エルムS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
エルムS(GⅢ)枠順発表 札幌競馬場 ダート1700m 2016年8月14日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | ナムラビクター | 7 | 牡 | 56.0kg | 服部茂史 |
2 | 2 | ヒラボクプリンス | 6 | 牡 | 56.0kg | 吉田隼人 |
3 | 3 | ジェベルムーサ | 6 | 牡 | 57.0kg | 岩田康誠 |
4 | 4 | リッカルド | 5 | セン | 56.0kg | 黛弘人 |
5 | 5 | ロワジャルダン | 5 | 牡 | 57.0kg | J.モレイラ |
6 | サイモントルナーレ | 10 | 牡 | 56.0kg | 横山和生 | |
6 | 7 | マルカフリート | 10 | 牡 | 56.0kg | 四位洋文 |
8 | ナリタスーパーワン | 7 | 牡 | 56.0kg | 池添謙一 | |
7 | 9 | ブライトライン | 7 | 牡 | 56.0kg | 福永祐一 |
10 | ショウナンアポロン | 6 | 牡 | 57.0kg | 松岡正海 | |
8 | 11 | モンドクラッセ | 5 | 牡 | 56.0kg | 三浦皇成 |
12 | クリノスターオー | 6 | 牡 | 56.0kg | 幸 英明 |
エルムS(GⅢ) 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | モンドクラッセ | 2.4 |
2 | ロワジャルダン | 3.9 |
3 | クリノスターオー | 4.9 |
4 | ジェベルムーサ | 7.6 |
5 | ブライトライン | 10.4 |
6 | リッカルド | 11.9 |
7 | ショウナンアポロン | 12.7 |
8 | ナムラビクター | 36.0 |
9 | ナリタスーパーワン | 48.5 |
10 | ヒラボクプリンス | 52.6 |
11 | マルカフリート | 103.2 |
12 | サイモントルナーレ | 231.3 |
エルムS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬
8枠 12番 クリノスターオー
今回のメンバーで唯一のダート重賞3勝馬であり、本レース
では2014年に2着、2015年が4着と掲示板を外しておらず今回も
好走が期待される一頭である。
2016年に入ってから4戦で3着→2着→5着→2着と、勝利こそ
ないものの、安定した走りを見せている本馬。
これまでも大敗はチャンピオンズC(G1)だけという実績であり
ここでは、上位争いに加わることが予想される。
しばらく勝ち星からは遠ざかっているが、鞍上の幸騎手とは
好相性のコンビ。勝ち鞍こそ無いが、2016年は4戦を共に戦い
【0-2-1-0】と好調をキープしている。
本馬の武器は先行力とスタミナであり、思い切った早仕掛けが
出来たときには、楽しみな1戦となるであろう。
7枠 9番 ブライトライン
長期ブランクから復帰しての4戦で、3着→3着→1着→4着の
成績をマークし、復活をアピールしている本馬。
前走のプロキオンS(G3)では休み明けの中、上位争いに加わり
4着と健闘しており状態は上向きである。
近走は主に1400M戦で使われていたが、本馬にとっては少々
短いところを使われたのか忙しい印象があり、ここでの距離
延長がプラスに働くのではないか思われる一頭だ。
今回はダート重賞ということで、近走の好走実績には要注意
したいが本馬は近走で好走できており、一叩きされた良化が
あれば、ここでも堅実に走ってくれるであろう。
7枠 10番 ショウナンアポロン
本馬はキャリアを重ねる中で、逃げ・先行のスタイルを確立
してきており、潜在能力は高いが強さの中にもモロさがある
一頭と言えるだろう。
前々走の平安S(G3)では、先手が取れず12着に敗れているが
4走前のマーチS(G3)のように、先手が取れると渋太く粘って
勝利と、何ともわかりやすい結果である。
しかし前走のマリーンS(OP)では、2番手からレースを進め
前目に付けて押し切るレースが出来ており、2着馬に1馬身3/4差
をつけて勝利した。
また本レース過去10年は先行脚質が好走しており、近走不振でも
過去にダート重賞(1600M~2100M)勝ちの実績がある馬が好走
傾向にあるようだ。
本馬はこの好走傾向に該当しており、手応えを掴んだ前走同様の
走りをここで見せても不思議のない一頭と言えるだろう。
3枠 3番 ジェベルムーサ
2015年の本レースを制した本馬が史上2頭目となる連覇に挑戦だ。
本レース勝利の後は休養に入り、今年の5月に戦線に復帰。
復帰戦となったブリリアントS(OP)は8着に敗れたが、長期休み
明けでハイペースを先行したことや2100Mと距離が長かった印象
もあり悲観する内容ではなく、今回はこの一叩きでの一変に
期待したい一頭だ。
さらに鞍上予定が、共に戦い3戦2勝の岩田騎手に戻るのも心強く
実績のある今回の距離に戻ることも、大幅なプラスとなる。
重賞勝ちから遠ざかっている鞍上だが、本馬が復活のターニング
ポイントとなるかも知れない。
しかも人気も落ち着くことが予想され、馬券的にも面白い存在
となる1戦だ。
5枠 5番 ロワジャルダン
2015年チャンピオンズC(G1)4着やフェブラリーS(G1)5着など
G1掲示板入りを2度している本馬の力は上位であろう。
2015年みやこS(G3)で1分47秒8をマークし、ダート1800Mを日本
レコードタイで走破、7番人気→優勝を飾った。
しかし2015年からの使い詰めだった疲労が原因か、前走の平安S
(G3)は10着は負けすぎの感じである。
リフレッシュした今回は明らかに仕上げてきそうで、巻き返しは
必至だと予想される一頭である。
今回の舞台は初参戦となるが、右回りコースの方が成績はよく
1700M戦では、2戦2勝と距離適性も問題はない。
時折あるスタートの出遅れが課題のようだが、本来の能力を発揮
出来た時には怖い存在となるであろう。
2枠 2番 ヒラボクプリンス
1700MのOP特別路線では抜群の安定感を誇っている本馬。
本レース過去10年の3着以内馬、30頭中12頭が【前走が札幌&函館
のダート1700M(OP)好走馬】であり、前走のマリーンS(OP)
2着の本馬は該当していることに注目だ。
また今回はダート重賞なので、基本的には近走の好走実績があり
さらに【近2走以内に連対実績がある馬】に注意したいレースでも
あることから注目している一頭だ。
前走のマリーンS(OP)では器用に好位で立ち回り、上手く抜け
出して2着を確保。高配当を演出した。
札幌&函館コースでは【2-4-2-4】の安定感であり、小回りの
1700M戦が合っているようだ。
今回、相手関係は強化されるが「重賞を勝つならここしかない」
と陣営もコメントしており、器用さを活かした好走に期待だ。