日経賞(GⅡ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
日経賞(GⅡ)枠順発表 中山競馬場 芝2500m 2017年3月25日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | フェルメッツァ | 6 | 牡 | 56.0kg | 戸崎圭太 |
2 | レコンダイト | 7 | 牡 | 56.0kg | 石橋修 | |
2 | 3 | ヤマカツライデン | 5 | 牡 | 56.0kg | 津村明秀 |
4 | プランスペスカ | 7 | 牡 | 56.0kg | 江田照男 | |
3 | 5 | ナスノセイカン | 5 | 牡 | 56.0kg | 横山典弘 |
6 | ディーマジェスティ | 4 | 牡 | 57.0kg | 蛯名正義 | |
4 | 7 | マイネルサージュ | 5 | 牡 | 56.0kg | 柴田大知 |
8 | ジュンヴァルカン | 4 | 牡 | 55.0kg | 内田博幸 | |
5 | 9 | レインボーライン | 4 | 牡 | 55.0kg | M・デムーロ |
10 | アドマイヤデウス | 6 | 牡 | 56.0kg | 岩田康誠 | |
6 | 11 | ミライヘノツバサ | 4 | 牡 | 55.0kg | 藤岡康太 |
12 | ゴールドアクター | 6 | 牡 | 57.0kg | 吉田隼人 | |
7 | 13 | シャケトラ | 4 | 牡 | 55.0kg | 田辺裕信 |
14 | ツクバアズマオー | 6 | 牡 | 56.0kg | 吉田豊 | |
8 | 15 | トーセンレーヴ | 9 | 牡 | 56.0kg | 石川裕紀人 |
16 | マイネルメダリスト | 9 | 牡 | 56.0kg | 大野拓弥 |
日経賞(GⅡ) 2017年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ゴールドアクター | 1.8 |
2 | レインボーライン | 4.8 |
3 | シャケトラ | 5.1 |
4 | ディーマジェスティ | 6.2 |
5 | アドマイヤデウス | 12.5 |
6 | ツクバアズマオー | 17.8 |
7 | ミライヘノツバサ | 22.6 |
8 | ジュンヴァルカン | 33.4 |
9 | ナスノセイカン | 85.6 |
10 | ヤマカツライデン | 147.9 |
11 | フェルメッツァ | 190 |
12 | マイネルサージュ | 262.3 |
13 | トーセンレーヴ | 304.6 |
14 | レコンダイト | 405.5 |
15 | マイネルメダリスト | 500.8 |
16 | プランスペスカ | 574.8 |
日経賞(GⅡ) 2017年 注目馬・穴馬
6枠 12番 ゴールドアクター
2016年の有馬記念(G1)はサトノダイヤモンド→キタサンブラック
に続く3着と、日本最強馬を相手に大健闘した本馬。
2016年はG1戦こそ未勝利に終わったが、G2戦では本レースとオール
カマーの2勝を挙げ、充実振りをアピール。
また中山コース実績は豊富で【4.1.1.1】と信頼度が高く、2500M戦
も【3.0.1.0】と大得意な距離であることから、人気になるのは承知
だが外せない1頭である。
さらに【前走G1の馬】が過去10年の本レース3着以内の30頭中17頭を
占めていることにも注目。
今回のメンバーなら、有馬記念で3着の実績は相当強いものであり
ライバル不在の中、そう簡単には負けられない1戦であろう。
また本レースはコース適性が重要であり、リピーターが走りやすい
1戦とも言われ、連覇を狙う本馬はやはり要注意の存在。
しかも休み明けは【5.0.0.0】と好成績であり、叩き2戦目よりむしろ
今回が狙い目ともいえ、有馬記念と同じ舞台での激走に期待だ。
5枠 10番 アドマイヤデウス
2015年の本レース勝ち馬であり、好走血統のアドマイヤドン産駒で
あることから注目している本馬。
2016年は京都記念(G2)3着→阪神大賞典(G2)3着→京都大賞典
(G2)2着とG1戦では力を発揮出来ないが、G2戦だと馬券に絡み
上位争いの出来る1頭である。
本馬も好走傾向の【前走有馬記念組】で、結果は11着であったが
本レース過去5年で15頭中10頭を占めた【前走がG1.G2の2400M以上
で使われた馬】である。
先述のように、今回の舞台はトリッキーでコース適性が重要となり
さらに前に行ける馬の方が有利である。
しかも本馬の斤量別の戦績を見ると、57Kg以上を背負った時の成績
【0.0.2.9】に対して、56Kg以下を背負った時の成績【5.2.2.0】と
好走ぶりが顕著に表れていることに注目。
今回は斤量56Kgで断然買い時であり、うまく先行できれば一発が
あっても不思議はないだろう。
6枠 11番 ミライヘノツバサ
本馬は中山コースの8戦で【4.1.2.1】と、唯一の大敗は2016年の
皐月賞(G1)のみという中山巧者である。
前々走の迎春S(1600万下)1着→前走のアメリカジョッキーC(G2)
でも3着と、中山の非根幹距離(2200M)で好走しており、コース
適性は侮ることができない1頭である。
この中山の非根幹距離で実績がある馬が、2016年の本レースで好走
しており、該当馬5頭中3頭が馬券に絡んでいることに注目。
また前走のアメリカジョッキーC(G2)3着は、好走傾向の【前走が
年明け後の重賞(6着以内)】に該当。
さらに本レース過去10年の3着以内馬、30頭中23頭が該当していた
【前走が芝2200~2500M戦】にも該当している。
小回りの中山コースで行われる本レースは、前に行ける馬の方が
有利と言われ、好走傾向の【4歳馬】勝率10.0%・連対率16.6%・
複勝率26.6%であることも興味深く、ここでの重賞タイトル獲得
に期待だ。
5枠 9番 レインボーライン
2016年の前半戦まではマイル路線を中心に使われ、少々地味な印象
であった本馬だが、同年夏の札幌記念(G2)で上がり最速をマーク
し、ネオリアリズム→モーリスに次ぐ3着に好走。
そして距離延長で挑んだ菊花賞(G1)では9番人気を覆し、サトノ
ダイヤモンドに次ぐ2着と大健闘。
前走のジャパンC(G1)は、キタサンブラックから0.6秒差の6着で
あったが、古馬の一線級を相手に上がりは最速をマークした。
このように幅広い距離で活躍しており、将来性を感じる1頭と言え
るだろう。
また本レースで好走傾向の【前走G1の馬】であり【4歳馬】である
ことにも注目。
最強世代と言われている、現4歳世代の中でも能力の高い1頭であり
今回は是が非でも2着以内を確保して、賞金加算をしたいところだ。
しかも鞍上には好調なM・デムーロ騎手を予定している辺り、他の
有力馬に比べて勝負度合いも高い印象。
本馬の追ってからの末脚には定評があり、この鞍上なら出し切って
くれると予想され、このコンビに期待している1戦だ。
4枠 8番 ジュンヴァルカン
ここまで9戦を使われ、重賞での好走実績こそないが4勝をマーク。
3歳時からクラシックでの活躍が期待されていたが、順調さを欠き
軌道に乗れなかった本馬だが、本レース好走傾向の【先行脚質】で
【4歳馬】ということで気になる1頭となった。
2016年は菊花賞(G1)に挑戦し、休み明けと最悪の位置取りで結果
は10着に終わった。
しかし叩き2戦目の前走の松籟S(1600万下)は、自己条件に戻り
2馬身差で勝利。圧巻のパフォーマンスを見せている。
また本レース、阪神開催を除く過去9年分の好走データ【前走1着馬】
勝率14.3%・連対率14.3%・複勝率35.7%にも該当。
今回のメンバーでは【前走1着馬】が本馬だけであることに注目して
おり、もちろん相手強化となるが、キャリアが浅くもっと強くなる
可能性を秘めた1頭に期待している。