潟大賞典
(G3)は4着と、G1以外では大崩れしない走りをみせており
コンスタントな成績が魅力的な一頭だ。
後半のスピード持続力は今回のメンバー中でも上位であり
追い込み脚質だが、小回りへの適性も高くどのコースでも
対応できる、頼もしい古豪である。
ほとんどのレースで賞金を獲得して帰ってくる、何とも
馬主孝行な馬であり、ここでも強く推すかは別として外せ
ない一頭である。

 

4枠 7番 ヤマニンボワラクテ

今年はアメリカジョッキーC(G2) 5着→中日新聞杯(G3)
4着→福島民報杯(OP)3着と勝利には届かずの本馬。
前走の天皇賞(春・G1)では、相手関係が強すぎたことや
一気に1200Mの距離延長に対応できず、17着と大敗した。
しかし2000M戦で3勝、2200M戦で1勝と中距離での実績があり
ベストな距離に戻る今回は期待したい一頭だ。
また福島・芝コースでの4戦が2勝2着1回、3着1回の実績で
あり適性は高く、単純に福島実績を評価したいところだ。
馬名の【ボワラクテ】は、フランス語で天の川、銀河という
意味であり【七夕賞】と【天の川】何かを期待させる馬名だ。

 

2枠 3番 メイショウナルト

2013年8月に小倉記念(G3)、2014年7月には本レースを優勝と
夏場のレースに強い印象の本馬。
ここまで全6勝を挙げているが、うち4勝が小回りコースであり
今回のコース適性も問題はないであろう。
今回は恐らく本馬がハナを切ると予想されるが、先に行く馬が
いれば、2番手で控える競馬も出来るのは強みだ。
また、本レースではニジンスキーの血を持つ馬が好走しており
2013年に7番人気→2着のトレイルブレイザー&14番人気→3着の
タガノエルシコ、2014年は5番人気→1着の本馬、2015年には
16番人気→3着のマデイラがいる。
先述のとおり【毎年荒れ放題】のレースであり、ニジンスキー
の血を持つ馬が穴をあけていることに注目だ。

 

3枠 6番 マジェスティハーツ

前走は本レースと好相性の鳴尾記念(G3)で5着と掲示板を確保。
2015年の鳴尾記念(G3)で2着→関屋記念(G3)でも2着と好走が
続いた後、ダートで1度使われるなどしたが案外の成績の本馬。
しかし前走の鳴尾記念では、粘って5着に食い込みレース内容も
良く、そろそろ巻き返しに期待したい一頭だ。
また本レース過去10年の3着以内馬、28頭のうち23頭は5,6歳馬
であり、前走はG3組とOP特別組が活躍する傾向にあるようだ。
さらに【関西馬】は単勝複勝回収率ともに100%を超えている
とのデータもあり、6歳馬&前走G3組&関西馬栗東)の本馬を
軽視できない1戦となった。

 

 

5枠 9番 バーディーイーグル

デビューから26戦をダートで使われてきた本馬だが、6歳の春に
芝へ転戦した後、才能が開花した本馬。
芝の3戦を4着→3着→1着と絶好調、上昇気流にのっている。
まだ底を見せていない強みがあり、上り馬ということから注目
している一頭だ。
本馬の芝路線での再生劇は、馬自身が確実に変わったことを
示しており、以前は弱かったヒザや球節がしっかりして動くよう
になったと、陣営も仕上がりに満足の様子だ。
不安材料は小回りコースの対応と、馬場状態が悪くなった時に
どうかということだが、本馬も好走血統のニジンスキーを母方に
持っており、勢いがある今なら重賞初挑戦・初制覇も夢じゃない。

ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

ラジオNIKKEI賞(GⅢ)枠順発表 福島競馬場 芝1800m 2016年7月3日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ゼーヴィント 3 54.0kg 戸崎圭太
2 キングハート 3 52.0kg 嘉藤貴行
2 3 アップクォーク 3 53.0kg 柴山雄一
4 ジョルジュサンク 3 56.0kg 田辺裕信
3 5 ストーミーシー 3 56.0kg 江田照男
6 ダイワドレッサー 3 53.0kg 石川裕紀人
4 7 ミライヘノツバサ 3 53.0kg 内田博幸
8 トモトモリバー 3 50.0kg 丸田恭介
5 9 カープストリーマー 3 53.0kg 中谷雄太
10 ナイトオブナイツ 3 54.0kg 松山弘平
6 11 ミエノドリーマー 3 53.0kg 蛯名正義
12 ロードヴァンドール 3 53.0kg 四位洋文
7 13 ピックミータッチ 3 53.0kg 杉原誠人
14 カネノイロ 3 52.0kg 田中勝春
8 15 アーバンキッド 3 56.0kg 福永祐一
16 ブラックスピネル 3 57.0kg 武豊

 

ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ブラックスピネル 2.4
2 ゼーヴィント 5.1
3 アーバンキッド 5.3
4 ジョルジュサンク 6.8
5 ミライヘノツバサ 10.6
6 ロードヴァンドール 11.2
7 ストーミーシー 13.7
8 アップクォーク 21.7
9 ダイワドレッサー 27.4
10 ナイトオブナイツ 48.8
11 ピックミータッチ 65.0
12 ミエノドリーマー 114.3
13 トモトモリバー 120.5
14 カープストリーマー 126.3
15 カネノイロ 179.0
16 キングハート 346.3

 

ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

1枠 1番 ゼーヴィント

本レース過去5年で3勝を挙げているディープインパクト産駒
であり、母は2004年のスプリンターズSで5着など短距離で
7勝を挙げた、シルキーラグーンである本馬。
父譲りの瞬発力に、母のスピード能力を併せ持つ一頭だ。
前走のプリンシパルS(OP)は3着となったが、2016年初戦から
ここまで4戦連続で上がり最速をマーク。
また今回と同じ右回りコース(中山)で2勝、同じ距離の1800M
でも1勝しており、初舞台の福島でも問題はなさそうだ。
ある程度の器用さも持っており、後半のスピードは間違いなく
末脚勝負になった時は怖い存在であろう。
重賞初挑戦となるが伸びしろがあり、今回のメンバーにも
引けを取らないだけのポテンシャルを秘めている魅力的な
一頭といえるだろう。

 

2枠 3番 アップクォーク

前走は新潟1800Mの早苗賞(500万下)を勝利し、参戦して
きた本馬。3ヶ月の休養を挟み叩き2戦目となる今回、状態は
より上がってくると思われ注目している。
休養後は馬体が逞しくなり、右肩上がりの成長曲線を感じ
させる期待の一頭だ。
また本馬はデビューから4戦すべてを一貫して、1800M戦で
使われ2勝、2着1回(4着1回)をマーク。
今回と同じ右回りコースも中山で経験しており、2着と好走
していることからも適性は問題ないであろう。
本レースで注目したい点に、2007年のロックドゥカンブ
2011年のフレールジャックなどが、本レースに2戦2勝で挑み
好走していることだ。
本馬も近2走を2戦2勝であり、ここでは侮れない存在となった。

 

7枠 13番 ピックミータッチ

本馬の父ゼンノロブロイが2015年の福島牝馬S(G3)9番人気→
2着馬のリラヴァティや、2016年の福島牝馬S(G3)1番人気→
2着馬のシャルールという、今回と同じ舞台で好走した馬を
輩出していることから注目している一頭だ。
また叔母のシンコウラブリイも、今回と同じ舞台で1992年の
ラジオたんぱ賞(G3)を勝利しており興味深く、福島の重賞で
活躍している血統という印象から、軽視できない存在となった。
本馬にとって初の福島コースとなるが、2015年12月の未勝利で
中山の小回りを経験し、2着に好走している。
さらに前走では、東京コースでの速い上がりにすんなりと対応
するなど、将来性は十分で今後の活躍が楽しみな一頭である。

 

5枠 10番 ナイトオブナイツ

ここまでの9戦すべて、今回と同じ右回りコースで使われ2勝を
マーク。戦績を見ると大きな崩れがなく、不器用さを感じさせ
ないタイプである。
前走のあやめ賞(500万下)で1800Mを勝利し、2勝目をマーク。
終い33.4秒の末脚で差し切っており、距離適性は問題なさそうだ。
また、あやめ賞では京都・1800Mのスピード勝負に対応できており
ペースが落ちない流れは合いそうな一頭だ。
さらに本レース過去10年の好走馬の斤量を見ると、斤量54~55Kg
の馬が多く好走しており、54Kgの本馬はこのデータに該当。
1800Mという距離は「テンに焦らず運べる」と鞍上の松山騎手
もコメントしており、ためることができた時の末脚に期待だ。

 

6枠 12番 ロードヴァンドール

前走のメルボルンT(500万下)を快勝しての挑戦で、今回の
メンバー的には単騎逃げも予想される本馬。
ここまでの6戦すべてでハナを切っており、今回も要注意の
存在であろう。
また本馬は逃げてからの直線でも、ひと伸び出来るタイプ
であり、ここまで掲示板を外していない堅実さが魅力的だ。
前走で2勝目を挙げたばかりだが、ここでの大崩れは考え
にくい注目の一頭だ。
本馬はスタートと二の脚、共に悪くないのでマイペースに
恵まれる展開となれば残れる可能性もある。
デビュー以来ハナを譲ったことがない本馬が、今回は
人気馬達とどう勝負していくのかが楽しみな1戦である。

 

2枠 4番 ジョルジュサンク


前々走の皐月賞でG1に初挑戦したが、ハイペースに巻き込まれて
結果は16着と大敗した本馬。
しかし、その皐月賞を除けばここまで掲示板を外すことはなく
堅実なタイプであることから注目している。
本馬の武器は先行力であるが、重賞初挑戦だった京都2歳S(G3)
では、それまでとは違う脚質で4着に好走。
3ハロン33.7秒(推定)の末脚を見せ、瞬発力も兼ね備えている
ことを示している。
先行力と瞬発力を持ち、機動力があるので小回りの福島コースは
向きそうな予感だ。
また前走の外回りコース(京都)から、今回は内回りコースに
変わることもプラスになると思われ、ここでの好走に期待したい
一頭となった。

CBC賞(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

CBC賞(GⅢ)枠順発表 中京競馬場 芝1200m 2016年7月3日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ジョディーズロマン 6 48.0kg 酒井 学
2 2 エイシンブルズアイ 5 57.0kg 石橋修
3 3 スノードラゴン 8 58.5.kg 大野拓弥
4 4 メイショウライナー 6 54.0kg 秋山真一郎
5 ベルカント 5 55.5.kg 藤岡康太
5 6 ラインスピリット 5 55.0kg 森一馬
7 ラヴァーズポイント 6 50.0kg 松若風馬
6 8 ワキノブレイブ 6 56.0kg 浜中俊
9 サドンストーム 7 56.0kg C・ルメール
7 10 シンデレラボーイ 6 54.0kg 川田将雅
11 レッドファルクス 5 56.0kg M・デムーロ
8 12 ベルルミエール 5 53.0kg 太宰啓介
13 サクラアドニス 8 53.0kg 和田竜二

 

CBC賞(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 エイシンブルズアイ 2.4
2 ベルカント 4.1
3 スノードラゴン 4.6
4 サドンストーム 8.0
5 レッドファルクス 9.0
6 ワキノブレイブ 15.8
7 シンデレラボーイ 15.9
8 ベルルミエール 24.7
9 ラヴァーズポイント 31.0
10 ラインスピリット 44.6
11 メイショウライナー 61.3
12 サクラアドニス 191.1
13 ジョディーズロマン 338.9

 

CBC賞(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 5番 ベルカント

2015年のサマースプリントシリーズを制した女王であり
牝馬では実績NO1といえる注目の一頭。
暑い時期こそ体調が良い本馬は、これまで7月~9月初旬の
成績が6戦3勝。気温が上がれば上がるほど調子も上がる
夏馬である。
また本馬はサクラバクシンオー産駒だが、本コースで
最も実績を残している産駒である。
さらに本レース過去4年で【斤量55.5kg以上の牝馬】が
5頭出走して、5頭も馬券になっているので外すことは
できない一頭となった。
唯一の不安材料といえば、海外遠征明けということだが
本レースでは2014年トーホウアマポーラ→2015年ウリウリ
と2年続けて牝馬が勝っており、ここでは軽視できない
存在であろう。

 

3枠 3番 スノードラゴン

長期休養明けで挑んだ2015年のオーシャンS(G3)では
年齢的な衰えを感じさせない伸びを見せて3着と好走。
8歳となった本馬が、G1馬の実力を見せた1戦であった。
本馬の父アドマイヤコジーンは引退まで息の長い活躍を
した名馬であることから、父譲りの血統を感じる一頭だ。
そのアドマイヤコジーン産駒には、2012年・2013年と
本レースを連覇したマジンプロスパーがいる。
また本レースの傾向に、斤量が重い馬の好走が見られ
前述のマジンプロスパーや2012年3着のダッシャーゴーゴー
2013年2着のハクサンムーンなど、実力馬が重い斤量を
背負って好走していることに注目だ。
本レース過去4年のデータにも【斤量57.5kg以上の牡馬】
に注意とあり、5頭出走して5頭が馬券になっており
本馬がここで好走しても不思議ではない1戦だ。

 

7枠 11番 レッドファルクス

本馬はダートも芝も走れる兼用タイプであり、前走は
欅S(OP)でダート1400M戦を勝利している。
今回の舞台の中京・芝コースでは、2015年にトリトンS
(1600万下)で同じ距離の1200Mを勝利。
3歳未勝利でも1400Mを勝利しており、2戦2勝と高い適性
であることに注目している。
また叔母に、1998年JRA賞最優秀2歳牝馬のスティンガー
がいる血統であり、主にダートを使われてきた馬だが芝
での好走も期待できる一頭だ。
陣営は来年の高松宮記念(本レースと同じ舞台)を見据
えており、上々の仕上がりで挑んできている。
今回は芝の重賞初挑戦となるが、パワーがありここに
きての上昇度からも侮れない存在であろう。

 

8枠 12番 ベルルミエール

2015年の本レースでは混戦だった2着争いに加わっており
結果は僅差の4着となった本馬。
前述のように本レースでは2年続けて牝馬が勝利しており
先週の宝塚記念(G1)も強豪牡馬を相手に、マリアライト
制覇するなど“夏は牝馬”と言いたくなる好走ぶりだ。
本レース過去4年のデータに【4歳・5歳馬】と【距離短縮馬】
に注意とあり、5歳牝馬で前走が1400M戦からの距離短縮で
挑んできた本馬には要注意であろう。
脚質は前目から抜け出して、しぶとく踏ん張れるタイプの
ようで本レースに向いているとの声もある。
近走はゲートが課題のようだが、十分に地力を備えている
一頭であり好走を期待したい1戦だ。

 

7枠 10番 シンデレラボーイ

近2走のOP特別を鞍馬Sで5着→安土城Sで4着と健闘を続けて
おり、地力強化を感じさせる本馬。
今回は長篠S(1600万下)で勝利した舞台に替わることから
ここでの変わり身が期待できる一頭だ。
また中京コースでは3戦2勝、2着1回というコース巧者である
ことにも注目しており、さらに今回の鞍上は川田騎手を予定
していることも好材料だ。
川田騎手は本レースとの相性が良く、直近5年で2回馬券に
絡んでいるようで軽視できない存在。
本レースでは、同じ左回りの東京・芝1400Mで実績のある馬
には注意との声もあり、本馬は東京・芝1400Mで5戦を経験。
結果は2着2回4着2回と相性は悪くなく、近年好走傾向にある
【距離短縮馬】であることにも注目だ。

 

5枠 6番 ラインスピリット

3走前に中京・芝1400MでトリトンS(1600万下)を勝利し
その後、2戦はOP特別で善戦して挑んできた本馬。
本馬も本レースで好走傾向にある【距離短縮馬】であり
現コースになってから、圧倒的に好走している5歳馬と
いうことから注目している一頭だ。
本馬の父スウェプトオーヴァーボードミスプロ系で
パワー型、母方が持つトニービンの血は本レースの注目
血統であることも興味深い。
本レース2015年2着のダンスディレクターが近親にいる
ことも、好走を期待させる血統背景だ。
スタートの良さや血統、距離短縮と好材料も揃い、ここで
勝ち切るのは難しくとも馬券に絡んでくれそうな予感だ。

 

宝塚記念(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

宝塚記念(GⅠ)枠順発表 阪神競馬場 芝2200m 2016年6月26日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 フェイムゲーム 6 58.0kg 柴山雄一
2 アンビシャス 4 58.0kg 横山典弘
2 3 キタサンブラック 4 58.0kg 武豊
4 ワンアンドオンリー 5 58.0kg 田辺裕信
3 5 シュヴァルグラン 4 58.0kg 福永祐一
6 ラストインパクト 6 58.0kg 川田将雅
4 7 ラブリーデイ 6 58.0kg C・ルメール
8 ステファノス 5 58.0kg 戸崎圭太
5 9 ドゥラメンテ 4 58.0kg M・デムーロ
10 カレンミロティック 8 セン 58.0kg T.ベリー
6 11 トーホウジャッカル 5 58.0kg 酒井 学
12 サトノノブレス 6 58.0kg 和田竜二
7 13 タッチングスピーチ 4 56.0kg 浜中俊
14 ヒットザターゲット 8 58.0kg 小牧太
8 15 サトノクラウン 4 58.0kg 岩田康誠
8 16 マリアライト 5 56.0kg 蛯名正義
8 17 ヤマカツエース 4 58.0kg 池添謙一

 

宝塚記念(GⅠ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ドゥラメンテ 2.2
2 キタサンブラック 4.0
3 アンビシャス 6.6
4 ラブリーデイ 11.0
5 ステファノス 13.7
6 シュヴァルグラン 13.9
7 マリアライト 14.1
8 トーホウジャッカル 19.5
9 サトノクラウン 25.2
10 サトノノブレス 29.5
11 ラストインパクト 53.0
12 カレンミロティック 77.5
13 タッチングスピーチ 80.9
14 ヤマカツエース 85.9
15 フェイムゲーム 100.1
16 ワンアンドオンリー 144.3
17 ヒットザターゲット 187.2

 

宝塚記念(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬

 

 6枠 12番 サトノノブレス

2015年は体調不良と夏バテの影響で本レースをパスした本馬。
今年は万全の仕上げで挑んできた注目の一頭である。
前走の鳴尾記念(G3)では、前目から良いレースをして勝利。
1分57秒6の快レコードで4つ目の重賞タイトルを獲得した。
その鳴尾記念(G3)経由組は、ここ3年連続で参戦馬が連対に
絡んでいて軽視できない存在だ。
また本馬は小倉記念(G3)、中日新聞杯(G3)、鳴尾記念(G3)と
小回りのG3で勝利しており、今回の舞台は得意なタイプだけに
不気味な存在だと言えるだろう。
さらに今回の好材料は、鞍上が和田竜二騎手であることだ。
和田騎手は6月18日と19日の阪神コースでなんと、7勝2着4回を
挙げる活躍を見せており、まさに絶好調の鞍上だ。
ここ2年で何度もコンビを組んでいる鞍上と悲願達成となるか
注目したい1戦である。

 

8枠 16番 マリアライト

2015年夏の段階では一介のオープン馬だった本馬だが
秋のエリザベス女王杯(G1)では、名牝馬を相手に見事
勝利し、GIホースへと駆け上がった。
その後も有馬記念(G1)4着→日経賞(G2)3着→目黒記念(G2)
2着と、牡馬との混合重賞で結果を出し続けてきており
ここにきて地力強化が著しく、スタミナ的な持続力に優れた
魅力的な一頭である。
またこれまでの全5勝中、重馬場(500万下)で1勝、稍重
エリザベス女王杯(G1)でも1勝と道悪でも好走しており
時期的に道悪になる可能性が高い今回、本馬とっては
有利になる場合もあるだろう。
さらに、ここ3年に限ってだが牝馬が馬券圏内に絡んできて
おり、ジェンティルドンナヴィルシーナデニムアンドルビー
と脚質に関係なく活躍していることにも注目だ。

 

4枠 8番 ステファノス

本馬は前走の鳴尾記念(G3)を海外遠征明けにも関わらず
前述のサトノノブレスに2着と好走。
本レースと相性の良い鳴尾記念(G3)経由組ということで
無視できない一頭となった。
少々地味な印象の本馬だが、2015年の天皇賞(秋・G1)でも
10番人気→2着と穴を開けており、忘れてはならない存在だ。
充実度は本物であり、休み明けを1度使われた今回のパフォー
マンスにも注目したい。
本馬はディープインパクトを父に持ち、母父のクロフネ
JRA賞最優秀ダートホースに選ばれた名馬という、タフな
馬場に強いタイプである。
そして母父がヴァイスリージェント系であることは、2015年
本レース3着のショウナンパンドラと同じであり興味深い。
さらに鞍上は、春のG1では主役級の活躍ぶりだった戸崎騎手
であり、ここでは軽視できない一頭である。

 

6枠 11番 トーホウジャッカル

本馬は2015年4歳時に本レースに参戦、爪の不安を抱えての
出走であったが4着と健闘。しかし次走の札幌記念(G2)の
後は休養となり、今年3月に5歳を迎えた。
しかし本馬は2014年、デビューから149日という史上最短で
菊花賞(G1)制覇を成し遂げた一頭である。
さらに菊花賞レコードを1秒以上更新しての勝利という、衝撃
的なエピソードを残している。
2016年初戦の阪神大賞典(G2)は7着に終ったが、前走の天皇賞
(春・G1)では中団での追走から、最後の直線で脚を伸ばして
4着馬とタイム差なしの5着と健闘、強豪相手に健闘している。
今回の相手関係を見ると、少々苦戦を強いられるかも知れない
が復調の追い風を感じる今なら、本馬の復活劇が見られるかも
知れない。

 

1枠 2番 アンビシャス

本馬が素質の高さを示し始めたのは、2015年秋の3歳時に
古馬一線級を戦ってからであった。
そして今年に入り、前々走の中山記念(G2)で2着→前走の
産経大阪杯(G2)を勝利と、ここにきて本格化の兆しを見せ
始めた一頭である。
また中山記念(G2)ではドゥラメンテに2着、産経大阪杯(G2)
ではキタサンブラックラブリーデイなど、G1馬5頭に勝利。
並みいる強豪を相手に戦ってきた実績がある。
さらに今回の舞台、阪神内回りの適性は産経大阪杯(G2)で
証明済であり、前述の人気馬をまとめて破る可能性を秘めて
いることに注目だ。
本馬は「未完の大器」と言われているが、ここにきての勢い
は一級品であり期待している1戦である。

 

5枠 10番 カレンミロティック

8歳馬ながら元気いっぱいであり、前走の天皇賞(春・G1)では
13番人気を覆して2着に好走した本馬。
戦績を見ても、本馬が得意な舞台や適性を計ることができない
何ともいえない「クセ者」であり、気になる一頭である。
2015年の天皇賞(春・G1)でも、3着に好走していることから
京都コース(3200M)が得意なのは理解できる。
しかし2014年の本レースで9番人気→2着と穴を開けたかと
思えば、2015年の参戦では5番人気→13着という結果である。
予測不能なだけに穴に面白い一頭であり、展開次第でまたも
馬券圏内に来るのではと、期待したくなる存在だ。
8歳の古豪だが経験豊富で先行力があり、レースが上手な馬で
あり、まだまだ第一線で活躍してほしいと期待している。

 

3枠 6番 ラストインパクト

UAE遠征後の帰国初戦となり、6歳にして本レース初挑戦と
なる本馬。ここまで阪神・芝コースで4戦し2着2回、3着1回と
まずまずの相性だ。
未だGIタイトルには手が届いていないが、2014年京都大賞典
(G2)と金鯱賞(G2)を勝利しており、2015年ジャパンC(G1)
では2着の好走実績もある。
王道路線のレースでも、しっかりと存在感を見せてきたこと
から注目している一頭である。
また本レースはこれまでGIに届かなかった馬が、ここで初GI
制覇となることも多く、この舞台で本馬がどんな結果を残す
のか楽しみな1戦だ。
今回の鞍上は、本馬を数々の好走へと導いた川田騎手であり
本馬の初GI制覇となるか注目だ。

 

 

 

函館スプリントS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

函館スプリントS(GⅢ)枠順発表 函館競馬場 芝1200m 2016年6月19日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 レッツゴードンキ 4 54.0kg 吉田隼人
2 ヤマニンプチガトー 7 54.0kg 村田一誠
2 3 シュウジ 3 52.0kg 岩田康誠
4 オデュッセウス 3 52.0kg 戸崎圭太
3 5 エポワス 8 セン 56.0kg 杉原誠人
6 セイコーライコウ 9 57.0kg 柴田善臣
4 7 オメガヴェンデッタ 5 セン 56.0kg 武豊
8 ティソーナ 3 52.0kg 柴山雄一
5 9 アクティブミノル 4 56.0kg 藤岡康太
10 スカイキューティー 6 54.0kg 勝浦正樹
6 11 キャンディバローズ 3 50.0kg 菱田裕二
12 ティーハーフ 6 56.0kg 池添謙一
7 13 アースソニック 7 56.0kg 三浦皇成
14 ローレルベローチェ 5 56.0kg 中井裕二
8 15 ファントムロード 8 セン 56.0kg 藤岡祐介
16 ソルヴェイグ 3 50.0kg 丸田恭介

 

函館スプリントS(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ローレルベローチェ 4.9
2 シュウジ 5.0
3 ティーハーフ 5.1
4 オメガヴェンデッタ 5.5
5 アクティブミノル 6.3
6 オデュッセウス 8.3
7 レッツゴードンキ 9.9
8 ティソーナ 18.9
9 アースソニック 27.2
10 キャンディバローズ 33.6
11 ソルヴェイグ 45.1
12 エポワス 49.0
13 セイコーライコウ 83.2
14 ファントムロード 146.2
15 ヤマニンプチガトー 214.4
16 スカイキューティー 217.7

 

函館スプリントS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

5枠 9番 アクティブミノル

本レースでの好走傾向に【前走が高松宮記念】の馬がおり
過去10年で5回も馬券圏内にきているというデータがある。
本馬は前走の高松宮記念(G1)で16番人気→4着と好走し
今回の舞台でも、2戦2勝という高い適性であることから
注目している一頭だ。
成績不振の時期もあった本馬だが、これまでの逃げの競馬
から逃げない競馬で高松宮記念(G1)を好走しており、復調
気配を見せてくれた1戦だった。
また本馬は7月や9月といった暑い時期に好走しており、得意
の舞台に替わる今回は好材料が揃った1戦と言えるだろう。
戦績を見ると安定感には欠ける馬だが、読めない難儀さゆえ
に、ここでの好走に期待してしまう一頭だ。

 

2枠 4番 オデュッセウス

前走の橘S(OP)を力強い末脚で勝利した本馬。メンバー中で
最も重い、57kgの別定重量のハンデを押しのけての勝利であり
価値が高い1戦であった。
道中で溜める競馬で良さが出てきたようで、ここにきて充実感
漂う、本レースの好走血統ファルブラヴ産駒だ。
本馬の注目すべき点は、今回参戦の3歳馬の中で1200M戦を2勝
している唯一の馬であり、そのうちの1勝が今回の舞台である
ことだ。
また2015年は、夏の北海道で2勝をマークした洋芝巧者であり
ここでの大崩れは考えにくであろう。
本レース過去10年で3歳馬が5回馬券に絡んでおり、少々地味な
印象ではあるが、将来が楽しみな3歳馬に期待している。

 

6枠 12番 ティーハーフ

本馬は2015年の本レース勝ち馬であり、次走のキーンランドC(G3)
でも3着と好走。函館や札幌の馬場が得意な洋芝巧者である。
近走は勝ち星から遠ざかっているが、今回の舞台適性は確実に
高いことから注目している一頭だ。
2015年の本レースでは展開に恵まれた面もあったが、直線で2着
以下の馬に2馬身半の差をつけて快勝している。
本レースの好走傾向に、リピーターや函館巧者の活躍が目立つ
ことから実績のある本馬は侮れない存在であろう。
また本レース過去5年のデータに【距離短縮馬】に注意とあり
毎年1頭以上、距離短縮馬が馬券に絡んできている。
本馬はリピーターであり、函館巧者さらに距離短縮馬と好走傾向
にピッタリの気になる一頭だ。

 

4枠 7番 オメガヴェンデッタ

2015年のサマースプリントシリーズでは、重馬場の今回の舞台で
函館日刊スポーツ杯(1600万下)を勝利した本馬。
次走のキーンランドC(G3)でも4着と掲示板入りをしており
パワーを要求される芝が向くタイプのようだ。
その後はスワンS(G2)で3着、前々走の阪急杯(G3)で2着と重賞で
好走実績を残していることにも注目だ。
またデビュー時はダート戦(京都ダート1400M)で2勝をマーク。
その後の戦績からも、タフな部類の短距離レースに強い印象を
受ける一頭である。
タイプ的に洋芝の今回の舞台も適性内と思われ、好走血統の
ゼンノロブロイ産駒であることも興味深い一頭だ。

 

7枠 13番 アースソニック

クロフネ産駒が2着・3着という結果だった2015年の本レース。
そして本馬はその時の2着馬であり事実、馬券になっている
血統だけに軽視できない存在だ。
また2014年にも本レースに参戦、今年で3回目のリピーターで
あることにも注目している一頭だ。
近3走は不振が続いているが、戦績を見ると2015年夏頃から
2016年明けまで好走が続いており、重賞3戦で2着1回、3着2回の
実績がある。OPでも3戦で2着2回、3着1回という好走だ。
2014年も夏場に好走しており、暑い時期は得意なタイプのようだ。
今回は鞍上(三浦騎手)を不安視する声も聞こえるが、好走血統
&リピーターという好走傾向に合う馬であり、その声を払拭して
もらいたい1戦である。

 

6枠 11番 キャンディバローズ

本レース過去10年で、5回馬券に絡んでいる3歳馬ということで
気になる一頭となった本馬。
また過去5年中、3年で2頭ずつ馬券に絡んでいる牝馬である
ことにも注目したい。
さらに本レースでは【芝1400Mの重賞で3着以内の実績がある馬】に
注意との声もあり、本馬は2015年ファンタジーS(G3)で勝利し
前々走のフィリーズレビュー(G2)でも3着と好走実績がある。
本馬の母父は名馬タイキシャトルスプリンターズS(G1)を制した
馬だ。その血を受け継いでいることも魅力的。
デビュー2戦目の2歳未勝利では、札幌の洋芝(1500M)を非常に
強い内容で勝利しており洋芝適性も感じる。
人気薄ではあるが、意外と期待と実績を兼ね備えているようで
ここは期待したい一頭だ。