愛知杯(GⅢ) 2017年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
愛知杯(GⅢ)枠順発表 中京競馬場 芝2000m 2017年1月14日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | クインズミラーグロ | 5 | 牝 | 53.0kg | 藤岡康太 |
2 | 2 | マラムデール | 6 | 牝 | 50.0kg | 鮫島克駿 |
3 | カゼルタ | 5 | 牝 | 51.0kg | 中谷雄太 | |
3 | 4 | サンソヴール | 6 | 牝 | 52.0kg | 津村明秀 |
5 | リーサルウェポン | 6 | 牝 | 50.0kg | 川島信二 | |
4 | 6 | ウインリバティ | 6 | 牝 | 51.0kg | 丸山元気 |
7 | プリメラアスール | 5 | 牝 | 52.0kg | 幸 英明 | |
5 | 8 | ゴールドテーラー | 7 | 牝 | 50.0kg | 岩崎翼 |
9 | アンジェリック | 6 | 牝 | 51.0kg | 横山和生 | |
6 | 10 | シャルール | 5 | 牝 | 55.0kg | S.フォーリー |
11 | マキシマムドパリ | 5 | 牝 | 53.0kg | 岩田康誠 | |
7 | 12 | クリノラホール | 4 | 牝 | 53.0kg | 北村宏司 |
13 | レーヴデトワール | 6 | 牝 | 49.0kg | 酒井 学 | |
8 | 14 | ヒルノマテーラ | 6 | 牝 | 55.0kg | 四位洋文 |
15 | ダイワドレッサー | 4 | 牝 | 54.0kg | 川須栄彦 |
愛知杯(GⅢ) 2017年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | マキシマムドパリ | 3.6 |
2 | シャルール | 4.0 |
3 | ヒルノマテーラ | 5.2 |
4 | クインズミラーグロ | 6.5 |
5 | クリノラホール | 7.4 |
6 | プリメラアスール | 7.8 |
7 | ダイワドレッサー | 12.3 |
8 | リーサルウェポン | 20.2 |
9 | レーヴデトワール | 32.7 |
10 | ウインリバティ | 48.0 |
11 | ゴールドテーラー | 88.0 |
12 | サンソヴール | 109.0 |
13 | アンジェリック | 154.0 |
14 | カゼルタ | 185.2 |
15 | マラムデール | 229.5 |
愛知杯(GⅢ) 2017年 注目馬・穴馬
4枠 7番 プリメラアスール
2016年夏以降の成績が【2.1.1.1】であり、G1を除く直近3走で好走。
充実感が漂う1頭であり、4着以下に敗れた唯一のレースが前走の
エリザベス女王杯(G1)の5着という本馬。
前走のエリザベス女王杯(G1)では、、格下の存在が無謀な挑戦と
思われる中、前々で運べる脚質を武器に牝馬のG1戦でも、展開
ひとつで差のない競馬ができていたことに注目。
前を走る馬に流れが向いたとはいえ、直線でも失速せず最後まで
踏ん張って健闘した結果だ。
また過去4年の本レースでは【前走エリザベス女王杯の好走馬】が
毎年のように(2015年は休止)人気に応える結果を残しており
ここは軽視できない存在であろう。
斤量も前回から4Kg軽くなる52Kgで出走可能であり、前走の内容
からも先行してしぶといタイプと言え、展開次第では怖い存在と
なりそうだ。
7枠 12番 クリノラホール
本馬は2016年の夏から徐々に力を付け始めて、条件戦ではあるが
安定した戦績を残しており、目下3連勝中の勢いだ。
2016年春から距離を1600Mから1800Mに延長し、それが功を奏した
のか馬が一変した印象だ。
さらに鞍上が北村騎手に変わってから内容が良くなったようで
ここにきて着実に力をつけているようだ。
クラシック戦線に乗ることは出来なかったが、大切に使われて
きた印象であり、本レースで好走傾向の4歳馬であることにも
注目。
父ダイワメジャーのパワーと母系のスピードが上手く融合された
血統であり、持続力を武器に粘り込みの競馬をしてきたようだが
近3戦は33秒台の上がりを使うなど、切れ味が増してきており
しっかりと折り合いのついた競馬ができるようになった。
また今回はやや低調なメンバー構成なので、ここは上がり馬の
勢いに期待したい1戦である。
8枠 15番 ダイワドレッサー
本レース過去4年連続で【前走マイル戦】の穴馬が馬券圏内に
来ていることから注目している1頭。
前走はターコイズS(G・中山1600M)であったが、16着と大敗。
敗因は前々走の福島記念(G3)での、いつもとは違う戦法に
あったと思われる。
その福島記念(G3)は、流れが完全に逃げ先行馬のペースとなり
いつもの本馬なら前々の競馬をしたはず。
しかしなぜか中団からの競馬、牡馬相手に揉まれての激走となり
結果3着まで押し上げてきたが、相当な疲れが残ったようだ。
さらに秋華賞(G1)の後ということもあり、精神的にも厳しい
状況だったのではないのだろうか。
今回は張り詰めた状況から、1度ガス抜きできたこともあり
距離延長も好材料。
脚質的には小回りコース向きの印象を受けるが、2016年の
クイーンC(G3・中山2000M)で4着があり、パフォーマンスは
大きく変わらないだろう。
牡馬相手でも重賞で互角に戦えているだけに、ここでの巻き
返しに注意したい。
3枠 5番 リーサルウェポン
2016年の本レース2着馬であり、その後は1400M~1800M戦で
使われてきたが、合わない舞台適性と出遅れ癖が原因で思わ
しくない成績の本馬。
しかし前走の府中牝馬S(G2)では、切れ味鋭い末脚を武器に
人気以上(12番人気→8着)の走りを見せている。
追い込み脚質だけに、上手くハマらなければ厳しい結果と
なるが、追い込み一辺倒の脚質はタフな中京2000Mで活きる
と予想。
また本レース過去4年で、馬券に絡んだ12頭中6頭は斤量53kg
以下の馬であり、今回も斤量50Kgの本馬は該当。
さらに本レース過去10年では、6番人気以下の好走が目立って
おり、斤量53kg以下で馬券に絡んだ6頭すべてが5番人気以下
だったことにも注目。
本馬の2016年の結果を見ると、人気薄の時に人気以上の走りを
しており、そこそこ人気する時には2桁着順という結果だ。
今回8番人気と落ち着いており、2016年のように集中して走る
ことができれば面白い1頭となるであろう。
5枠 9番 アンジェリック
近3走で上がり最速を2度マーク、前走が上がり2位としっかりと
末脚が使えていることに注目している本馬。
その3走とも掲示板入りは出来なかったが、前残りの展開を捉え
られなかっただけで、末脚は確実である。
また差し・追込みタイプの活躍が目立ち、近年は荒れている
本レースだけに、過去のデータ&傾向に該当している本馬は
軽視できない存在だ。
本馬は斤量51Kgであるが、本レース過去4年の斤量51Kg馬の成績
【1.1.0.5】と好成績。
本レース過去4年の人気傾向【10~14番人気の好走率が高い】に
本馬は13番人気で該当。
さらに今回の舞台は【末脚を存分に活かせる舞台】と好条件が
揃っている。
本馬はシルクレーシングの6歳馬であるが「シルクレーシングの
馬は6歳春くらいに引退する馬が多い」との声もあり、今回が
最後のアピールの場となる可能性も高い。
今年波乱を起こしそうな「穴馬」として狙っていきたい1頭だ。