競馬初心者の馬券予想と収支報告ブログ

2015年夏に競馬を始めた初心者の日記です。

宝塚記念(GⅠ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

宝塚記念(GⅠ)枠順発表 阪神競馬場  芝2200M 2017年6月25日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ミッキーロケット 4 58.0kg 和田竜二
2 2 ゴールドアクター 6 58.0kg 横山典弘
3 3 スピリッツミノル 5 58.0kg 幸 英明
4 4 クラリティシチー 6 58.0kg 松山弘平
5 5 シュヴァルグラン 5 58.0kg 福永祐一
6 6 シャケトラ 4 58.0kg C・ルメール
7 レインボーライン 4 58.0kg 岩田康誠
7 8 ミッキークイーン 5 56.0kg 浜中俊
9 ヒットザターゲット 9 58.0kg 川田将雅
8 10 キタサンブラック 5 58.0kg 武 豊
11 サトノクラウン 5 58.0kg M・デムーロ

 

宝塚記念(GⅠ) 2017年予想オッズ

 

1 キタサンブラック 1.8
2 シャケトラ 6.9
3 ミッキークイーン 7.1
4 サトノクラウン 7.3
5 シュヴァルグラン 7.6
6 ゴールドアクター 9.8
7 レインボーライン 15.0
8 ミッキーロケット 17.3
9 スピリッツミノル 158.4
10 ヒットザターゲット 194.3
11 クラリティシチー 239.0

 

宝塚記念(GⅠ) 2017年 注目馬・穴馬

 

6枠 7番 レインボーライン

2017年の2戦は不甲斐ない結果となったが、前走の天皇賞(春・G1)
は痛恨の出遅れ&外枠。前々走の日経賞(G2)は叩き台だと思われ
2戦とも力を出せずに終わっていることから、度外視していい結果。
今回は距離短縮され2戦2勝の得意舞台となり、ここで1発があっても
不思議ではない1頭である。
また【前走天皇賞・春組】は本レース過去10年で9頭が馬券に絡んで
いる好相性のローテーション。馬券に絡んだ馬、9頭のうち8頭はG1
を勝っており、残り1頭もG1で2着の実績があったことに注目。
本馬は2016年の菊花賞(G1)2着の実績があり該当している。
さらに注目したいのは、時計のかかる馬場コンディション(稍重
で2016年の札幌記念(G2)を上がり36.3秒で3着になったことだ。
日曜日の舞台周辺の降水確率は70%であり、馬場が渋ることが予想
され、道悪適性が必要な1戦になりそうだ。
本馬は札幌記念(G2)で【上がりが掛かったタフなレースで過去に
上がり最速を使った馬】であり事実、あのモーリスを追い詰める
高いパフォーマンスを見せている。
また血統的にはステイゴールド産駒でパワータイプだが、父ステイ
ゴールドがノーザンテーストの血を持つことに注目。
2015年まではノーザンテーストの血を持つ馬が実に、7連勝しており
血統的にも好材料だ。
今回も馬場が渋れば要注意であり、買い材料も揃った1戦であろう。
 

6枠 6番 シャケトラ

本馬は今回の舞台、阪神コースで【3.0.0.0】勝率は100%という
信頼できる数字であり、複勝率45.8%のマンハッタンカフェ産駒だ。
大型馬で不器用なタイプのようだが、1度エンジンがかかったら
止まらない印象は、名馬ゴールドシップを思い出させる1頭だ。
本馬も【前走天皇賞・春組】だが痛恨の出遅れで、京都コース&
高速馬場、しかも最内枠も向かない中、3番人気と過剰人気して
しまったようだ。
初G1戦で斤量58Kg、初の3200Mと初物尽くしで結果9着に玉砕した
が今回はタフな阪神コースに変わり、揉まれずに競馬ができる少頭
数も歓迎材料。実績のある中距離に戻って本領発揮ができそうだ。
また今回のメンバーを見る限り、中距離路線でキタサンブラック
戦っていないことにも注目。
ゴールドシップも本レースの時は、1コーナーまでの距離があるため
に押して先行できていたように、同じようなイメージで競馬できれ
ば面白い存在となりそう。
直線でキタサンブラックに馬体を併せることができれば、高いポテ
ンシャルを示してくれそうであり、複勝圏内なら狙えると予想。
勝負付けが済んでいない分、未知数なことが興味深く、前走の経験
を経て本馬が成長してくれていることを期待している。

7枠 8番 ミッキークイーン

ここまで経験したG1は7戦で【2.1.1.3】と、実績を残してきた本馬。
2016年の有馬記念(G1)でも、5着と存在感を見せている名牝であり
本レースは2016年の勝ち馬マリアライトをはじめ、牝馬が好走する
傾向にあることから注目している1頭である。
また今回のメンバー中、唯一のディープインパクト産駒であるが
前述のマリアライトや2015年の波乱の立役者、デニムアンドルビー
ショウナンパンドラなど、近年ディープインパクト産駒の牝馬
活躍していることにも注目。
さらにマリアライトショウナンパンドラジェンティルドンナ
など【G1を勝利している牝馬】は必ず馬券に絡んできており、2015
年に牝馬限定戦ではあるものの、G1を2勝している本馬は該当。
また、本馬の阪神・芝コースでの6戦が【3.3.0.0】と優秀であり
内回りコースでの勝利経験があるのも好材料
特に注目したいのは、その6戦で5回も上がり最速をマークしている
ことで【速い上がりを使える馬が活躍する】本レースの傾向に合っ
ていることだ。過去5年で上り最速の馬が【3.2.0.0】とパーフェクト
連対と大活躍であり、前走大敗からの巻き返しも近年では好走が目立
つケースである。
前走のヴィクトリアマイル(G1)は7着に終わったが、この負けも馬券
的には妙味となり、落ち着いた人気で本馬を買えるのは珍しいことだ。
ここは「夏は牝馬」の格言を信じて狙ってみたい1頭である。

8枠 11番 サトノクラウン

今回の舞台、週末は雨の予報である。忘れてはいけないのは道悪が
大得意な鞍上、M・デムーロ騎手を予定している本馬だ。
本馬自身も、それほどスピードが問われない馬場では非常に強い馬
であり、道悪の京都記念(G2)を2連覇し、馬場が渋っていたと言わ
れる香港ヴァーズ(G1)でも、凱旋門賞2着馬のハイランドリール
差し切って勝利していることに注目。
また2016年不良馬場となった京都記念(G2)で、上がり最速36.6秒で
勝利したことが、本レースで注意したい【上がりが掛かったタフな
レースで過去に上がり最速を使った馬】に該当。
今まで本馬が負けたレースはパンパンの良馬場が多く、良馬場での
追い比べになると脆いタイプの印象だ。
しかし前走の大阪杯(G1)は時計の出やすい馬場であったが、それ
でも勝ち馬キタサンブラックとは0.4差の6着であり、大阪杯(G1)で
先着を許した馬達は今回、キタサンブラック以外は出走登録がない。
2016年の香港遠征時は、天皇賞(秋・G1)14着の大敗から勝利して
おり、大敗から一変し勝利を収めたことは好印象である。
パワー馬場になった時の安定感は侮れないものがあり、馬場が渋って
泥んこ馬場にでもなれば、見直しが必要な1頭であろう。

2枠 2番 ゴールドアクター

2017年に入って若干、衰えが見えてきた印象もあるが、2015年の有馬
記念(G1)でキタサンブラックを破っていることを忘れてはいけない。
前走の天皇賞(春・G1)は、珍しく差す競馬を試みて7着に終わったが
本来は好位での競馬から早めに先頭に立って、最後は押し切るタイプ
なだけに、鞍上が狙い過ぎた感を否めない騎乗となってしまった。
今回、初の阪神コースだが得意な非根幹距離の内回りとなり、復活が
あるとすればここだと予想している1頭である。
本馬の非根幹距離との相性は抜群であり、2200Mは3戦で【2.1.0.0】の
連対で高い適性を証明している。
また本馬も本レース過去10年で9頭が馬券に絡んでいる【前走天皇賞
春組】で馬券に絡んだ馬、9頭のうち8頭が該当する【G1を勝利して
いる馬】に2015年の有馬記念(G1)1着で該当。
2017年の2戦は物足りない結果だが、マトモな競馬を出来ていないのも
事実であり、今回叩き3戦目で状態を上げてくる可能性もある。
有馬記念のような積極的な競馬ができれば、好走する可能性もあると
予想され、折り合いに難がある馬なので2枠2番は歓迎材料。
輸送の影響など考慮すると、復活優勝とまではいかないかも知れない
が、実力はある1頭だけに複勝圏内なら期待できそうだ。
 

8枠 10番 キタサンブラック

今回、見事にファン投票1位となり10万票を獲得。名実ともに名馬の
仲間入りを果たした本馬。
ここまで人気だと逆に粗探しをしてしまうのだが、大阪杯天皇賞
春とG1を2戦連続で制覇し、言うまでも無く強い馬である。
前走で5度のG1勝利を飾り、経験を積むたびにパワーアップ。レース
内容にも幅が出てきている印象だ。
何よりもG1戦のパドックで、落ち着いて周回ができることが精神面
の強さを物語っており、現役最強馬という名に相応しい存在感である。
しかし今回で春は3戦目となり、しかも近2走のG1戦はハイペースの
消耗戦であった。加えて、今回は本馬にとってプラスにはならない
力の掛かる馬場であり、2・3着なんてこともあるかも知れない。
ただ2016年の本レースで、本馬を倒したマリアライトドゥラメンテ
は共に引退。2016年の有馬記念(G1)で敗れたサトノダイヤモンド
不在と強力なライバルが見当たらないのも事実。さらに11頭と少頭数
でレース運びもしやすくなるだろう。
余程のことが起きない限り、崩れるイメージは持てない1頭であり
古馬3冠の偉業達成に注目したい1戦だ。