フローラS(GⅡ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
フローラS(GⅡ)枠順発表 東京競馬場 芝2000m 2017年4月23日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | モズカッチャン | 3 | 牝 | 54.0kg | 和田竜二 |
2 | ザクイーン | 3 | 牝 | 54.0kg | 池添謙一 | |
2 | 3 | キャナルストリート | 3 | 牝 | 54.0kg | 蛯名正義 |
4 | レッドミラベル | 3 | 牝 | 54.0kg | 吉田豊 | |
3 | 5 | ホウオウパフューム | 3 | 牝 | 54.0kg | 田辺裕信 |
6 | タガノアスワド | 3 | 牝 | 54.0kg | 国分恭介 | |
4 | 7 | ヤマカツグレース | 3 | 牝 | 54.0kg | 横山典弘 |
8 | ドリームマジック | 3 | 牝 | 54.0kg | 石川裕紀人 | |
5 | 9 | アドマイヤローザ | 3 | 牝 | 54.0kg | 岩田康誠 |
10 | メイショウササユリ | 3 | 牝 | 54.0kg | 武士沢友治 | |
6 | 11 | ビルズトレジャー | 3 | 牝 | 54.0kg | 田中勝春 |
12 | ディーパワンサ | 3 | 牝 | 54.0kg | 内田博幸 | |
7 | 13 | アロンザモナ | 3 | 牝 | 54.0kg | 柴田善臣 |
14 | フローレスマジック | 3 | 牝 | 54.0kg | 戸崎圭太 | |
15 | ニシノアモーレ | 3 | 牝 | 54.0kg | 大野拓弥 | |
8 | 16 | レッドコルディス | 3 | 牝 | 54.0kg | 北村宏司 |
17 | ラユロット | 3 | 牝 | 54.0kg | 木幡育也 | |
18 | ピスカデーラ | 3 | 牝 | 54.0kg | 荻野極 |
フローラS(GⅡ) 2017年予想オッズ
1 | フローレスマジック | 2.5 |
2 | ホウオウパフューム | 2.8 |
3 | アドマイヤローザ | 6.5 |
4 | ディーパワンサ | 7.4 |
5 | タガノアスワド | 14.7 |
6 | ヤマカツグレース | 16.8 |
7 | レッドミラベル | 20.7 |
8 | ザクイーン | 36.2 |
9 | ビルズトレジャー | 41.4 |
10 | レッドコルディス | 61.6 |
11 | モズカッチャン | 63.8 |
12 | アロンザモナ | 79.7 |
13 | キャナルストリート | 91.6 |
14 | ニシノアモーレ | 96.8 |
15 | ドリームマジック | 210.7 |
16 | ピスカデーラ | 375.0 |
17 | ラユロット | 418.6 |
18 | メイショウササユリ | 589.8 |
フローラS(GⅡ) 2017年 注目馬・穴馬
3枠 5番 ホウオウパフューム
デビュー戦こそ3着に敗れたものの、1800Mから2000Mに距離を延ばした
近2戦は牡馬を相手に強い内容で勝利している本馬。
ここまでオークス(G1)に狙いを定めたローテーションが組まれており
母父はキングマンボで本レースの好走血統である。
また前走の寒竹賞(500万下)では、道中で最後方からの競馬となった
が直線一気の末脚で、全馬をごぼう抜きして勝利。
直線の短い中山コースで発揮された上がり34.5秒の切れ味は、直線の
長い東京コースに替わってもフルに発揮されそうな予感だ。
さらに前々走で今回と同じ舞台を勝利しており、ストライドの大きい
走りからは、距離が伸びても良さそうな印象の1頭だ。
また本レース過去10年分の好走データ【前走500万下】【前走1番人気】
【前走1着】に寒竹賞(500万下)1番人気→1着で該当。
さらに【前走で3着以内に入った関東馬】にも該当しており、データ面
からも注目している1頭である。
4枠 7番 ヤマカツグレース
前走の君子蘭賞(500万下)で、距離延長で挑んだ1800M戦を2着に好走。
近年は2012年・2014年・2015年と【前走君子蘭賞の馬】が馬券圏内に
きていることから注目している1頭。
この君子蘭賞(500万下)2着が、本レース過去10年分の好走データ
【前走500万下】【前走2着】【1800mからの距離延長】に該当。
デビュー戦の勝利以来、なかなか2勝目に手が届かないがコンスタント
な成績を残しており、ハービンジャー産駒ということで今回の200Mの
延長にも対応できそうである。
また兄は重賞5勝で活躍中、2017年は大阪杯(G1)3着のヤマカツエース
であるが、この兄も王道とはいえない臨戦過程でここまできたようだ。
本馬も前走はいきなりの距離延長を2番手で競馬し、結果2着であった
が今回は更に距離延長となり、本番は厳しいことが予想される。
それを考えると今回が狙い目だと思われ、人気薄だけに抑えてみても
面白そうだ。
6枠 12番 ディーパワンサ
本レースと好相性の【前走フラワーC組】の本馬。フラワーC(G3)では
休み明けで馬体重はプラス8Kg、さらに初の長距離輸送なども重なった
ためか3番人気→6着に終わっている。
しかし本レース過去10年の【前走着順別成績】から【前走6~9着の馬】
も馬券に絡んでいることに注目。
さらに好走傾向の【前走G3】であり、前走は中山1800Mで【1800mからの
距離延長】にも該当している。
また近3戦は善戦どまりだが、すべてが重賞相手の結果だったので強い
相手にモマれた経験は大きいと言えよう。
前々走の阪神JF(G1)では4着と健闘したが、このレースの上位3頭馬が
桜花賞(G1)の1~3着を占めており、本馬の地力は確かだと言える。
今回と同じ左回りは2戦2勝(中京)しており、折り合いに難がない
タイプなので、距離さえ克服できればチャンスはありそうだ。
ここまでも一度叩かれて状態をあげてくる印象なので、一度叩かれた
今回は前走とは違った姿を見せてくれると予想。
さらに鞍上は本レースに強く、シングウィズジョイやデニムアンド
ルビーなどで勝利している内田博騎手が騎乗となり、虎視眈々と権利
を狙っているようだ。
1枠 1番 モズカッチャン
デビューから4戦、全て1800M戦で使われ【2.0.1.1】であり、目下
未勝利→500万下と連勝中の本馬。
本レース過去10年の好走傾向【前走500万下】【前走1着】【1800m
からの距離延長】に該当しており、決して派手さはないが注目して
いる1頭である。
前走ではスタートも上達し、好位追走から抜け出す競馬ができた
ことは大きな収穫であり、レースを使われるごとにパフォーマンス
を上げている印象である。
また小倉→中山と遠征競馬でも結果を出しており、若い牝馬とは
思えぬ強い精神力がうかがえる。
血統面でも父がハービンジャーで、先週の皐月賞(G1)で2着に好走
したペルシアンナイトなど、ハービンジャー産駒は2000M戦で実績を
挙げていることにも注目。
本馬も今回の距離延長でパフォーマンスを上げる可能性があると
予想され【先行脚質】【内枠】が有利とされる本レースで侮れない
存在となった。
さらに母の父がキングカメハメハであり、本レース過去5年の好走
血統キングマンボの血を持っていることも興味深い。
2枠 3番 キャナルストリート
前々走のアイビーS(OP)で、ソウルスターリングやペルシアンナイト
などを相手に4着と大健闘した本馬。
後の桜花賞(G1)&皐月賞(G1)を賑わせた、あの相手に食らいついた
能力を評価したい1頭だ。
前走の500万下は4か月の休み明けだったうえに、初のマイル戦で忙し
かったのかスムーズさを欠き、直線詰まりっぱなしで不完全燃焼の
結果に終わったようだ。
しかし【前走500万下】【前走6~9着の馬】の本レース好走傾向に
該当していることに注目。
本馬はデビュー戦で2000Mを勝利しているように、今回の距離延長で
持ち味の末脚を引き出せるのかも知れないと予想。
またゲート自体は上手なので今回は叩き2走目であり、噛み合えば
怖い存在になるだろう。
血統面でも半姉が3歳牝馬G1で活躍したブロードストリートという
ことで、2000M戦【0.5.1.1】と安定した成績を残していることから
も本馬が中距離で巻き返しても不思議ではない。
全く人気しないここは狙い目であり、内枠有利と言われるだけに
面白い存在となりそうだ。