アンタレスS(GⅢ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
アンタレスS(GⅢ)枠順発表 阪神競馬場 ダート1800m 2017年4月15日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | マイネルバイカ | 8 | 牡 | 56.0kg | 松山弘平 |
2 | ショウナンアポロン | 7 | 牡 | 56.0kg | 藤岡祐介 | |
2 | 3 | ミツバ | 5 | 牡 | 56.0kg | 横山典弘 |
4 | ロンドンタウン | 4 | 牡 | 57.0kg | 川田将雅 | |
3 | 5 | ロワジャルダン | 6 | 牡 | 56.0kg | 浜中俊 |
6 | グレンツェント | 4 | 牡 | 58.0kg | C・ルメール | |
4 | 7 | モンドクラッセ | 6 | 牡 | 56.0kg | 岩田康誠 |
8 | メイショウスミトモ | 6 | 牡 | 56.0kg | 古川吉洋 | |
5 | 9 | マイネルクロップ | 7 | 牡 | 56.0kg | 松若風馬 |
10 | モルトベーネ | 5 | 牡 | 56.0kg | M・デムーロ | |
6 | 11 | リーゼントロック | 6 | 牡 | 56.0kg | 中谷雄太 |
12 | タガノエスプレッソ | 5 | 牡 | 56.0kg | 北村友一 | |
7 | 13 | アスカノロマン | 6 | 牡 | 57.0kg | 和田竜二 |
14 | ピットボス | 4 | 牡 | 56.0kg | 藤岡康太 | |
8 | 15 | タムロミラクル | 5 | 牡 | 56.0kg | 福永祐一 |
16 | ナムラアラシ | 4 | 牡 | 56.0kg | 幸 英明 |
アンタレスS(GⅢ) 2017年予想オッズ
1 | グレンツェント | 1.8 |
2 | ミツバ | 4.8 |
3 | アスカノロマン | 6.6 |
4 | モンドクラッセ | 8.7 |
5 | モルトベーネ | 10.7 |
6 | ロンドンタウン | 12 |
7 | ロワジャルダン | 15.8 |
8 | タムロミラクル | 37.8 |
9 | ナムラアラシ | 41.5 |
10 | タガノエスプレッソ | 92.4 |
11 | リーゼントロック | 106.8 |
12 | メイショウスミトモ | 126.2 |
13 | ピットボス | 164.5 |
14 | ショウナンアポロン | 187.4 |
15 | マイネルクロップ | 243.8 |
16 | マイネルバイカ | 388.9 |
アンタレスS(GⅢ) 2017年 注目馬・穴馬
2枠 3番 ミツバ
ここまで阪神コースで11戦を使われ【4.3.2.2】今回のメンバー
最多の4勝をマーク。着外の2回も4着であり、崩れることなく
安定した戦績を残している本馬。
また今回と同じ舞台でも3勝をマークするなど、コース適性の
高さを感じることから注目している1頭だ。
ここまで重賞勝ちこそないものの、前々走のブラジルC(OP)で
は逃げての勝利→前走のベテルギウスS(OP)では、差して勝利
するなど、今までは追い込み勝負のイメージであったが脚質に
自在性がついた印象だ。
前々走で先行策から勝利できた経験は大きな収穫であり、先行
馬が好走傾向にある本レースでは注意したいところだ。
先行馬の勝率15.6%.連対率28.1%.複勝率37.5%で【1~2番手
の馬】は毎年馬券になっている1戦。
また前走の川崎記念(指定交流・G1)では4着であったが、交流
重賞ということもあり、あまり参考にはならず度外視したい。
しかし本レース過去5年で【前走地方交流重賞】を使った馬が
5頭馬券に絡んでおり、注意しておきたいローテーション。
今回は逃げるのか差すのか、変幻自在の実力に注目している。
4枠 7番 モンドクラッセ
2016年は重賞挑戦が続いたが、ワンパンチ足りないのか案外の
結果であった本馬。
しかし近走の重賞では馬券にこそなっていないが、厳しい流れ
を逃げる中、レースでは見せ場を作っているので力をつけてき
た印象はある1頭だ。
近6走は全てハナを主張する競馬をしており【1~2番手の馬】が
毎年馬券になっている本レースだけに、先行力のある馬は人気
薄でも注意したい1戦。
また他の有力馬のマークが、1番人気濃厚なグレンツェントに向
けば、本馬の逃走劇があってもおかしくないと予想。
さらに好走傾向の【前走OP特別1着馬】に前走の総武S(OP)1着で
該当。くわえて活躍傾向の【大型馬】(前走時530kg)で、特に
520~539Kgの馬は複勝率26.5%という数字である。
ここにきての勢いや脚質を考えると、馬券には入れておきたい
存在であり展開次第では一発ありそうな予感だ
1枠 2番 ショウナンアポロン
本馬は逃げ脚質であるため、勝つか負けるか?というタイプ
であるが【1~2番手の馬】に注意したい1戦であり、実力は
侮れないことから注目している1頭。
最近の成績が芳しくないので、今回も人気薄が濃厚であるが
2016年はマーチS(G3)を鮮やかに逃げ切り勝ち、同年のマリ
ーンS(OP)も番手から快勝している。
また前走マーチS(G3)は出遅れての13着の惨敗、前々走アルデ
バランS(OP)はトップハンデで7着と敗因もはっきりしている。
しかも3走前の東海S(G2)は逃げて4着であったが、勝ち馬の
グレンツェントとは0.2秒差の僅差であり、本馬の方が斤量が
1kg重かったうえでの結果だ。
今回は逆にグレンツェントより2kg軽くなり、展開次第では
1発あるかも知れないと予想。
人気皆無の今回は狙ってみても面白い1頭であり、前走出遅れ
の消化不良を解消してほしい1戦だ。
2枠 4番 ロンドンタウン
ダート路線では若さが目立つ【4歳馬】の本馬。4歳馬は本レー
スで複勝率29.3%という数字であり、鞍上が川田騎手とのコンビ
だと【3.1.0.0】と連対パーフェクトなことから注目している
1頭である。
前々走の佐賀記念(G3)で重賞初制覇となり、カネヒキリ産駒
初の嬉しい重賞制覇を達成している。
これまでは差しの競馬が多かったが、近2戦では先行策からも
結果が残せることを証明しており、1戦1戦重ねる毎に力をつ
けてきた印象である。
また前走のマーチS(G3)でも、厳しい流れの中で斤量57kgを
背負ってアスカノロマンに先着。勝ち馬から0.3秒差の4着は
評価できる内容であり、一定の目途を立てることができた。
さらに本レースで活躍する傾向の【大型馬】(前走時514Kg)
であることにも注目。
今の充実度でどこまで戦えるか楽しみであり、上がり馬の
勢いに警戒したい1戦である。
8枠 16番 ナムラアラシ
今回が重賞初挑戦となるが、自己条件でしっかり力を積んで
臨んできており、馬場不問なのが魅力的なことから注目して
いる1頭である。
戦績を見てみると、阪神ダートで3勝をマーク。そのうち2勝
を今回と同じ1800Mで挙げており得意と言えそうだ。
また近4走は幸騎手が手綱をとっているが、幸騎手に乗り替わ
ってから【2.0.1.1】と1度も掲示板を外していない安定感。
さらに本レースで複勝率29.3%の【4歳馬】であり、複勝率
26.5%の【大型馬】であることにも注目。
またエンパイアメーカー産駒ということで、アメリカらしい
血統を持っていることからダート適性の高さも伺える。
エンパイアメーカー産駒が最も充実してくるのは、3歳の後半
辺りからということで、今月で4歳になる本馬は充実期に入って
いると言えるだろう。
今回いきなりの重賞挑戦で、少々ハードルが高いかも知れない
が、ここにきて集中して走れるようになってきたようであり
陣営がここを選択したのは、それだけの勝機があってのこと
だと予想している。