東京新聞杯(GⅢ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
東京新聞杯(GⅢ)枠順発表 東京競馬場 芝1600m 2017年2月5日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | ダイワリベラル | 6 | 牡 | 56.0kg | 北村宏司 |
2 | 2 | ブラックスピネル | 4 | 牡 | 56.0kg | M・デムーロ |
3 | 3 | マイネルアウラート | 6 | 牡 | 57.0kg | 柴田大知 |
4 | 4 | ストーミーシー | 4 | 牡 | 56.0kg | 江田照男 |
5 | 5 | プロディガルサン | 4 | 牡 | 56.0kg | 田辺裕信 |
6 | 6 | ブラックムーン | 5 | 牡 | 56.0kg | 内田博幸 |
7 | 7 | エアスピネル | 4 | 牡 | 57.0kg | 武 豊 |
8 | タガノブルグ | 6 | 牡 | 56.0kg | 吉田隼人 | |
8 | 9 | ロイカバード | 4 | 牡 | 56.0kg | 横山典弘 |
10 | ヤングマンパワー | 5 | 牡 | 57.0kg | 戸崎圭太 |
東京新聞杯(GⅢ)予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | エアスピネル | 1.9 |
2 | ヤングマンパワー | 4.3 |
3 | ブラックスピネル | 5.6 |
4 | プロディガルサン | 9.1 |
5 | マイネルアウラート | 9.8 |
6 | ブラックムーン | 10.3 |
7 | ロイカバード | 10.4 |
8 | ダイワリベラル | 122.2 |
9 | タガノブルグ | 150.4 |
10 | ストーミーシー | 181.6 |
東京新聞杯(GⅢ) 2017年 注目馬・穴馬
6枠 6番 ブラックムーン
前走の京都金杯(G3)は前残りの馬場を意識してか、いつもと違う
積極的なレース運びとなり、中団からレースを進めていた本馬。
しかし結果的に伸びることなく9着と惨敗。まさに消化不良の競馬
といえる内容であった。
本馬は後ろから脚を溜めるだけ溜めた方が良いタイプだけに、本来
の競馬をすれば、ここで変わり身があっても不思議ではない1頭だ。
また前々走のキャピタルS(OP)では同じ舞台で勝利しており、見限る
のは早計であろう。
さらに本レース過去10年の好走傾向【中穴人気の馬】【前走重賞4着
以下の馬】【前走は1600M戦】に該当していることにも注目。
本馬の長所は最後には必ず切れる脚を使えることであり、舞台が再び
東京のマイル戦となる今回は、自分のスタイルでの競馬に期待だ。
8枠 9番 ロイカバード
2015年のデビュー戦では、サトノダイヤモンドとの2億円馬対決が
話題になり、2016年の本レースでも再戦が話題となった本馬。
結果は2戦ともサトノダイヤモンドの2.3着という結果だったが
今となれば、あのサトノダイヤモンド相手に好走した馬と評価
できる1頭である。
キャリア9戦で【4・1・2・2】うち芝1600M戦は3戦2勝の実績。
また過去3年(2014年1月~先週)の東京芝1600Mにおける種牡馬
成績から、ディープインパクト産駒が勝率、連対率、複勝率全て
でトップであったことにも注目。
さらに本レースの好走傾向【前走OP特別か1600万下のレースを
勝っている馬】に該当。
データや血統的からも好走率が高そうで、人気も落ち着く今回は
狙ってみても面白そうな1頭である。
3枠 3番 マイネルアウラート
ステイゴールド産駒らしく年齢を重ねると共に力をつけ、OP特別を
2連勝中の本馬。
6歳から海外G1勝ちを含む重賞4勝を挙げた父譲りの晩成型で、ここ
にきて充実期を迎えた印象だ。
目下連勝中であり、今回は人気になってもおかしくないのだが不思
議と人気にならない1頭だ。
近2走はリゲルS(OP)→ニューイヤーS(OP)共に7番人気であったが
先行押し切りで勝利しており、その【前走ニューイヤーS組】が
本レース過去10年の3着以内馬、30頭中7頭であることに注目。
また2016年の本レースでも3着に好走しており、同条件の富士S(G3)
でもハイレベルな戦いの中、4着に食い込んでいる。
さらに全8勝中3勝をマークする、得意の東京コースへ舞台も替わり
先行勢の台頭が以外にも多い1戦だけに、本馬の粘り込みに注意が
必要だろう。
8枠 10番 ヤングマンパワー
2016年は関屋記念(G3)→富士S(G3)を勝利し、マイラーとして
花開いた印象の本馬。
その勢いで臨んだ前走のマイルチャンピオンS(G1)は、初の京都
競馬場プラス流れに乗れず、さらに乗り替わりの影響もあり大敗
(16着)した。
今回はその疲れを癒し、馬体を戻しての参戦となるが休み明けと
前走大敗で評価を落としそうであり馬券的に妙味ありだ。
また本馬のマイル戦全体での成績は5勝、うち東京マイル戦では
富士S(G3)を含め2勝をマーク。
今回の相手関係なら上位扱いも可能であり、得意の左回りコース
は好材料。さらに重賞連勝を飾り、3戦3勝と好相性の戸崎騎手に
戻ることは心強く、ここでの見直しは可能な1頭であろう。
5枠 5番 プロディガルサン
本馬も今回の舞台が得意なディープインパクト産駒であり、全兄
は2016年のドバイターフを制したリアルスティール。
2016年には青葉賞(G2)で4着、セントライト記念(G2)で3着と
実績を残してきた1頭だ。
そのセントライト記念(G2)では、勝利した皐月賞馬ディーマ
ジェスティと0.2秒差の3着であり、素質は現4歳世代でも上位の
存在と言えるだろう。
2016年のクラシックでは日本ダービー(G1)10着、菊花賞(G1)
11着と苦戦が続いたが、全兄のリアルスティールは距離短縮で
軌道に乗った経緯があり、ドバイターフで待望のG1制覇を飾って
いる。全兄も4歳でG1を制したように、本馬も競走馬としてピーク
を迎えるのはこれからという印象だ。
また鞍上予定の田辺騎手は、今年に入ってからのJRAの競馬で
【人気薄の馬に乗った時に買いたい騎手】で勝率12.8%で1位、
連対率15.4%で2位ということにも注目している。