セントライト記念(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
セントライト記念(GⅡ)枠順発表 中山競馬場 芝2200m 2016年9月18日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | メートルダール | 3 | 牡 | 56.0kg | 北村宏司 |
2 | 2 | ピースマインド | 3 | 牡 | 56.0kg | 大野拓弥 |
3 | 3 | プロフェット | 3 | 牡 | 56.0kg | 石橋修 |
4 | 4 | ディーマジェスティ | 3 | 牡 | 56.0kg | 蛯名正義 |
5 | 5 | マウントロブソン | 3 | 牡 | 56.0kg | 川田将雅 |
6 | キークラッカー | 3 | 牡 | 56.0kg | 柴田大知 | |
6 | 7 | ネイチャーレット | 3 | 牡 | 56.0kg | 野中悠太郎 |
8 | ケンホファヴァルト | 3 | 牡 | 56.0kg | 柴田善臣 | |
7 | 9 | プロディガルサン | 3 | 牡 | 56.0kg | 田辺裕信 |
10 | ゼーヴィント | 3 | 牡 | 56.0kg | 戸崎圭太 | |
8 | 11 | ノーブルマーズ | 3 | 牡 | 56.0kg | 高倉稜 |
12 | ステイパーシスト | 3 | 牡 | 56.0kg | 吉田豊 |
セントライト記念(GⅡ) 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | ディーマジェスティ | 1.7 |
2 | ゼーヴィント | 4.3 |
3 | マウントロブソン | 5.3 |
4 | プロディガルサン | 7.5 |
5 | メートルダール | 9.5 |
6 | プロフェット | 22.9 |
7 | ノーブルマーズ | 51.8 |
8 | ステイパーシスト | 60.0 |
9 | キークラッカー | 135.5 |
10 | ピースマインド | 154.7 |
11 | ケンホファヴァルト | 191.9 |
12 | ネイチャーレット | 211.7 |
セントライト記念(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬
7枠 10番 ゼーヴィント
本馬の注目すべき点は、未だに右回りコースでは無敗である
(中山2勝、福島1勝)ことだ。
しかも今回の舞台である、中山コースでの連勝実績があるので
適性は十分であろう。
また母父のブライアンズタイムは、先週の中山コースで京成杯AH
(G3)で2着に好走した、カフェブリリアントなど中山重賞で
好走する産駒を輩出しており、成長力次第では一発狙える可能性
もありだ。
もともとは出遅れ癖のある本馬であったが、勢いのある鞍上
戸崎騎手の好アシストもあり、前走のラジオNIKKEI賞(G3)を
制している。
その戸崎騎手は9回連続連対中であり、2016年は重賞クラスで
1,2番人気の馬は、ほぼ連対させている鞍上である。
馬券になる確率はかなり高いと予想され、ここで外すことは
できない一頭となった。
1枠 1番 メートルダール
ここまで安定した走りを見せており、7戦して3着内を外したのは
青葉賞(G2)の5着だけという、堅実な走りが魅力的な一頭だ。
京成杯(G3)で3着→共同通信杯(G3)でも3着と、重賞での好走
実績もあり、共同通信杯(G3)では勝ち馬ディーマジェスティと
0.3秒差の競馬をしている。
今回は早めの夏休みに入りジックリ充電した後、菊の権利をもぎ
取りにきたようだ。
また今回の鞍上の北村騎手は、本レース過去10年で3勝の好成績を
残しており、人気薄の6番人気や9番人気の馬で、度々波乱を演出
してくれる鞍上だ。
堅実に走れているというところでは評価したい本馬ではあるが
ワンパンチ足りない印象もある。
本レースと好相性の鞍上とともに、波乱を巻き起こす1戦となるか
期待したい。
5枠 6番 キークラッカー
条件戦ではあるが、2000M超えのレースで2連勝と上昇中の本馬。
父ジャングルポケット、母父ステイゴールドという血統面からも
今回の舞台が合っていそうな印象だ。
また本レースでは、条件戦は新潟を使ってきた馬から勝ち馬が
出てきているようで【前走が新潟の条件戦】の本馬は該当。
さらに馬体重が、500kg以上の馬の活躍が目立つレースであり
本馬は502Kg【馬体重が前走で500kg以上】であった。
こういった傾向から穴馬を考えると、近2走で新潟芝を連続で
逃げ切り勝ちした本馬は面白い存在。
しかも3走前の未勝利戦では、道中の中団から位置を下げて
差し込んでの4着と、逃げ一辺倒ではないこともアピールした。
また非根幹距離での実績が重要な今回、前走で勝利している
ことも興味深く、ここでの好走に期待したい一頭だ。
5枠 5番 マウントロブソン
デビューから3走前のスプリングS(G2)までは、3勝2着2回と連対率
100%をキープしていた本馬。
スプリングスS(G2)を含み、中山コースでは2戦2勝と中山適性は
間違いないことから注目している一頭だ。
前々走の皐月賞(G1)6着→前走のダービー(G1)7着と結果を残せ
なかったが、掲示板内の好走をした5頭が飛び抜けていたこともあり
本馬自身は大きく崩れていないと言えるだろう。
今回はその2戦に比べると相手関係はグッと楽になるので、好走の
チャンスは十分にあると予想。
また本レースは、ダービーからの直行組は相性が良い印象であり
さらに過去3年の勝ち馬の傾向「3走前に芝1800Mで勝利した馬」に
本馬は該当。
2014年のイスラボニータ、2015年のキタサンブラックがこの傾向に
該当していることが興味深く、重賞2勝目となるか注目している。
ローズS(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬
ローズS(GⅡ)枠順発表 阪神競馬場 芝1800m 2016年9月18日
枠 | 馬番 | 馬名 | 年齢 | 性別 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | クロコスミア | 3 | 牝 | 54.0kg | 岩田康誠 |
2 | 2 | ヘイハチハピネス | 3 | 牝 | 54.0kg | 藤原幹生 |
3 | カイザーバル | 3 | 牝 | 54.0kg | 四位洋文 | |
3 | 4 | アットザシーサイド | 3 | 牝 | 54.0kg | 福永祐一 |
5 | レッドアヴァンセ | 3 | 牝 | 54.0kg | 武豊 | |
4 | 6 | ジュエラー | 3 | 牝 | 54.0kg | M・デムーロ |
7 | シンハライト | 3 | 牝 | 54.0kg | 池添謙一 | |
5 | 8 | クィーンズベスト | 3 | 牝 | 54.0kg | 藤岡康太 |
9 | フロムマイハート | 3 | 牝 | 54.0kg | 和田竜二 | |
6 | 10 | バレエダンサー | 3 | 牝 | 54.0kg | 松若風馬 |
11 | フォールインラブ | 3 | 牝 | 54.0kg | 古川吉洋 | |
7 | 12 | デンコウアンジュ | 3 | 牝 | 54.0kg | 内田博幸 |
13 | アドマイヤリード | 3 | 牝 | 54.0kg | C・ルメール | |
8 | 14 | クリノサンスーシ | 3 | 牝 | 54.0kg | 幸 英明 |
15 | ラベンダーヴァレイ | 3 | 牝 | 54.0kg | 浜中俊 |
ローズS(GⅡ) 2016年予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
1 | シンハライト | 1.7 |
2 | ジュエラー | 2.9 |
3 | アットザシーサイド | 10.2 |
4 | レッドアヴァンセ | 10.3 |
5 | ラベンダーヴァレイ | 20.3 |
6 | カイザーバル | 21.1 |
7 | デンコウアンジュ | 23.5 |
8 | アドマイヤリード | 28.2 |
9 | クィーンズベスト | 57.2 |
10 | フロムマイハート | 85.5 |
11 | クロコスミア | 132.4 |
12 | フォールインラブ | 242.3 |
13 | バレエダンサー | 537.5 |
14 | ヘイハチハピネス | 900.9 |
15 | クリノサンスーシ | 984.1 |
ローズS(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬
4枠 6番 ジュエラー
前走で2016年桜花賞を制した後は、左前脚の骨折により休暇を
余儀なくされ、オークスへの出走も叶わなかった本馬。
幸い程度は軽く、本番に直行ではなくトライアルから復帰する
あたりに陣営の自信も感じることから、注目している一頭である。
また本レース過去5年で、前走オークス以外で【近2走以内に
上がり2位以内での連対実績がある馬】が好走しており、前走
オークス以外の馬の8頭がこのデータに該当していた。
本馬は前走オークス以外であり、ここまで全てのレースで
上り最速をマーク。連対実績があることにも注目だ。
さらに今回は馬券的に考えると、骨折明けを理由にオッズも
付きそうで妙味ありと予想。
コース形態からも、スローペースからの上がり勝負になりやすく
直線では鋭い末脚を武器に、坂を駆け上ってくるのではと思われ
復帰初戦のパフォーマンスに期待したい一頭である。
7枠 12番 デンコウアンジュ
2歳時にはアルテミスS(G3)で、あのメジャーエンブレムに土を
つけている本馬。
その後は案外の結果が続いているが、前々走の桜花賞(G1)
前走のオークス(G1)ともに、直線で不利を受けたこともあり
不完全燃焼の競馬が続いているようだ。
また本レースは【前走オークスで上がり5位以内の馬】に要注意
のレースであり、過去5年で前走オークス組で馬券になった7頭
がこの条件に該当していた。
本馬は前走オークス組で上がり5位以内で、9着に終わっており
ここでの巻き返しに期待したい一頭である。
脚質的に末脚一辺倒なのでアテにできない面もあるが、近走の
不完全燃焼からも、ここにかける思いは強いと思われる。
今回はしっかりと脚を溜めて展開待ちができれば、強烈な末脚
を武器に怖い存在となるであろう。
3枠 4番 アットザシーサイド
前々走の桜花賞(G1)でシンハライト、ジュエラーと差のない
レースを見せて3着に好走した本馬。
レースセンスの高い馬のようで桜花賞(G1)3着、フィリーズ
レビュー(G2)2着、阪神JF(G1)5着と、重賞戦線で安定して
上位争いに加わってきた一頭である。
しかし前走のオークス(G1)では11着と大敗、いきなりの2400M
への距離延長はさすがに厳しかったようだ。
そのオークス(G1)でも、うまく折りあっていたのにも関わらず
最後の直線で失速。 完全に距離が長かった印象であった。
しかし今回は、好走実績のある阪神コースと距離短縮という
好材料もあり惨敗は考えにくい1戦となった。
また今回は今後のことを考えても、賞金加算しておきたい1戦
であり、本番よりもココへの勝負度の方が高いと思われ、巻き
返しに期待している。
5枠 9番 フロムマイハート
前走オークス(G1)は16着と大敗、G1だけに仕方のない結果と
なった本馬。
オークス後は放牧に出され、馬体的にも精神的にも疲れを
リセットできたようだ。
また今回の舞台となる阪神1800Mでは2走して1着、2着1回の
連対実績があることに注目。
芝の1800M戦全体でも【2-3-0-0】で、連対率100%という得意
な距離である。
さらに注目すべきは、鞍上の和田騎手と厩舎である宮本厩舎と
の相性の良さである。
ここ3年で合計25走と少ないが、成績は【1・7・2・15】で
複勝率40%となかなかだ。さらに今年に絞れば【0・3・1・3】
で、3着以内率が57.1%という数字である。
今回は有力馬に後ろから行く馬が多いなか、先行から好位で
運べそうな脚質が魅力であり、人気薄のこういうタイプの馬は
トライアルでこそ狙える一頭だと思われる。
2枠 3番 カイザーバル
今回、有力馬が後方からの競馬をするタイプということから
一発あるならやっぱり前方だと思われ、注目している一頭。
本馬は阪神コースで全2勝をマーク。阪神コース巧者であり
うち1勝が、今回と同じ舞台であることにも注目。
また2006年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬や、2004年桜花賞を
制したダンスインザムードを母に持つ良血馬であり、母も
阪神コース巧者(2戦1勝、2着1回)だ。
今回、人気上位馬は始動戦となる馬が多く、本馬は夏に一度
使われている分、状態面は上向きであろうと予想。
本馬はパワーが持ち味なので、それを活かせる今回の舞台
なら馬券圏内も期待できる予感だ。
コース巧者である母の血を受け継いだ一頭だけに、大掛け
することに期待したい1戦である。