スプリンターズS(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
スプリンターズS(GⅠ枠順発表 中山競馬場 芝1200m 2016年10月2日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | ビッグアーサー | 5 | 牡 | 57.0kg | 福永祐一 |
2 | ブランボヌール | 3 | 牝 | 53.0kg | 武豊 | |
2 | 3 | ティーハーフ | 6 | 牡 | 57.0kg | 池添謙一 |
4 | ソルヴェイグ | 3 | 牝 | 53.0kg | 田辺裕信 | |
3 | 5 | シュウジ | 3 | 牡 | 55.0kg | 川田将雅 |
6 | ベルカント | 5 | 牝 | 55.0kg | 蛯名正義 | |
4 | 7 | スノードラゴン | 8 | 牡 | 57.0kg | 大野拓弥 |
8 | サクラゴスペル | 8 | 牡 | 57.0kg | 横山典弘 | |
5 | 9 | サトノルパン | 5 | 牡 | 57.0kg | 和田竜二 |
10 | レッドアリオン | 6 | 牡 | 57.0kg | 川須栄彦 | |
6 | 11 | ダンスディレクター | 6 | 牡 | 57.0kg | 浜中俊 |
12 | レッツゴードンキ | 4 | 牝 | 55.0kg | 岩田康誠 | |
7 | 13 | レッドファルクス | 5 | 牡 | 57.0kg | M・デムーロ |
14 | ウリウリ | 6 | 牝 | 55.0kg | 戸崎圭太 | |
8 | 15 | ミッキーアイル | 5 | 牡 | 57.0kg | 松山弘平 |
16 | ネロ | 5 | 牡 | 57.0kg | 内田博幸 |
スプリンターズS(GⅠ 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ビッグアーサー | 2.0 |
2 | ミッキーアイル | 6.2 |
3 | ダンスディレクター | 10.6 |
4 | ブランボヌール | 11.1 |
5 | シュウジ | 11.6 |
6 | レッドファルクス | 12.5 |
7 | ネロ | 12.7 |
8 | レッツゴードンキ | 17.9 |
9 | スノードラゴン | 23.0 |
10 | ベルカント | 24.1 |
11 | ウリウリ | 26.9 |
12 | ソルヴェイグ | 31.1 |
13 | サクラゴスペル | 57.9 |
14 | サトノルパン | 88.2 |
15 | レッドアリオン | 94.2 |
16 | ティーハーフ | 151.6 |
スプリンターズS(GⅠ 2016年 注目馬・穴馬
1枠 2番 ブランボヌール
ここまでスプリントの重賞をすでに2勝している実力馬であり
芝1200M戦では負け知らずの本馬。
一方、マイル戦で大凡走しているので安定感がないようにも
見えるが、そもそもマイルよりもスプリント適性の方が高く
距離を短縮して挑んだ前走のキーンランドC(G3)では、8枠と
いう不利な枠順にも関わらず、中団から抜け出し切れ味よく
快勝しており、この結果がフロックではないと感じる一頭だ。
また本レースはキーンランドCで、4番人気以内に推されていた
馬が好成績を残しており、キーンランドCで2番人気→1着と
なった本馬は該当していることにも注目。
2015年の馬場の傾向から、差し馬が届きやすくなっているよう
なので、斤量53Kgを活かして最後は突っ込んでくると予想。
現3歳世代屈指のスプリンターが、王者ビッグアーサーに挑む
姿に期待したい。
6枠 12番 レッツゴードンキ
2015年の桜花賞(G1)を逃げ切り勝ちで制した後、勝ち星から
遠ざかっている本馬だが、その間に脚質のシフトチェンジもあり
近2走はキーンランドC(G3)で3着、函館スプリンターズS(G3)
でも3着と、ここにきて復調気配が漂う一頭だ。
また先述のとおり、本レースと好相性のキーンランドC組であり
キーンランドCで3番人気→3着と好走傾向にも該当。
さらに、本レースで過去に好走した12頭に共通する興味深いデータ
【4歳馬、前走4番人気以内。そして前走5着以内】に本馬は該当
していることにも注目。
本レース過去10年(2014年新潟開催を除く)4歳馬の複勝率は
42.1%という数字であり、中でも前走で人気し上位争いに加われた
馬しか好走していないことも興味深い。
差す競馬が板に付いた今なら、本馬の真価を魅せることができ
そうな予感だ。
4枠 8番 サクラゴスペル
本馬は中山・芝1200戦で6戦を使われ、【3.2.0.1】という実績
であり【中山1200の鬼】と言えるだろう。
さらに2015年の本レースでも2着と好走しており、その能力は
間違い無いと感じている。
その2015年の本レースでは、休み明けにも関わらず11番人気
→2着と穴をあけており、休み明け自体が得意だと予想。
8歳という古豪ではあるが、今回の舞台でこそ走る一頭であり
2015年の2着馬が今回は人気薄なら、馬券的にも妙味がある。
また本レースは前走で馬券圏内を外した馬も、それなりに馬券に
絡んでくるレースであり、手広く考えたい1戦だ。
さらに本レース過去3年では、10番人気以下の馬が1頭は好走して
おり人気薄が予想される今回、再び【中山1200の鬼】となるのか
注目したい。
4枠 7番 スノードラゴン
今回4頭のGI馬が出走するが、本馬は2014年の本レースを勝った
実力馬であり、同年はJRA賞最優秀短距離馬に輝いている。
芝ダート兼用として長きにわたり活躍しているが、今回と同じ
舞台では重賞(オーシャンS)で2戦して、いずれも馬券内好走
している。
しかも2戦ともに11番人気→2着、8番人気→3着と人気薄での
好走であったことにも注目している一頭だ。
また本レースで最多の3着以内馬を輩出している、前走セント
ウルS組であり、さらにセントウルSの斤量別成績を見ると
牡馬なら斤量57Kg以上が好成績を収めていることに注目。
本馬は前走セントウルS(G2)で、斤量57Kgで5着と掲示板を
確保。勝ち馬に0.3秒差と健闘している。
今回の相手は手強くなるが古豪健在を示し、ここでの好走に
期待したい。
6枠 11番 ダンスディレクター
本馬も本レースと好相性の前走セントウルS組であり、7着という
案外の結果に終わったが、過去10年の本レース3着以内の30頭中
14頭がセントウルS組であり、特にセントウルSで1~7着であった
馬は好走傾向にあることに注目している。
その前走は開幕週のうえに内前が有利な馬場の中、後方からの
競馬となったことも敗因だと予想。
しかし本番を意識しての【ひと叩き】であったと思われ悲観する
内容ではないだろう。
本馬は2015年の阪神C(G2)、2016年のシルクロードS(G3)でも
強豪ビッグアーサーに先着している実力馬だ。
そのポテンシャルはG1級であると思われ、前走の敗戦で人気が
落ちるなら押さえたい一頭だ。
2枠 4番 ソルヴェイグ
もともとは1400M以下を使われていた本馬だが、2016年は桜花賞
(G1)に挑戦。マイル戦での結果は17着と大敗であった。
その後は潔く距離短縮を選択し、函館スプリントS(G3)に参戦
12番人気の低評価を覆し、見事に重賞2勝目を飾っている。
本馬も本レースと好相性のキーンランドC組であり、4番人気→
4着と健闘している。
また勝ち馬ブランボヌールとの差は0.3秒であり、前哨戦として
悲観する内容ではないであろう。
さらに先述のとおり本レースでは、キーランドCで4番人気以内に
推されていた馬が好成績を収めており、本馬は該当。
今年は新興勢力が本当にアツいと言われているが、その中でも
人気薄の本馬は馬券的に妙味あり。
G1を勝つには大きな壁が立ち塞がっているが、乗り越えて欲しい
一頭である。