京成杯AH(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
京成杯AH(GⅢ)枠順発表 中山競馬場 芝1600m 2016年9月11日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | ダイワリベラル | 5 | 牡 | 56.0kg | 北村宏司 |
2 | アルマディヴァン | 6 | 牝 | 53.0kg | 横山典弘 | |
2 | 3 | カフェブリリアント | 6 | 牝 | 54.0kg | 戸崎圭太 |
4 | シベリアンスパーブ | 7 | 牡 | 54.0kg | 松岡正海 | |
3 | 5 | ダノンプラチナ | 4 | 牡 | 58.0kg | 蛯名正義 |
6 | クラリティスカイ | 4 | 牡 | 57.5kg | 田辺裕信 | |
4 | 7 | ピークトラム | 5 | 牡 | 56.0kg | 小牧 太 |
8 | ラングレー | 5 | 牡 | 56.0kg | 柴田善臣 | |
5 | 9 | ワキノブレイブ | 6 | 牡 | 56.0kg | 津村明秀 |
10 | ロードクエスト | 3 | 牡 | 55.0kg | 池添謙一 | |
6 | 11 | ダンスアミーガ | 5 | 牝 | 53.0kg | 石川裕紀人 |
12 | スマートオリオン | 6 | 牡 | 57.0kg | 柴山雄一 | |
7 | 13 | トウショウドラフタ | 3 | 牡 | 54.0kg | 吉田 豊 |
14 | ダノンリバティ | 4 | 牡 | 56.0kg | 松若風馬 | |
8 | 15 | ペイシャフェリス | 5 | 牝 | 53.0kg | 大野拓弥 |
16 | リーサルウェポン | 5 | 牝 | 50.0kg | 吉田隼人 |
京成杯AH(GⅢ) 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ロードクエスト | 3.1 |
2 | ダノンプラチナ | 3.5 |
3 | ダノンリバティ | 5.3 |
4 | ラングレー | 9.5 |
5 | ピークトラム | 11.0 |
6 | ダイワリベラル | 11.3 |
7 | トウショウドラフタ | 17.8 |
8 | カフェブリリアント | 18.3 |
9 | クラリティスカイ | 23.3 |
10 | ダンスアミーガ | 25.5 |
11 | ペイシャフェリス | 39.7 |
12 | アルマディヴァン | 75.3 |
13 | スマートオリオン | 83.8 |
14 | リーサルウェポン | 85.0 |
15 | シベリアンスパーブ | 93.2 |
16 | ワキノブレイブ | 196.0 |
京成杯AH(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬
7枠 14番 ダノンリバティ
ダートでも芝でも重賞戦線で活躍している本馬だが、未だ
重賞タイトルを取るところまでは至っていないのが現状。
しかしダート向きのパワーを秘めているだけに、直線が短く
坂のある今回の舞台でなら、転機を作れそうな予感だ。
また2016年の夏は中京記念(G3)5着→関屋記念(G3)2着と
調子を上げてきており、前走の関屋記念(G3)では先行策を
武器に低評価を覆した。
その前走関屋記念組は本レースと相性が良く、直近2年では
計5頭が馬券圏内に入ってきていることに注目。
さらに本レース過去10年では、2~3番人気の馬の好走が
目立っており、現時点で3番人気の本馬は該当している。
また開幕週の今回の舞台では、本馬の先行力は大きな武器
になりそうであり、サマーマイル王の座を手中に収めること
となるか注目している一頭である。
1枠 1番 ダイワリベラル
今回の舞台と同じニューイヤーS(OP)を勝利、また前々走の
ダービー卿CT(G3)では4着と成績が示すように、コース適性
の高い本馬。中山コース全体でも、掲示板を外しておらず
大得意としている一頭である。
前々走のダービー卿CT(G3)では、マイル界を担う実力馬揃い
の中、正攻法での4着は評価できる内容であり、重賞を勝つ力
を感じさせる1戦であった。
また市川S(1600万下)→ニューイヤーS(OP)でマイル戦を
連勝しており、今回は休ませた効果に期待したいところだ。
ゲートもまずまずであり、ある程度前目で競馬ができるので
立ち回りを活かして馬券内にくる可能性もあると予想。
以外と人気しないのも魅力的であり、得意な舞台で秋初戦を
波乱の舞台にするのか注目したい。
2枠 3番 カフェブリリアント
ここまでマイル戦では3勝を挙げ、得意の距離とする本馬。
牝馬重賞戦線で存在感をアピールしてきた本馬だが、近走
は物足りない成績が続いている。
しかし今回は鞍上に戸崎騎手を起用し、休養の効果と共に
注目している一頭である。
前走のヴィクトリアマイル(G1)は前に壁を作れず、スピード
負けで15着に終わったが、実力的には十分に通用する馬で
あり、総合力は高いものを持っているようだ。
また今回は逃げ馬が不在ということもあり、この鞍上が
巻き返しの一発を狙ってきそうな予感。
さらに、斤量52.0kg~54.0kgの馬(3歳馬か牝馬のみ)に注意
したいレースであり、中山開催の近4年で12頭中6頭が好走。
今回は斤量54.0kgとなり、牝馬である本馬に要注意だ。
3枠 6番 クラリティスカイ
本馬も好相性の前走関屋記念組であり、本レース直近2年で
計5頭が馬券圏内に来ていることに注目している。
また本馬は2015年NHKマイルC(G1)覇者であり、G1馬という
ことにも注目。転厩2戦目となる今回は、覇気の違いを感じ
させているようだ。
さらに注目すべきは、今回の鞍上の田辺騎手である。
田辺騎手は本レースと好相性であり、2012年6番人気→2着
スマイルジャック、2013年7番人気→3着ゴットフリート
2014年2番人気→1着クラレント、2015年13番人気→1着
フラアンジェリコという実績を残している。
もしも今回、本馬が勝利したら【本レース3連覇】となり
どんな競馬をしてくれるのか楽しみである。
6枠 11番 ダンスアミーガ
前走の関屋記念(G3)で16番人気→4着,前々走の中京記念(G3)
でも14番人気→4着など、あともう1歩で馬券圏内という
健闘ぶりの本馬。1600Mという距離では、ある程度の位置から
しぶとく伸びてこれるタイプのようだ。
また今回と同じ舞台で、2015年のターコイズS(G)を2着と好走
しており、舞台適性もまずまずだろう。
さらに過去の本レースには、こういうタイプの好走馬がいた
との声があり、今回も低評価を覆し、大駆けすることを期待
したい一頭である。
また本馬も、本レースで要注意の斤量52.0kg~54.0kgの牝馬
であり、充実期に入り5歳の秋を迎えた今回も侮れない存在だ。
9度目の重賞に挑む今回、重賞初V&シリーズ制覇に向けて
全力投球だ。
7枠 13番 トウショウドラフタ
不気味な3歳勢から今回、気になる一頭となった本馬。
2016年はファルコンS(G3)の覇者となり、NHKマイルC
(G1)でも5着と健闘した実力馬である。
また興味深いデータに、過去10年の本レースでは、3走前
までに【芝1600MのGIに出走していた馬 】が2010年を除き
連対しており、前々走でNHKマイルC(G1)に出走していた
本馬は該当していることにも注目だ。
今回はベストの1400Mから1ハロンの距離延長となり対応
が鍵となるが、ここを克服しない限りはG1タイトル奪取の
チャンスが少なくなってしまうのが現状である。
しかし潜在能力は世代トップクラスと言われており、今後
に向けて試金石の1戦となるだけに注目している。