競馬初心者の馬券予想と収支報告ブログ

2015年夏に競馬を始めた初心者の日記です。

阪神JF(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

阪神JF(GⅠ)枠順発表 阪神競馬場 芝1600m 2016年12月11日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ディーパワンサ 2 54.0kg A・シュタルケ
2 ソウルスターリン 2 54.0kg C・ルメール
2 3 エムオービーナス 2 54.0kg 木幡初也
4 レーヌミノル 2 54.0kg 蛯名正義
3 5 ポンポン 2 54.0kg 嘉藤貴行
6 ショーウェイ 2 54.0kg 松若風馬
4 7 ブラックオニキス 2 54.0kg 城戸義政
8 サトノアリシア 2 54.0kg 池添謙一
5 9 ジャストザマリン 2 54.0kg 四位洋文
10 クインズサリナ 2 54.0kg V.シュミノー
6 11 ジューヌエコール 2 54.0kg M.バルザローナ
12 アリンナ 2 54.0kg 田辺裕信
7 13 ゴールドケープ 2 54.0kg 丸山元気
14 スズカゼ 2 54.0kg 松田大作
15 フェルトベルク 2 54.0kg 川島信二
8 16 シグルーン 2 54.0kg 藤岡康太
17 ヴゼットジョリー 2 54.0kg 和田竜二
18 リスグラシュー 2 54.0kg 戸崎圭太

 

阪神JF(GⅠ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ソウルスターリン 2.4
2 リスグラシュー 3.0
3 ジューヌエコール 6.1
4 レーヌミノル 7.1
5 ヴゼットジョリー 11.0
6 ディーパワンサ 11.2
7 アリンナ 37.5
8 サトノアリシア 39.4
9 シグルーン 55.7
10 ブラックオニキス 66.8
11 クインズサリナ 80.0
12 ショーウェイ 125.5
13 ジャストザマリン 250.9
14 ゴールドケープ 340.1
15 ポンポン 559.8
16 スズカゼ 758.0
17 エムオービーナス 1193.0
18 フェルトベルク 2347.5

 

阪神JF(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬

 

8枠 18番 リスグラシュー

均整の取れた馬体と高いレベルの素材を持ち、前走で近年
本レースと相性の良いアルテミスS(G3)を完勝してきた本馬。
直近2年の本レースでは、3着内に計4頭が入っている好相性の
ローテーションであり、2015年の本レースで圧倒的な強さを
見せた、メジャーエンブレムの通ってきた道である。
また本馬は、本レース過去10年で7勝を挙げているノーザン
ファームの生産馬であり、小柄な馬格ではあるがパンチ力は
なかなかの印象だ。
今回レース経験が少ない2歳馬同士の戦いの中、本馬はキャリア
全3レースを全て異なるコースで使われ好走。
さらに、全3レースで全て18頭立ての競馬を経験していることは
心強い材料となる。
前々走では阪神コースで圧勝しており、相性も問題無さそうだ。
ハーツクライ産駒である本馬は、名馬ジャスタウェイやヌーヴォ
レコルトに続く逸材であり、クラシック戦線を賑わす注目の1頭
となりそうな予感だ。

 

8枠 17番 ヴゼットジョリー

7月の新馬戦を勝利し、勢いそのままに新潟2歳S(G3)を勝利
している本馬。
新潟2歳S(G3)では、牡馬を相手に豪快な末脚で差し切っており
ここまで2戦とも、終いでしっかり伸びてくる末脚を披露。
差し馬有利と言われる今回、ここでも注目している1頭である。
また馬込みを気にせずレースを進める事ができるので、混戦に
強い馬なのではと予想。
さらに毎回鞍上が変わっても、しっかりと好走できていること
から操縦性が良く、素直な馬という印象だ。
今回の鞍上は和田騎手を予定しているが、和田騎手は先週の
チャンピオンズC(G1)でアスカノロマンを10番人気→3着に好走。
馬券を購入したファンに貢献してくれた鞍上だ。
また、本馬の父ローエングリンは2012年の2歳王者・ロゴタイプ
輩出しており、血統面での後押しにも注目だ。

 

6枠 11番 ジューヌエコール

新馬戦→ききょうS(OP)、そして前走のデイリー杯2歳S(G2)と
3戦続けて上り最速の脚で勝ち上がってきた本馬。
今回参戦の馬の中、唯一の3戦3勝馬であり、派手さはないが
操縦性の良さは抜群と言われる1頭である。
ここまでの3連勝を全て異なるコースで挙げているが、本当に
能力が高くなければできない事だと思われ、さらに3戦連続での
上り最速は、高い素質が有る事の証明とも言えるだろう。
また本馬も本レース過去10年で7勝のノーザンファーム生産馬で
あり、クロフネ産駒らしくギアチェンジが得意な印象だ。
前々走のききょうS(OP)で、阪神コースの坂を力強く駆け上り
勝利していることから適性は問題ないと予想。
牡馬との混合重賞で結果を出してきた実力からも、ここでも
大きく崩れる感じはなく、好走に期待したい。

 

4枠 8番 サトノアリシア

本馬も本レースと好相性のアルテミスS(G3)からのローテーション
であり、5着と掲示馬を確保。
またデビューから3戦を1800M戦で使われているが、本レースでは
過去に1800M戦を経験している馬が強いというデータがあり、2015年
10番人気で2着と穴を開けたウインファビラス、1着となったメジャー
エンブレムも1800M戦を経験していたことに注目。
今回のメンバーは1800M戦を経験している馬が少ないので、ひょっと
したら本馬の大駆けが見られるかもと予想。
さらに本レース過去10年の内、2009年を除く9年間の連対馬の傾向に
【デビュー2戦目を単勝1番人気で1着だった】という事があり、この
傾向にも本馬は該当している。
本馬も好相性のノーザンファーム生産馬であり、人気が落ち着く
今回は馬券的に妙味がある1頭だ。

 

1枠 1番 ディーパワンサ

ディープブリランテの初年度産駒として、デビュー前から注目
されていた本馬。430Kg前後の小柄な牝馬だが、3戦連続で上がり
最速をマークしており末脚の破壊力は相当な1頭である。
デビューから無傷で挑んだ、前走のデイリー杯2歳S(G2)は休み
明けの上に、展開も向かなかったようで4着に終った。
敗因はスローペース&位置取りの差にあったようだが、最後まで
しぶとく脚は伸ばしていた印象だ。
しかし今回、力を必要とする阪神マイルに変わるのはプラス材料
であり、挽回してくる可能性は高いと予想。
今回の阪神外回りコースは、4コーナーから緩やかな下り坂となり
トップスピードに乗せていく過程で加速扶助を受けやすいコース。
本馬の武器である、確かな末脚を出し切れた時には怖い存在となる
だろう。

 

6枠 12番 アリンナ

牝馬豊作で重賞勝ち馬が多数参戦の今回、人気薄の盲点となり
そうな本馬は、本レースと好相性のマツリダゴッホ産駒であり
複勝率は29.6%。
マツリダゴッホ、母の父グラスワンダーという有馬記念血統
ということも興味深く、どちらも右回りで真価を発揮した馬だ。
今回は初マイルということで未知数ではあるが、1400Mでは
直線でひと脚使えている印象なので、マイルでも通用しそうな
予感である。
ここまで3戦はデビュー戦こそ2番手で競馬したが、2戦目3戦目は
逃げての勝利。今回もしも、後方組が末脚不発となればまんまと
残ってしまうことも想定される。
また本馬の強みは「誰が鞍上でも馬券に絡んでいる」競馬であり
今回、鞍上はテン乗りを得意とする田辺騎手に乗り替わる。
初マイル&初コースとのり超えるべき壁はあるが、ここで好走
するようなら見通しも明るくなる1頭である。

 

 

チャンピオンズカップ(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

チャンピオンズカップ(GⅠ)枠順発表 中京競馬場 ダート1800m 2016年12月4日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 カフジテイク 4 57.0kg 津村明秀
2 2 アウォーディー 6 57.0kg 武豊
3 ブライトライン 7 57.0kg 田辺裕信
3 4 アスカノロマン 5 57.0kg 和田竜二
5 ロワジャルダン 5 57.0kg 横山典弘
4 6 モンドクラッセ 5 57.0kg 丸山元気
7 ラニ 3 56.0kg 内田博幸
5 8 サウンドトゥルー 6 セン 57.0kg 大野拓弥
9 ノンコノユメ 4 セン 57.0kg R・ムーア
6 10 メイショウスミトモ 5 57.0kg 古川吉洋
11 コパノリッキー 6 57.0kg C・ルメール
7 12 ゴールドドリーム 3 56.0kg M・デムーロ
13 ブライトアイディア 6 57.0kg 幸 英明
8 14 アポロケンタッキー 4 57.0kg 松若風馬
15 モーニン 4 57.0kg 戸崎圭太

 

チャンピオンズカップ(GⅠ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 アウォーディー 1.9
2 ノンコノユメ 6.1
3 ゴールドドリーム 6.3
4 コパノリッキー 7.4
5 モーニン 9.2
6 サウンドトゥルー 9.9
7 アポロケンタッキー 18.6
8 アスカノロマン 32.9
9 ロワジャルダン 33.3
10 ラニ 33.8
11 カフジテイク 60.2
12 モンドクラッセ 257.0
13 メイショウスミトモ 442.8
14 ブライトライン 594.8
15 ブライトアイディア 1335.8

 

チャンピオンズカップ(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬

 

2枠 2番 アウォーディー

ダート王決定戦となる本レースに破竹の6連勝で挑んでくる本馬。
かつて芝コースで使われ、勝ちきれなかったことが嘘のような
活躍ぶりであり、現時点ではダート界の主役と言っていい存在だ。
今回の相手関係もほぼ勝負付けが済んでおり、手が合う鞍上武豊
騎手とのコンビで、中央G1制覇を狙っている。
脚質も前に行って良し、差して良しと自在に立ち回れる強さを持ち
ダート1800M戦も3戦3勝と問題はない。
連勝中の6戦、どんな展開になってもしっかりと上りの脚をメンバー
最速で使えており、ここでも好勝負必至な1頭だ。
また本レース過去10年(2009年を除く)で【前走JBCクラシック3着
以内の馬】が例年1~2頭は馬券圏内に入っており好相性。
さらに1番人気が予想される本馬だが、1番人気は毎年のように3着
以内を確保しており信頼できる。
本馬の母、ヘヴンリーロマンスは本馬の調教師である松永幹夫氏が
現役時代に騎乗した馬であり、2005年の天皇賞・秋を制している。
名牝となった母に続き、産駒も中央G1制覇を果たせるか注目だ。

 

5枠 8番 サウンドトゥルー

本馬も本レースと好相性の【前走JBCクラシック組】であり、差し馬
には厳しい馬場コンディションの中、しっかりと好走し3着となった。
2015年の本レースでもメンバー最速の末脚で追い込み、3着を確保し
たが今回、逃げ&先行タイプの人気馬が前でやり合い、前の馬に
厳しいレースになった時に末脚自慢の本馬が有利となると予想。
しかもOP勝ちをして以降、あまり人気しないのだが安定して走って
くれる魅力的な1頭なのだ。
近10走の戦績を見てみると【3.2.4.1】と複勝率は90%で掲示板率は
100%という脅威的な数字である。
さらに本レース過去10年、5~6歳の馬が好走傾向にあり本馬は該当。
ここで大きく崩れることは考えづらく、人気も落ち着きそうなので
馬券的にも妙味がある。
遅咲きの印象だが、前が激しくなった時には本馬の出番がありそうだ。

 

8枠 15番 モーニン

2016年フェブラリーS(G1)を1分34秒のレコードで制覇した本馬。
デビューから7戦目で、G1制覇という素晴らしい結果を残した1頭だ。
近走は案外な結果が続いているが、秋の2戦は出走馬中で最も重い
別定重量を背負っており、定量戦となる今回は真価を問われる1戦
となるだろう。
別定重量59Kgで挑んだ前走の武蔵野S(G3)では、外に蓋をされて
厳しい展開となり、力を出しきれず7着に終った。
陣営からは「真剣に走っていなかった」というコメントも出ていた
が、前走成績で人気落ちするなら馬券的にも妙味がある。
1600M戦なら文句なしの実力馬であるが、今回は1800M戦となり距離
延長を不安視する声もあるが、前々走の日本テレビ盃(G2・船橋
ダート)で1800M戦を2着となっており、その結果と今回の斤量ならば
十分ここでも通用するはずと予想。
展開や馬場に左右されやすい一面もあるが、スピード馬場になった時
怖い存在となるであろう。

 

3枠 4番 アスカノロマン

2016年春までは、フェブラリーS(G1)で3着など重賞レース5戦連続で
馬券圏内に絡んでいた本馬だが、近走は案外な結果が続いている。
しかし、今回の舞台である中京コースとは好相性で2戦2勝の実績。
ここまで1800M戦を主に使われており、5勝2着3回をマークしている
ことから、馬券圏内ならありかもと思わせる1頭である。
前走のみやこS(G3)は、馬体重がプラス10Kgで重めだったこともあり
14着と大敗した。近走は人気に応えられず、着順を落としているので
今回も人気薄は濃厚となり妙味もある。
また本馬はアグネスデジタル産駒であるが、2015年から同舞台に出走
している産駒は20頭。成績は【4・6・2・8】と好成績であり、単勝
複勝回収率も100%を超える結果であることに注目。
さらに本馬は寒い季節は得意なタイプで、冬場の好走が目立つのも
事実である。見限るのは早計であり、前走よりも体が絞れているので
あれば、ここは狙い目と言えるだろう。

 

8枠 14番 アポロケンタッキー

2015年秋から徐々に力をつけてきた印象であり、重賞初挑戦となった
シリウスS(G3)では、斤量57.5Kgながら3着と好走。
またダート1800M戦で【3.1.0.1】と好成績を挙げ、うち1勝は重賞初
制覇を果たした前走のみやこS(G3)であり、勢いは十分の本馬。
そのみやこS(G3)が創設された2010年以降、計6頭が本レースで馬券
圏内に入っており、好相性のローテーションだ。
本馬は芝・ダート両方で使われているが、ダート実績【7.2.1.3】と
約77%の確率で馬券に絡んでいることに注目。
重賞では人気しない方なのだが、人気より結果を上に持ってくる頼も
しい存在であり、今回相手は強化されるが気になる1頭だ。
また本馬の最大の魅力は「誰が鞍上でも安定感のある競馬ができる
こと」であり、それだけ素直な馬なのだと思われる。
今回は初の中京コースとなるが、左周りの東京コースでも好走実績が
あることから左周りは心配なさそうだ。

 

3枠 5番 ロワジャルダン

2015年のみやこS(G3)1着→本レースで4着と好走が続き、ダート界の
中心的存在になると期待されたが、その後は不振が続き思うような
結果が残せなかった本馬。
しかし結果を出せなかった4戦全て、早めに動いたことで最後に脚を
なくした印象であり、前目の脚質が合わなかったようだ。
前走のみやこS(G3)では、じっくりと脚を溜める競馬を選んだ結果
7番人気を覆し3着と激走。本レースと好相性のみやこS(G3)を2年
連続で好走していることから、ここでは軽視できない存在となった。
また本馬はダートで使われた18戦で、掲示板を外したのは1度だけと
いう堅実派であり、ダート1800M以下に絞ると掲示板を外したことは
ないという超堅実な1頭だ。
さらに本馬はキングカメハメハ産駒であるが、本レース近2年の勝ち
馬の血統は、キングマンボの血を色濃く持っていることに注目。
鞍上も本馬の良さを引き出せそうな横山騎手に乗り替わり、復調の
気配が漂うここがメイチの予感がしている。

 

ジャパンカップ(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

ジャパンカップ(GⅠ)枠順発表 東京競馬場 芝2400m 2016年11月27日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 キタサンブラック 4 57.0kg 武 豊
2 ビッシュ 3 53.0kg 幸 英明
2 3 ゴールドアクター 5 57.0kg 吉田隼人
4 ルージュバック 4 55.0kg 戸崎圭太
3 5 イキートス 4 57.0kg I.ファーガソン
6 ラストインパクト 6 57.0kg 川田将雅
4 7 ワンアンドオンリー 5 57.0kg 田辺裕信
8 イラプト 4 57.0kg P.ブドー
5 9 ディーマジェスティ 3 55.0kg 蛯名正義
10 トーセンバジル 4 57.0kg 内田博幸
6 11 フェイムゲーム 6 セン 57.0kg 北村宏司
12 サウンズオブアース 5 57.0kg M・デムーロ
7 13 ヒットザターゲット 8 57.0kg 小牧太
14 レインボーライン 3 55.0kg C・ルメール
8 15 ナイトフラワー 4 55.0kg A・シュタルケ
8 16 リアルスティール 4 57.0kg R・ムーア
8 17 シュヴァルグラン 4 57.0kg 福永祐一

 

ジャパンカップ(GⅠ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 キタサンブラック 3.5
2 リアルスティール 3.8
3 ゴールドアクター 4.1
4 ディーマジェスティ 6.8
5 シュヴァルグラン 9.4
6 レインボーライン 11.2
7 サウンズオブアース 13.2
8 ルージュバック 15.1
9 ビッシュ 62.9
10 イラプト 68.1
11 ラストインパクト 77.3
12 ナイトフラワー 95.5
13 トーセンバジル 107.7
14 フェイムゲーム 130.0
15 ワンアンドオンリー 273.8
16 ヒットザターゲット 345.6
17 イキートス 350.8

 

ジャパンカップ(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬

 

5枠 9番 ディーマジェスティ

3歳世代はレベルが高いと謳われているが、本馬は春に皐月賞(G1)を制し
次走のダービー(G1)が3着と、世代を代表する実力馬である。
期待された前走の菊花賞(G1)は2番人気→4着と、デビュー以来はじめて
崩れたが、3000Mを超える距離や関西遠征も重なり、不安要素が多いなか
での1戦であった。
しかし前走は力を出し切っていないとも思われ、長丁場を走ったダメージ
は少ないと予想。
また今回、直線の長い東京・芝へのコース替わりは豪快な末脚を活かせる
舞台であり、プラス材料となることから注目している1頭だ。
さらに本レース好走傾向の斤量53~55Kgであり、ダービーで馬券に絡んだ
3歳牡馬が好走傾向にあるという点に該当。
本レース過去5年の好走馬、15頭中11頭が【前走G1で5位以内の上がりを
使っていた馬】であり、前走が菊花賞(G1)で上り3位の本馬は該当。
しかも、ここまで東京コースでは馬券内パーフェクトの成績であり勝機を
十分に見いだせる1戦であると言えるだろう。

 

8枠 17番 シュヴァルグラン

2016年に入って地力強化が著しく、全てGⅡ戦以上で【2-1-1-1】の成績を
収めている本馬。
春の天皇賞(G1)で3着の大健闘、前走のアルゼンチン共和国杯(G2)で
勝利するなど本格化してきた印象だ。
その前走で東京コースを経験し、2400M戦は3勝2着1回と走り慣れた得意な
距離であり、ここで上位争いを演じても何ら不思議ではない1頭だ。
本馬は本レース好走血統のトニービンの血を持つ馬であり、父はハーツ
クライだが産駒はジャスタウェイを始め、古馬になってからの成長が
目覚ましく、今の充実ぶりと勢いは侮れないであろう。
今回は前走で順当に勝利を収め、予定通り叩き2走目で本レースを迎える
こととなる。
もちろん相手は強化されるが心身共に充実し、力強化が目覚ましい今なら
姉のヴィルシーナ、妹のヴィブロスに続きG1制覇も期待できそうだ。

 

7枠 14番 レインボーライン

前走の菊花賞(G1)では人気薄であったが、2着と大健闘した本馬。
本レースでは【前走が菊花賞で2着】だった馬が、【1-1-0-1】と
好走しており、唯一の馬券外となったウィンバリアシオンも5着。
勝率33%,連対率66%,掲示板率100%という驚くべき数字である。
また菊花賞(G1)で9番人気→2着やNHKマイル(G1)12番人気→3着など
馬券購入したファンへ、大きな貢献をしてくれる1頭である。
さらに今回は福永騎手からC・ルメール騎手に替わるのはプラス材料
であり、本レース過去5年で毎年1頭以上馬券に絡んでいる【外国人
騎手騎乗馬】に該当。好走した15頭中、6頭が外国人騎手騎乗馬で
あった。
また距離延長で良さが出てきていること、前々走の札幌記念(G2)で
モーリスに続く3着となった内容からも、ここでの好走に期待。
今回も現時点で6番人気であり、馬券購入のファン達に貢献してくれ
そうな予感である。

 

1枠 1番 キタサンブラック

2015年は菊花賞制覇に有馬記念3着とG1戦で活躍、2016年も春の天皇賞
制覇に宝塚記念3着と結果を残している本馬。
馬券外になった経歴がここまで一度のみと、安定感抜群であり自分で
レースを作ることが出来る先行脚質を武器に、古馬の王道路線で結果
を出し続け、輝かしい戦歴を持っている1頭だ。
実は過去に、今回の舞台で14着に敗れているが(2015年日本ダービー)
その時とは状態も地力も比べ物にならないほど成長しており、本格化
を果たした今は、ここでも主役候補になると予想。
どういうレースでもしっかり走ってくる印象であり、高い総合力を
活かし、武豊騎手とのコンビで勝負してきそうな予感だ。
もともとはあまり人気しない馬であったが、前走でデビュー以来初の
1番人気となりマークされるような立場の中、人気に応えて勝利した。
その強さはやはりフロック視できず、ここでの活躍に期待している。

 

1枠 2番 ビッシュ

本レースでは過去7年で、5回も牝馬が優勝しておりブエナビスタ
ウオッカジェンティルドンナ(2連覇)、ショウナンパンドラ
いった名牝の名前が挙げられる。
さらに2013年はジェンティルドンナデニムアンドルビー牝馬
ワンツーを独占するなど、牝馬の活躍が目立つことから注目している
1頭である。
3走前のオークス(G1)ではハイレベルな戦いの中、3着と好走したが
今回はその激走した舞台と同じであり、心強い材料となった。
また斤量が53Kgであるが、400キロそこそこしかない小柄な本馬には
有り難い斤量であり、東京コースでは【1.0.1.1】と相性も良い。
今回は鞍上が、幸騎手に乗り替わることから人気も落ち着くと予想
され馬券妙味もある。
しかし2003年に幸騎手は、主戦ジョッキーであったスティルインラブ
牝馬三冠に導いており、今回は牝馬三冠ジョッキーに勝負の手綱を
託したということだろう。
実績や能力では古馬たちに劣ってしまうが、斤量差を味方にどんな
競馬をするのか楽しみである。

 

6枠 12番 サウンズオブアース

本馬も本レース過去5年の好走馬、15頭中6頭が該当し毎年1頭以上が
馬券に絡んでいる【外国人騎手騎乗馬】であり、今回はM・デムーロ
騎手が鞍上予定である。
2015年もこのコンビで本レースに参戦、1コーナーで不利を受けたが
立て直し、結果は5着と掲示板は確保した。
ここまで18戦を使われ、掲示板を外したのが3回のみと超堅実派だが
勝ち星から2年以上遠ざかっており、なかなか勝ち切れない1頭だ。
少々地味な印象であるが、3走前の日経賞(G2)ではG1馬マリアライト
を撃破するなど、中長距離路線で現役最強と言われる重賞未勝利馬
であり、重賞2着が6回というシルバーコレクターである。
また戦績を見ると凡走の後に2着になることが多く、レースを遡ると
11着→2着→2着→4着→9着→2着→5着→2着→2着→15着→4着、そして
今回を迎えている。
これまでの流れだとここで好走してもおかしくなく、位置取り1つで
一発ありそうな予感である。

 

 

 

 

東スポ杯2歳S(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

東スポ杯2歳S(GⅢ)枠順発表 東京競馬場 芝1800m 2016年11月19日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ムーヴザワールド 2 55.0kg C・ルメール
2 2 ショワドゥロワ 2 55.0kg M.バルザローナ
3 3 キングズラッシュ 2 55.0kg 田辺裕信
4 4 マイネルエパティカ 2 55.0kg 松岡正海
5 5 トラスト 2 55.0kg 柴田大知
6 6 ブレスジャーニー 2 55.0kg 柴田善臣
7 7 ジュンヴァリアス 2 55.0kg 北村宏司
8 エルデュクラージュ 2 55.0kg R・ムーア
8 9 スワーヴリチャード 2 55.0kg 四位洋文
10 オーバースペック 2 55.0kg 岩部純二

 

東スポ杯2歳S(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ムーヴザワールド 2.3
2 トラスト 3.7
3 ブレスジャーニー 4.5
4 スワーヴリチャード 7.0
5 キングズラッシュ 9.5
6 エルデュクラージュ 11.8
7 オーバースペック 15.7
8 ショワドゥロワ 68.7
9 ジュンヴァリアス 73.1
10 マイネルエパティカ 189.7

 

東スポ杯2歳S(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

6枠 6番 ブレスジャーニー

デビューから3戦全て東京コースで使われており、その3戦全てで
最速の上がりをマークしている本馬。
東京コースは非常に相性が良さそうで、2勝3着1回と馬券圏内の
結果である。
本レースでは【前走東京コース】の馬から、この10年連続で
好走馬が出てきており、さらに【前走サウジアラビアRC組】から
5頭が馬券圏内に入ってきていることに注目。
本馬は【前走サウジアラビアRC組】で東京コースを勝利しており
キャリアの浅い2歳馬の中で、この経験は強みであろう。
その前走は稍重の馬場ながら、上がりで唯一の33秒台を記録する
など末脚の破壊力は抜群だ。
血統背景からか注目されづらい本馬だが、今回はキングズラッシュ
の主戦、柴田善騎手が本馬を選んでおりこちらに勝算あってのこと
かと予想している。

 

8枠 10番 オーバースペック

デビューから3戦連続で、上がり3ハロン最速をマークするなど
非凡な瞬発力が持ち味の本馬。
その切れ味は広い東京コースで、いかんなく発揮されそうだ。
またここまで3戦で、勝ったレースは1800M戦(福島コース)だけと
いうことも興味深く、全て異なる競馬場で好走できていること
にも注目。
本レース過去5年で好走した15頭中12頭が、異なる競馬場での
馬券内実績があり、特に直線の長い競馬場で実績がある馬には
注意とのデータがある。
本馬はデビュー戦を東京コース(1600M)で3着、前走の新潟2歳S
(G3)で新潟コースを2着の実績がある。
さらに本馬の魅力は、人気より結果を上に持ってくるところで
あり、デビュー戦9番人気→3着、未勝利戦3番人気→1着、前走
6番人気→2着という好走ぶりだ。
今回も人気は落ち着くと予想され、どんな好走を見せてくれる
のか楽しみな1頭である。

 

5枠 5番 トラスト

前走の札幌2歳S(G3)では、先手をスムーズに奪い最後は2馬身半
の差をつけて鮮やかに逃げ切った本馬。
今回は有力馬たちに、後ろからの競馬をしそうなタイプが多く
番手から抜け出す競馬をすれば、勝ち負けできそうな1頭だ。
フットワークを見ると大きくて雄大なタイプであり、札幌コース
でもコーナリングのスピード差で後続に差をつけたが、その大きな
フットワークは広いコースでこそ活きそうな感じだ。
また、父はスクリーンヒーローだが大物産駒をたくさん出すタイプ
ではない。
しかし、その産駒にはモーリス、そしてゴールドアクターがいる
ことに注目。
今回は産駒が活躍する東京コースであり、複勝率は26%である。
本馬も今後の活躍が期待される1頭であり、2017年の英ダービー
への登録がその表れだろう。

 

3枠 3番 キングズラッシュ

デビュー戦を福島コースで使われ、マクリからの差し切り勝ち。
前走は中山コースで先行から抜け出し、前目から早めにしかけて
押切勝ちと、それぞれ違うパターンで2戦2勝している本馬。
2歳馬でキャリアの少ない中、経験した2戦が異なる脚質である
ことから、自在性に富んだ1頭だと言えるだろう。
本馬は2戦2勝の無敗馬であるが、ともに2000M戦であった。
今回は距離短縮となるが、前走のように前々から進める競馬が
できれば勝機もあると予想。
また2016年注目の新種牡馬ルーラシップ産駒であり、血統面から
軽視が出来ない存在だ。
まだ気性面で幼さを見せ、心身共に成長の余地を残しているが
秘めた素質に期待したい。

 

7枠 7番 ジュンヴァリアス

デビューから2戦を1600M戦で使われたが、距離を延ばして挑んだ
前走の1800M戦(新潟コース)で快勝した本馬。
ここまで3戦を全て異なるコースで使われており、前走は【直線の
長い競馬場】で勝利、さらに【異なる競馬場で馬券内の実績】が
あることから注目している1頭だ。
本レース過去5年で15頭中12頭が、異なる競馬場で馬券内の実績が
あり、特に直線の長い競馬場で実績のある馬が好走傾向にある
ようだ。
また【前走未勝利戦】だった馬が、4頭馬券に絡んでいることにも
注目。さらにその4頭共7番人気以下だったのだが、本馬は9番人気
が予想され該当している。
ここまで3戦共、後方からの競馬になったが前崩れの展開になった
時には父譲りの瞬発力が発揮されそうだ。

 

マイルCS(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

マイルCS(GⅠ)枠順発表 京都競馬場 芝1600m 2016年11月20日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ディサイファ 7 57.0kg 武 豊
2 サトノアラジン 5 57.0kg 川田将雅
2 3 スノードラゴン 8 57.0kg 大野拓弥
4 ロードクエスト 3 56.0kg 池添謙一
3 5 ヤングマンパワー 4 57.0kg M.バルザローナ
6 ダノンシャーク 8 57.0kg 松山弘平
4 7 フィエロ 7 57.0kg 戸崎圭太
8 イスラボニータ 5 57.0kg C・ルメール
5 9 サトノルパン 5 57.0kg M・デムーロ
10 マジックタイム 5 55.0kg A・シュタルケ
6 11 テイエムタイホー 7 57.0kg 幸 英明
12 ウインプリメーラ 6 55.0kg A・アッゼニ
7 13 ダコール 8 57.0kg 小牧太
14 クラレント 7 57.0kg 岩田康誠
15 ネオリアリズム 5 57.0kg R・ムーア
8 16 ミッキーアイル 5 57.0kg 浜中俊
17 ガリバルディ 5 57.0kg 福永祐一
18 サンライズメジャー 7 57.0kg 四位洋文

 

マイルCS(GⅠ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 サトノアラジン 3.4
2 イスラボニータ 4.5
3 ヤングマンパワー 6.5
4 ミッキーアイル 6.8
5 ネオリアリズム 10.3
6 ロードクエスト 10.5
7 フィエロ 10.7
8 マジックタイム 13.8
9 ガリバルディ 17.2
10 サトノルパン 22.3
11 ディサイファ 36.0
12 スノードラゴン 56.9
13 ウインプリメーラ 79.3
14 サンライズメジャー 174.7
15 ダノンシャーク 180.4
16 クラレント 199.4
17 ダコール 296.8
18 テイエムタイホー 536.3

 

マイルCS(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 8番 イスラボニータ

2016年春は惜しい競馬が続いていた本馬だが、秋初戦の富士S(G3)
ではパートナーにC・ルメール騎手を迎え、手応えある2着を確保。
4か月半の休み明けプラス、58Kgを背負っての好走であり上出来
だったと言えるだろう。
ここまでも重賞で度々、好走を繰り返してきた実力馬であるが
本馬の本領発揮は、2015年の本レース3着や前々走の安田記念(G1)
5着(勝ち馬から0.3秒差)に見られるように1600M戦にあると思わ
れる。
さらに本馬の魅力はG1戦での勝負強さであり、これまでG1戦で
【1.1.3.2】と掲示板を外したのは3歳時のジャパンC(G)だけ
という実績である。
また【前走富士S組】は本レース過去10年で5回馬券になっている
ので軽視はできない存在であり、レースを使いつつ良化していく
タイプだけに、休み明け2戦目でパフォーマンスを上げてくると
予想。脚質的にも安定しており、C・ルメール騎手も安定した結果
を出せる騎手で上位台頭する可能性は高そうな1頭だ。

 

4枠 7番 フィエロ

本レースで2014年&2015年ともに2着、2年連続連対馬が初G1制覇を
狙って参戦してきた。
本馬は京都・芝コースを得意にしており【1.5.2.2】で、掲示板を
外したのは、前走のスワンS(G2)9着のみという実績である。
そのスワンS(G2)では、1番人気に支持されるも9着と大敗したが
能力的にもここでは上位にも関わらず、前走が原因で人気を落とす
ならば今回は狙い目である1頭だ。
また【前走のスワンS】は、本レース過去10年で8回馬券に絡んでおり
着外から巻き返す馬もいる。
さらに本レース過去10年で斤量傾向は57Kgが9勝、古馬の牡馬が30頭中
24頭馬券に絡んでいることに注目。本馬は7歳&57Kgを背負うことと
なり、好走傾向に該当している。
今回マイルへの距離延長となるが、ここまで全5勝中4勝をマイル戦で
挙げておりプラス材料だ。
鞍上予定の戸崎騎手が今回、本馬を選んだことが勝負度合いの高さ
を示しており、メイチ仕上げに定評のある藤原厩舎ということも期待
させる1戦である。

 

3枠 5番 ヤングマンパワー

2016年の夏は一気に覚醒。マイル戦で3連勝を挙げ、近2走はG3ながら
マイル重賞を連勝するなど、ここに来て馬が本格化した印象だ。
本馬も本レースと好相性の【前走富士S組】であり、イスラボニータ
ロードクエストダノンプラチナといった強敵を倒し勝利している。
また本レース過去10年、5番人気以内で富士Sを勝った馬の複勝率は
100%という数字に注目。本馬は3番人気→1着であった。
本馬は適性の幅が広く大崩れしないのが武器であり、福島民報杯(OP)
から、5戦全て連対中と安定感抜群の1頭である。
また好走続きにも関わらず人気にならない不思議な馬であり、1番人気
になったことがないというエピソードもある。
レース中は頭が高く、しかも横に曲げて走る独特のフォームが個性的で
あるが、勢いとレースセンスは侮れない存在だ。
今回、鞍上がM・バルザローナ騎手に乗り替わるが、本馬の所属厩舎の
G1勝ちは3勝、その3勝全てが外国人騎手の騎乗の時という事実もある。
約1年半ぶりのG1挑戦となるが、キャリアを積んで完成の域に近づいた
今なら好勝負の期待ができる1戦だ。

 

8枠 17番 ガリバルディ

京都の外回りコースでは【2.1.1.1】と安定した結果を残している本馬。
近2戦の結果から充実期を感じさせるが、能力的な面から人気薄で
あり今回の舞台なら面白い1頭である。
本馬はディープインパクト産駒だが、京都マイルはディープ産駒の
庭とも言える舞台。過去の本レースでも数多くの上位好走馬を輩出
してきた。末脚の切れ味なら本馬も過去の好走馬に負けてはおらず
ここは非常に狙いどころであろう。
前走の富士S(G3)では末脚不発に終わり5着であったが、上がり最速
の33.4秒をマーク。前走上がり最速の馬は歯車さえ噛み合えば、上位
進出も現実味を帯びてくるとの声もある。
さらに【前走富士S組】で、人気薄からの好走が見られる本レース。
2009年富士Sで9着→本レース14番人気で2着に好走し、大穴を開けた
マイネルファルケ。2014年富士Sで7着→本レース8番人気で1着と波乱
を巻き起こしたダノンシャークがいる。
また鞍上予定の福永騎手は、本レース過去10年で3回馬券に絡んでおり
複勝率は33.3%。
今回は叩き2走目で本領発揮が期待され、波乱の立役者になりそうな
予感である。

 

2枠 3番 スノードラゴン

今週末の京都地方は雨予報、当日馬場が渋った時には要注意の1頭だ。
本馬は競走生活の大半は1200M前後に終始しており、2014年のスプリン
ターズS(G1)で1着など、スプリンターのイメージが強い1頭だ。
実はデビューから3戦はマイル戦を使われていた本馬。芝のマイル戦
では3戦0勝2着3回、連対率は100%である。
8歳となった本馬だが年齢的にズブさも増して、さらに競馬を覚えて
控えられるようになった今はむしろ、マイルくらいの方がいいのでは
との声もあり注目している。
またトップスピードの素晴らしさは現役屈指の水準であり、後方で
脚を溜めれたら、それなりに脚を使ってきそうな予感。
マイルで脚を溜めたとして、どの程度の上がりが出せるのかはまだ
未知数であり、マイルはダメだと決めつけるのは危険であろう。
さらに本レース過去10年【前走から距離延長組で前走着順5~9着
だった馬】が巻き返しての好走が多く、距離延長&前走5着だった
本馬は該当していることにも注目。
8歳馬ながら強敵相手に大崩れがなく、今回のメンバーレベルなら
好走もあると予想。天候も味方して得意な馬場になる可能性が高く
久しぶりの勝利に期待している。

 

 

 

デイリー杯2歳S(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

デイリー杯2歳S(GⅡ)枠順発表 京都競馬場 芝1600m 2016年11月12日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 タイセイスターリー 2 55.0kg 川田将雅
2 2 リナーテ 2 54.0kg 浜中俊
3 3 ボンセルヴィーソ 2 55.0kg 松山弘平
4 4 ユノディエール 2 55.0kg 四位洋文
5 5 ビーカーリー 2 54.0kg 国分恭介
6 6 ジューヌエコール 2 54.0kg 福永祐一
7 7 ディーパワンサ 2 54.0kg C・ルメール
8 サングレーザー 2 55.0kg 武豊
8 9 ベルカプリ 2 54.0kg 池添謙一
10 サンライズソア 2 55.0kg 幸 英明

 

デイリー杯2歳S(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ディーパワンサ 2.5
2 リナーテ 2.8
3 タイセイスターリー 5.3
4 ジューヌエコール 6.0
5 サングレーザー 6.5
6 ベルカプリ 23.1
7 サンライズソア 59.2
8 ユノディエール 75.6
9 ビーカーリー 94.9
10 ボンセルヴィーソ 190.7

 

デイリー杯2歳S(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

7枠 8番 サングレーザー

デビューから2戦目の札幌・洋芝1800M戦で初勝利を飾った
本馬。前走後は休養を取り、落ち着いた状態で本レースに
挑んでくるようだ。
本馬はディープインパクト産駒であるが、京都の外回りは
ディープ産駒の切れ味が存分に発揮される舞台であり、また
半兄のゴーハンティングやクロスボウが、マイル近辺を得意
としていたことにも注目。
さらに母父にヴァイスリージェントがいるディープ産駒は
マカヒキと同じ配合であることも興味深い。
本馬の魅力は相手なりに走れる競馬センスであり、ここまで
2戦を全く異なる適正のコースで好走できている。
しかも鞍上予定の武豊騎手は、本レース過去10年で2勝を挙げ
複勝率60.0%という好成績だ。
本馬の兄弟は勝ち上がりが早く、若駒時代に勝ち星を重ねる
馬も多く、本馬も期待の1頭と言えるだろう。

 

6枠 6番 ジューヌエコール

新馬戦→ききょうS(OP)と、2戦続けて上り最速の脚で勝ち
上がってきた本馬。
新馬戦では重馬場にもかかわらず、メンバー唯一の34秒台の
末脚を披露した。
クロフネ、母父アグネスタキオンという血統だが、アグネス
タキオン産駒は2007年から2011年まで、本レースを4年連続で
連対していたことに注目。
血統面を見ても本馬の非凡な素質がうかがえ、前に行ってよし
差してよしと、自在性のある脚質も魅力な1頭である。
また鞍上予定の福永騎手は、過去10年で本レースで8回も騎乗
しており、馬券に絡むこと5回で複勝率62.5%という数字だ。
「非常にバランスのとれた馬」との声もあり、先々まで活躍が
楽しみになりそうだ。

 

8枠 9番 ベルカプリ

前走の未勝利戦を京都・芝1600M戦で勝利した本馬。
初勝利を飾るまで5戦を要したが、いずれも逃げ・番手からの
競馬で掲示板を外しておらず、安定感の高さが魅力的な1頭で
ある。
その前走での勝ち時計1分33秒7は優秀であり、キャリアの
浅い馬同士の一戦で、豊富な経験は強調材料となるだろう。
また【前走で京都、阪神の芝1600M以上で1着となった馬】が
本レースでは好走しており、過去5年で6頭馬券に絡んでいる
ことに注目。
さらに鞍上予定の池添騎手も、京都・芝1600Mは得意な鞍上だ。
今回は本馬がハナを切る可能性が高いと予想されるが、本レース
過去10年で逃げ馬の成績は【1-2-1-6】で、複勝回収率が78%と
いう高い数字にも注目している。

 

1枠 1番 タイセイスターリー

大物感が漂う良血大型馬の本馬。半兄にはNHKマイルC(G1)の
覇者であるミッキーアイルがいる。
兄はディープインパクトの切れ味よりもスピードを受け継いだ
タイプのようだが、マンハッタンカフェの血を持つ本馬は長い
距離もこなせそうなタイプだ。
血統背景からも、京都の軽い芝にマッチしているようであり
ひと叩きした効果は大きく、初戦よりも動けると予想。
距離も1400M~1600Mなら、まず問題はないだろうと思われ
さらにマンハッタンカフェ産駒はサンデー系種牡馬となるが
本レースとサンデー系種牡馬は【1.2.1.7】で複勝率36.4%と
いう、なかなかの相性。
まだ若さを残し粗削りな本馬だが、その分だけ伸びしろも十分
あり注目している1頭である。

 

3枠 3番 ボンセルヴィーソ

デビュー戦では幼さを見せ8着に終わったが、前々走の未勝利戦で
勝ち馬から0.3秒差の4着に健闘し、前走の未勝利戦で1着と1戦毎に
良くなってきている印象の本馬。
しかも前走は、1分21秒6という好タイムで未勝利戦を脱出しており
上昇度で言えば、本馬も全くヒケを取らない1頭だ。
父は2015年度の2歳リーディングサイヤーに輝き、2016年も小倉2歳S
(G3)優勝→京王杯2歳S(G2)2着のレーヌミノルを筆頭に、数多くの
活躍馬を送り出しているダイワメジャーであることにも注目。
本レース好走血統のグレイソヴリン系を母方に持ち、父方にも好走
血統のノーザンテースト系を持っていることにも興味深い。
少し怖がりな面もあるようだが、前々走では馬群でもまれても集中力
を保ちながら走れており、使われながらレースを覚えてきたようだ。

 

 

 

エリザベス女王杯(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

エリザベス女王杯(GⅠ)枠順発表 京都競馬場 芝2200m 2016年11月13日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ミッキークイーン 4 56.0kg 浜中俊
2 2 マリアライト 5 56.0kg 蛯名正義
3 クイーンズリング 4 56.0kg M・デムーロ
3 4 ヒルノマテーラ 5 56.0kg 四位洋文
5 メイショウマンボ 6 56.0kg 池添謙一
4 6 プロレタリアト 5 56.0kg 杉原誠人
7 マキシマムドパリ 4 56.0kg 武豊
5 8 タッチングスピーチ 4 56.0kg R・ムーア
9 シングウィズジョイ 4 56.0kg C・ルメール
6 10 シュンドルボン 5 56.0kg 吉田豊
11 デンコウアンジュ 3 54.0kg 松山弘平
7 12 アスカビレン 4 56.0kg 松田大作
13 プリメラアスール 4 56.0kg 幸 英明
8 14 シャルール 4 56.0kg 福永祐一
15 パールコード 3 54.0kg 川田将雅

 

エリザベス女王杯(GⅠ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 マリアライト 2.7
2 ミッキークイーン 3.1
3 タッチングスピーチ 5.6
4 クイーンズリング 6.0
5 パールコード 8.1
6 マキシマムドパリ 25.8
7 ヒルノマテーラ 27.2
8 シュンドルボン 31.5
9 シャルール 52.3
10 シングウィズジョイ 69.4
11 デンコウアンジュ 73.7
12 アスカビレン 87.0
13 メイショウマンボ 166.7
14 プロレタリアト 177.3
15 プリメラアスール 218.9

 

エリザベス女王杯(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬

 

8枠 15番 パールコード

本レースで最多の3着以内馬を輩出している【秋華賞組】であり
2着と好走した本馬。
秋華賞組】は過去10年で馬券圏内に来なかった年がなく、毎年
1頭ずつ馬券圏内に入っている好相性のローテーション。
特に秋華賞で好走している馬は、ここでは軽視できない存在だ。
また本馬は3歳馬であるが、過去10年の本レース3着以内の30頭中
23頭が3~4歳馬であることにも注目。
さらに、ここまで掲示板を外していない安定感と抜群のレース
センスが魅力的であり、今回は差しや追い込み脚質の馬が多い
だけに、どこからでも競馬のできるところが強みの1頭だ。
今回は叩き3戦目となるが、ここがメイチの仕上げと予想され
鞍上予定の川田騎手も、2014年ラキシスで本レースで勝利経験が
あることも心強い材料だ。

 

5枠 8番 タッチングスピーチ

2015年の本レース3着馬であり、2016年は同じ舞台の京都記念(G2)
2着と、2回経験して1回も馬券を外しておらずベストな条件。
また京都の外回りを得意としており、馬場不問で走ってくれる
ことから注目している1頭である。
さらに、ここ2年連続で【リピート馬】が馬券になっており
ラキシス(2013年2着→2014年1着)やヌーヴォレコルト(2014年
2着→2015年2着)など【リピート馬】には注意したい1戦だ。
近3走は掲示板外が続いている本馬だが、得意の京都の外回りに
なれば条件は一転するはずと予想。
さらに鞍上はR・ムーア騎手を予定しているが、ムーア騎手は
本レースを2010年と2011年にスノーフェアリーで2連覇しており
その手綱捌きは脅威の存在となるだろう。

 

2枠 3番 クイーンズリング

2016年は京都牝馬S(G3)で1着、前走の府中牝馬S(G2)でも1着と
ここにきて地力強化を感じる本馬。
その府中牝馬S(G2)を快勝と言える内容で勝利し、出走権を手に
入れた1頭だ。
また本レース過去10年の3着以内馬、30頭中7頭が【府中牝馬S組】
であることにも注目。
2015年の本レースでは直線で前が壁になり不利を受け8着という
結果に終わったが、力をつけた今なら凡走に終わることはないと
思われ、叩き2戦目で状態面もベストではないかと予想。
今回は距離延長が鍵となるが、2015年の秋華賞(G1)では心肺能力
の高さを発揮して2着となっており、スタミナは問題なさそうだ。
また本馬は4歳のマンハッタンカフェ産駒だが、マンハッタン
カフェ産駒がピークを迎えるのが4歳の時期で、複勝率が最も高い
時期であることにも注目している。

 

6枠 10番 シュンドルボン

本馬も本レースと好相性の【府中牝馬S組】であり、休み明けで
+14㎏での出走だったが、掲示板を確保出来て5着と健闘。
叩き台としては十分の内容であったと思われ、注目している
一頭である。
また父はハーツクライで、産駒ではヌーヴォレコルトが2014年
と2015年に2年連続で本レース2着と好走。
ハーツクライ産駒は総じて延長臨戦に強く、今回は前走1800M戦
からの延長臨戦であることにも注目。
さらに母父がキングマンボ系であり、キングマンボの血統を持つ
馬が6年連続で馬券圏内にきていることも興味深い。
2015年の本レースでは見せ場を作った競馬をしており、流れ
一つで上位に来る可能性は十分にありそうな予感だ。

 

7枠 12番 アスカビレン

6月と8月に条件戦を連勝し、昇級初戦となった前走の府中牝馬S
(G2)で4着と健闘した本馬。
本レース過去10年の3着以内馬、30頭中7頭を輩出している好相性
のローテーションだ。
今回2200Mの距離は初めてとなるが、近走を見ると道中の我慢が
利き、折り合い面の不安を見せなくなっているようでこなせる
距離ではないかと予想。
また父のブラックタイドは京都コースを得意としていた馬であり
5戦1勝、2着4回という実績を残していることも興味深い。
ここにきて精神面の成長がうかがえ、充実している今ならパフォー
マンスを上げてくる可能性は十分にある一頭だ。

 

 

 

京王杯2歳S(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

京王杯2歳S(GⅡ)枠順発表 東京競馬場 芝1400m 2016年11月5日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 タイセイブレーク 2 55.0kg 柴山雄一
2 2 ダノンハイパワー 2 55.0kg 横山典弘
3 3 ジョーストリクトリ 2 55.0kg 松岡正海
4 4 ドウディ 2 55.0kg 蛯名正義
5 マテラスカイ 2 55.0kg 山本聡哉
5 6 ダイイチターミナル 2 55.0kg 嘉藤貴行
7 タイムトリップ 2 55.0kg 田辺裕信
6 8 レーヌミノル 2 54.0kg 浜中俊
9 ディバインコード 2 55.0kg 柴田善臣
7 10 スズカゼ 2 54.0kg 大野拓弥
11 コウソクストレート 2 55.0kg 戸崎圭太
8 12 レヴァンテライオン 2 55.0kg 内田博幸
13 モンドキャンノ 2 55.0kg C・ルメール

 

京王杯2歳S(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 レーヌミノル 2.5
2 コウソクストレート 3.6
3 モンドキャンノ 4.0
4 レヴァンテライオン 6.7
5 ディバインコード 9.9
6 タイムトリップ 18.0
7 ドウディ 25.8
8 ダノンハイパワー 37.7
9 ダイイチターミナル 44.1
10 タイセイブレーク 71.8
11 ジョーストリクトリ 121.7
12 スズカゼ 212.3
13 マテラスカイ 393.4

 

京王杯2歳S(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

7枠 11番 コウソクストレート

新潟の新馬戦→前走のくるみ賞(500万下)で2戦とも1400M戦を
勝利している本馬。
この1400M戦を経験しているという点では、他の有力馬よりも
アドバンテージがあり、また今回と同じ舞台で勝ち鞍がある
ことから注目している一頭だ。
今回キャリアが浅い馬同士の戦いとなるが、本馬は左回り&東京
&1400Mと全て経験済みであり、レースセンスの良さで無傷の
2連勝をマークしている。
「単なるスピード馬にはしたくない」と陣営はあえて1400M戦を
戦わせてきたようだが、本馬もその期待に応えて快勝してきた。
その2戦でコンビを組んでいるのが戸崎騎手であり、本馬を手の
内に入れている感があり心強く、堂々の3連勝となるか注目だ。

 

8枠 12番 レヴァンテライオン

函館の新馬戦→函館2歳S(G3)を連勝した本馬は、約3カ月の休養
明けとなり今回は、距離延長・輸送・左回りと初めて尽くしだ。
しかし函館2歳S(G3)を2歳コースレコードで制するなど、ポテン
シャルの高さは評判の一頭であり、完成度も高く要注意したい
存在である。
また今回は鞍上が内田博騎手に乗り替わりだが、東京コースを
得意とする鞍上であり、本レース過去10年で複勝率が40.0%。
しかも配当妙味のある馬で馬券に絡んでいることも興味深い。
本馬のセールスポイントは強い精神力であり、物事に動じない
ところのようだ。
今回クリアすべき課題は多いが、その精神力で克服できるかに
注目したい。

 

5枠 7番 タイムトリップ

主に1400M戦で活躍した外国産馬ロードアルティマを父に持つ
本馬は、父から受け継いだスピードを武器に、ここまで1200Mを
4戦経験し【2.1.1.0】と複勝率100%。
先行力が武器だが折り合いを欠くところがないので、1400Mは
守備範囲だと思われ、大崩れはないと予想。
また今回は田辺騎手との新コンビとなるが、田辺騎手は本レース
過去10年で配当妙味のある馬で馬券に絡み、複勝率60.0%と高い
数字である。
少々地味な印象ではあるが、人気になりにくいタイプなだけに
一発の可能性を秘めてる可能性もある。
未知数な馬だけに鞍上と共に、なにか思い切ったことをしてくれ
そうな一頭である。

 

6枠 9番 ディバインコード

本馬の父はマツリダゴッホだが、ロードクエストを筆頭に強い
マイラーを輩出しており、1600M前後の距離で高い適性を見せる
産駒が多いことに注目。
また前走で出世レースと言われるアスター賞(500万下)を勝利
しているが、アスター賞の2015年勝馬はG1馬メジャーエンブレム
であることからも、能力の高さを感じる一頭である。
マツリダゴッホ産駒らしい切れ味を武器に、ここまで3戦オール
連対中であり、その3戦がすべて違う競馬場や距離でありながら
堅実に勝ち負けしていることも魅力的だ。
まだ走りに幼さがあるようだが、その分伸びしろもたくさんある
と言えるだろう。
さらに鞍上の柴田善騎手は2016年現在、2歳馬にお手馬が多いと
言われており、ここでも好勝負が期待されている。

 

4枠 4番 ドウディ

血統面は父が主に2400M戦で活躍したコンデュイット、母父には
菊花賞ダンスインザダークというスタミナ配合の本馬。
脚質に自在性があり、タフな馬場も大歓迎という一頭である。
未勝利を勝つまでに3戦を要したが、使いつつ徐々に良くなって
きている印象であり、実際に前走のレースレベルは高かった
ようで、負けた馬もその後は続々と好走しているようだ。
この時期の未勝利戦のレースレベルは千差万別と言われ、巡り
合わせで勝てないこともあり、未勝利勝ちに数戦を要しても
昇級後は、いきなり活躍する馬もいるのが現実。
本馬はもともと堅実に走るタイプらしく、好勝負が見込める素材
との声もある。ここでは人気薄だが面白い存在だ。

 

 

アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

アルゼンチン共和国杯(GⅡ)枠順発表 東京競馬場 芝2500m 2016年11月6日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 モンドインテロ 4 56.5kg C・ルメール
2 2 トレジャーマップ 5 51.0kg 吉田豊
3 ワンアンドオンリー 5 58.0kg 柴山雄一
3 4 ショウナンバッハ 5 54.0kg 松岡正海
5 アルバート 5 57.0kg 戸崎圭太
4 6 クリールカイザー 7 57.0kg 田辺裕信
7 コスモロビン 8 53.0kg 嘉藤貴行
5 8 フェイムゲーム 6 セン 58.0kg 北村宏司
9 マイネルメダリスト 8 54.0kg 柴田大知
6 10 プレストウィック 5 54.0kg 石川裕紀人
11 シュヴァルグラン 4 58.0kg 福永祐一
7 12 レコンダイト 6 55.0kg 蛯名正義
13 ヴォルシェーブ 5 55.0kg M・デムーロ
8 14 フェスティヴイェル 5 54.0kg 田中勝春
15 ムスカテール 8 57.0kg A・シュタルケ

 

アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 シュヴァルグラン 2.4
2 ヴォルシェーブ 4.3
3 アルバート 4.6
4 モンドインテロ 4.8
5 フェイムゲーム 9.1
6 ワンアンドオンリー 22.8
7 クリールカイザー 25.1
8 レコンダイト 31.0
9 トレジャーマップ 62.5
10 ショウナンバッハ 88.0
11 ムスカテール 116.8
12 プレストウィック 138.0
13 マイネルメダリスト 206.8
14 フェスティヴイェル 233.3
15 コスモロビン 316.4

 

アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

1枠 1番 モンドインテロ

ここまで11戦6勝の安定感を誇る本馬は、ディープインパクト産駒には
珍しいタイプで2400M以上の長い距離を得意としており、3走前には出世
レースのメトロポリタンS(OP)を勝利するなど、今後の活躍が期待される
一頭である。
2016年は重賞でも一定の走りを見せており、ダイヤモンドS(G3)で6着
目黒記念(G2)では5着と、東京コースで健闘していることから2500Mの
距離なら守備範囲といえるだろう。
また本レースで好成績を残している4歳馬であり、過去10年の3着以内馬
30頭のうち、半数の15頭が4歳馬であることにも注目。
今回はハンデ的にも重賞勝ちの馬と比べて恩恵があるだけに、ここで
初重賞制覇の可能性もありそうな予感だ。
さらに戦績からも外国人騎手との相性がいい印象を受けるが、今回も
C・ルメール騎手を確保しているだけに注目の1戦となりそうだ。

 

3枠 5番 アルバート

2015年は条件戦から4連勝でステイヤーズS(G2)を制し、重賞ウィナーの
仲間入りを果たした本馬。
その後は案外の結果が続いているが前々走の日経賞(G2)で4着、前走の
天皇賞・春(G1)では6着と大きく崩れてはいない。
今回半年以上の休み明けになるが、鉄砲実績が【2.1.0.2】と優秀。
さらに先週の天皇賞・秋(G1)で、モーリスを中距離王に育て上げた
堀厩舎だけに、ここはしっかりと立て直してくると予想。
これまで有馬記念(G1)→日経賞(G2)と、本レースと同じ距離で格上
相手と戦ってきていることも興味深く、メンバーがこれまでに比べると
手薄になる今回は、見せ場以上があるような予感だ。
さらに鞍上に戸崎騎手を確保しているあたり、ここからしっかりと勝負
していく感もあり、生粋のステイヤーが鬱憤を晴らせる競馬となるのか
注目している。

 

2枠 3番 ワンアンドオンリー

2014年のダービーを制して称号を手にした後は、神戸新聞杯(G2)を
勝利した本馬。
しかし神戸新聞杯(G2)後は13連敗中と、すっかり勝ち星から遠ざ
かってしまった一頭だ。
ただ今回は天皇賞・秋(G1)を回避してまで、勝ちを求めに来た舞台
であり、メンバーが一気に弱化するここなら馬券圏内には入ってくる
のではないかと予想。
また本レースで好走傾向にあるのは、斤量57.5~59Kgの馬であり
特に鞍上が乗り替わった場合は【1.4.2.7】で複勝率50.0%と抜群の
成績なことが興味深い。
本馬は今回、58Kgを背負う事となり鞍上も柴山騎手に乗り替わりと
なっている。
東京コースで走るのは2015年のジャパンC(G1)以来だが、かつては
ダービー馬の称号を手にした舞台である。
ここは馬券的にも妙味があり、本馬の復活に期待してみたい1戦である。

 

7枠 12番 レコンダイト

今回と同じ舞台の目黒記念(G2)で、2015年2着→2016年4着と舞台実績
&舞台適正というところでは、拾っておきたい本馬。
その目黒記念では、今回出走している馬の中で最先着を果たしており
前走のOP特別は単なる【ひと叩き】であったのだと予想。。
また2015年の本レースでは雨の馬場に苦しめられ、10着と惨敗したが
もしも今回、良馬場となった場合は切れる脚が使えるので見直したい
一頭だ。
さらに人気も適度、斤量も55Kgと適度で好走血統のグレイソヴリンが
入っていることにも注目。
過去5年で毎年、グレイソヴリンの血を持つ馬が馬券に絡んでおり
2013年には、2着.3着にグレイソヴリン系が入るという活躍ぶりだ。
今回は休み明けを叩かれた有利さもあり、初重賞のチャンスは十分に
ありそうだ。

 

4枠 6番 クリールカイザー

2014年の本レース2着馬であり、2015年から1年近い休養を挟み2016年
春に復帰。
復帰後は前々走の七夕賞(G3)5着→前走のオールカマー(G2)で4着と
ここにきて復調の気配を漂わせており、本レースではオールカマーから
の巻き返しも目立つことから注目している一頭だ。
また本レース過去5年で好走した、15頭中9頭が【前走芝2000?2200Mで
使われた馬】であり、さらに7番人気以下で馬券に絡んだ2頭が【5位
以内の上がりを使っていた】ことに注目。
本馬は前走2200M戦で上がり5位となっており、好走傾向に該当。
持ち前の粘り強さが武器であり、今回先行争いが厳しくなれば期待
できる存在になりそうだ。

 

 

毎日放送賞スワンS(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

毎日放送賞スワンS(GⅡ)枠順発表 京都競馬場 芝1400m 2016年10月29日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 エイシンブルズアイ 5 56.0kg 福永祐一
2 サトノルパン 5 56.0kg 和田竜二
2 3 ミッキーラブソング 5 56.0kg 小牧太
4 メイショウナルト 8 セン 56.0kg 武 幸四郎
3 5 ランドクイーン 6 54.0kg 下原理
6 ムーンクレスト 4 56.0kg 松田大作
4 7 バクシンテイオー 7 56.0kg R・ムーア
8 フィエロ 7 56.0kg 戸崎圭太
5 9 ダンスディレクター 6 56.0kg 浜中俊
10 ブラヴィッシモ 4 56.0kg 藤岡康太
6 11 サトノアラジン 5 57.0kg 川田将雅
12 サンライズメジャー 7 56.0kg 松山弘平
7 13 エイシンスパルタン 5 56.0kg 岩田康誠
14 アルビアーノ 4 55.0kg A・シュタルケ
15 ペイシャフェリス 5 54.0kg 秋山真一郎
8 16 テイエムタイホー 7 56.0kg 幸 英明
17 ラインハート 5 54.0kg 松若風馬
18 ティーハーフ 6 56.0kg 国分優作

 

毎日放送賞スワンS(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 サトノアラジン 2.6
2 フィエロ 3.6
3 アルビアーノ 4.8
4 ダンスディレクター 6.6
5 エイシンブルズアイ 11.1
6 バクシンテイオー 13.3
7 サンライズメジャー 25.9
8 サトノルパン 29.7
9 エイシンスパルタン 32.0
10 ミッキーラブソング 36.9
11 ブラヴィッシモ 76.1
12 ティーハーフ 116.4
13 テイエムタイホー 141.2
14 ムーンクレスト 192.5
15 メイショウナルト 303.3
16 ラインハート 483.1
17 ペイシャフェリス 543.0
18 ランドクイーン 1111.9

 

毎日放送賞スワンS(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 8番 フィエロ

2014年本レースが3着、2015年が2着と能力上位なのは明らかな
本馬だが、いまだ重賞未勝利なのも現実。
しかしマイルCS(G1)でモーリスの2着、前走の安田記念(G1)
では3着と、存在感はアピールできている一頭だ。
過去3年の本レース、3着以内の9頭中5頭が【前走安田記念】で
あり、その安田記念(G1)でもメンバー最速の上がりをマーク
するなど、年齢的な衰えは感じられない7歳馬だ。
また芝1400M戦では【1.1.2.0】と3着以内を外したことがなく
もっとも末脚の切れ味が活かせる距離のようだ。
ここまでも安定したパフォーマンスを発揮できており、本馬の
強みと言えるだろう。
さらに京都・芝コース全体での成績が【1.5.2.1】で複勝率が
89%という驚きの数字であることも見逃せない。

 

6枠 12番 サンライズメジャー

本レースは先行有利なレースとの声があり、元々は先行タイプ
で、好位からの競馬ができる本馬に注目している。
今回のメンバー的に、強い馬は後方から行くタイプが多そう
なので前残りの展開になれば、結果はついてくると予想。
また前走の京王杯スプリングC(G2)では、後方からの競馬で
2着と好走しており、先行しても追い込んでも競馬ができる
自在性が魅力的な一頭だ。
京都・芝コース全体でも【4.3.0.4】の実績があり、大きく
崩れていないことにも注目。
さらにダイワメジャー産駒は、過去10年で8頭中3頭が馬券に
絡んでおり、4番人気で1回、8番人気で1回と配当妙味のある
馬が馬券に絡んでいることも興味深い。

 

7枠 13番 エイシンブルズアイ

この10年本レースで毎年騎乗、しかも馬券対象となった馬が
6頭と、抜群の成績の福永騎手が鞍上となり挑んできた本馬。
福永騎手は2004年メイショウボーラーで3着となって以降、毎年
のように3着以内に入っている。
また本馬も京都・芝コース全体で【4.2.0.4】と得意とする舞台
であり、近2戦の案外の成績から変わり身があるのなら、ここ
ではないのかと予想。
芝1400M戦は初出走となるが、芝1200Mと芝1600Mの両方で勝ち星
を挙げているので、この距離をこなせても不思議ではない。
さらに本レースは、前走で6着以下だった馬の激走が多い傾向に
あるようで、前走セントウルS(G2)で8着だった本馬は該当。
戦績から考えると、スプリンターズSへの出走もあったはずだが
ここを選んだのは勝算があってか。メイチ度合いは高そうだ。

 

5枠 9番 ダンスディレクター

前走のスプリンターズS(G1)は4番人気と期待されたが、中2週の
遠征競馬プラス、格上の馬が多すぎてプレッシャーに負けて
しまったのか着順こそ15着に終わったが、勝ち馬から0.5秒差と
大きくは離されておらず、悲観するような内容ではないだろう。
今回は前走と比べて、レベルを見れば分かるように十分勝てる
相手であり、巻き返せるだけの素質は持っている一頭だ。
また京都・芝コースは大得意であり【5.3.0.0】とパーフェクト
連対を誇るスペシャリストである。
さらに鞍上予定は浜中騎手であるが、浜中騎手は本レース過去
10年で、1番人気と8番人気で2勝を挙げている鞍上だ。
今回は中3週での出走となるが、本馬の中3週での成績はなんと
【2.0.0.0】と負けなし。
絶好のローテーション&得意コースなら、ここで1発あっても
何ら不思議ではない。

 

2枠 3番 ミッキーラブソング

ここまでの全6勝中4勝が1400M戦であり、その内京都1400Mで2勝
をマークしている本馬。
徐々に力を付けて来ていてる印象であり、2016年は重賞でも差の
ないレースが出来るようになってきたようだ。
前走のパラダイスS(OP)は出遅れが原因で、1番人気→8着に
終わったが、本レース過去10年では前走で6着以下だった馬の激走
が多くみられ【前走掲示板外の馬】には注意とのデータもある。
また過去10年で最多の勝ち馬を出しているのは、前走オープン特別
から出走した馬であり、前走パラダイスS(OP)8着の本馬は好走
傾向に該当している。
本レースは毎年難解なレースになりやすいようだが、立ち回りの
上手さを活かして、得意な京都で巻き返しに期待したい一頭だ。

 

天皇賞(秋)(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

天皇賞(秋)(GⅠ)枠順発表 東京競馬場 芝2000m 2016年10月30日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 エイシンヒカリ 5 58.0kg 武豊
2 2 クラレント 7 58.0kg 内田博幸
3 アンビシャス 4 58.0kg 横山典弘
3 4 サトノクラウン 4 58.0kg 福永祐一
5 ロゴタイプ 6 58.0kg 田辺裕信
4 6 アドマイヤデウス 5 58.0kg 岩田康誠
7 サトノノブレス 6 58.0kg A・シュタルケ
5 8 モーリス 5 58.0kg R・ムーア
9 ルージュバック 4 56.0kg 戸崎圭太
6 10 カムフィー 7 58.0kg 蛯名正義
11 ヒストリカル 7 58.0kg 田中勝春
7 12 リアルスティール 4 58.0kg M・デムーロ
13 ヤマカツエース 4 58.0kg 池添謙一
8 14 ステファノス 5 58.0kg 川田将雅
15 ラブリーデイ 6 58.0kg C・ルメール

 

天皇賞(秋)(GⅠ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 モーリス 3.5
2 ルージュバック 4.2
3 エイシンヒカリ 4.5
4 アンビシャス 5.5
5 ステファノス 7.5
6 ラブリーデイ 9.6
7 リアルスティール 11.7
8 サトノクラウン 24.8
9 サトノノブレス 57.6
10 ロゴタイプ 62.1
11 アドマイヤデウス 70.1
12 ヒストリカル 143.6
13 ヤマカツエース 238.8
14 クラレント 293.9
15 カムフィー 1194.0

 

天皇賞(秋)(GⅠ) 2016年 注目馬・穴馬

 

8枠 14番 ステファノス

2015年の本レース2着馬であり、本レース過去10年で一番多く
馬券に絡んでいるディープインパクト産駒である。
また【前走毎日王冠組】は過去5年で、7回馬券に絡んでいる
好相性のローテーションだ。
本馬は東京コース巧者でもあり、長くいい脚を使えるので
府中の2000Mはベスト条件と言えるだろう。
また過去10年、30頭中21頭が馬券に絡んでいる4~5歳馬であり
2016年は鳴尾記念(G3)で2着→宝塚記念(G1)で5着と、実力
で遜色はない一頭だ。
さらに所属の藤原厩舎は「G1で変わり身を見せる厩舎」との
声もあり、ここを完全に狙ってきている感がある。
前走の毎日王冠(G2)では直線どん詰まりで脚を余し、5着に
終ったが、一度叩いて良くなるタイプのようで巻き返すだけ
の力はあると予想。
2015年に好走した舞台だけに、2016年はそれ以上の成果が
欲しいところだ。勝負モード全開で挑んでくるだろう。

 

3枠 4番 サトノクラウン

先週の菊花賞(G1)で「サトノの呪い」は解けたようなので
馬券的に妙味があり、東京コース実績が【2.0.1.1】の本馬
に注目したい。
前走の宝塚記念(G1)では好メンバーの中、海外帰りの1戦で
あったが6着と復調気配を感じさせていた。
今回の鞍上は秋華賞(G1)で、ヴィブロスを見事に秋華賞馬にし
そして菊花賞(G1)では、レインボーラインを9番人気→2着に
持ってくる仕事を果たした福永騎手に乗り替わりなので好材料
過去に2戦、本馬の手綱を握っているが2戦2勝。勝率100%は
軽視できない数字である。
福永騎手自身も本レースで複数回馬券に絡んでおり、要注意
したい鞍上だ。
さらに本馬は、本レース過去5年で穴をあけた4頭に共通する
データに該当していることにも注目。
過去にダービー(G1)で上がり1位、東京スポーツ杯(G3)で
上がり1位、新馬戦で上がり2位と【過去に東京コースで速い
上がりを使った馬】という事だ。
このことからも本レースで通用する力はあると予想され、
サトノ&福永の勢いに期待したい一頭だ。

 

1枠 1番 エイシンヒカリ

年内引退が決まっていて、国内で走るのはこれが最後であり
そして、日本のG1を勝てるチャンスもここが最後となる本馬。
日本ではG1未勝利でも、香港Cとイスパーン賞の海外G1を
2勝している実績馬である。
そのイスパーン賞では、2着馬に10馬身差を付けての大勝利
であったが、フランス競馬界で今世紀最大の着差だったようだ。
本馬はここまで【10.0.0.3】という、勝つか凡走かハッキリ
している馬だけに掴みづらい部分はあるが、休み明けは
4戦4勝と、しっかり勝利している点は魅力的だ。
2015年の本レースでは9着に敗れているが、東京コースでは
2015年エプソムC(G3)1着→毎日王冠(G2)1着を含む、3戦
全てで勝利している得意な舞台。
自分の競馬に徹することが出来れば能力は十分であり、強敵
モーリスが、近2戦で逃げ馬に敗れていることを考えると
一番逃げそうな本馬なら勝てるのではないかと予想。
本馬の国内初G1制覇と2015年の屈辱を晴らす1戦に注目だ。

 

2枠 3番 アンビシャス

2015年本レースは4番人気→5着であったが、東京2000Mでは
プリンシパル(OP)を勝利するなど、好走歴もある。
本馬も過去10年で、一番多く馬券に絡んでいるディープイン
パクト産駒であり、30頭中21頭が馬券に絡んでいる4~5歳馬
ということから注目している一頭だ。
前走の毎日王冠(G2)では2着に好走。本レースと好相性の
【前走毎日王冠組】であり、3走前の産経大阪杯(G2)でも
キタサンブラックに勝利するなど、芝・中距離で活躍して
いる一頭である。
その毎日王冠(G2)では、差す競馬で上がり2位で2着だった
が、近年の本レースの図式は【毎日王冠で上がり上位の馬VS
スピードの持続力&機動力もある前目の馬】という形が見受
けられるようで、どちらの競馬も出来る本馬は楽しみな存在
である。
また鞍上予定の横山騎手は、本レースで複数回馬券に絡んで
いる騎手であり、複勝率42.9%と優秀だ。
2015年も同じローテーションで挑んでおり、思うような結果
は出せなかったが、持っている素材は確かであり充実した
今なら巻き返してくると予想している。

 

7枠 12番 リアルスティール

2016年ドバイターフで初G1を獲得、しかし帰国後初戦だった
安田記念(G1)では2番人気→11着と惨敗。
やはり本馬にとって1600M戦は短いようで、安定した戦績を
残している1800M~2400M戦では見直す必要がある一頭だ。
2000M戦は2015年皐月賞(G1)で2着があり、また海外G1を制し
ているので、ここでは力は上位だと言えるだろう。
さらに今回の鞍上はM・デムーロ騎手となったが、デムーロ
騎手は、本馬のライバルであったドゥラメンテに騎乗していた。
ドゥラメンテの背中を知る鞍上が、ライバルの本馬を選んだ
のは勝算があるからではないのかと予想。
さらにデムーロ騎手は、本レースで複数回馬券に絡んでいる
鞍上で、複勝率66.7%という数字であり心強い。
今回は休み明けの1戦となるが、休み明けの好走もあるように
問題なく動くことも魅力的だ。

 

 

富士ステークス(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

富士ステークス(GⅢ)枠順発表 東京競馬場 芝1600m 2016年10月22日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ブラックムーン 4 56.0kg 川田将雅
2 2 ダノンプラチナ 4 57.0kg 蛯名正義
3 3 ヤングマンパワー 4 57.0kg 戸崎圭太
4 4 イスラボニータ 5 58.0kg C・ルメール
5 5 テイエムイナズマ 6 56.0kg 古川吉洋
6 6 マイネルアウラート 5 56.0kg 柴田大知
7 フルーキー 6 57.0kg M・デムーロ
7 8 ガリバルディ 5 57.0kg 福永祐一
9 ミュゼエイリアン 4 56.0kg 横山典弘
8 10 ブラックスピネル 3 54.0kg 大野拓弥
11 ロードクエスト 3 55.0kg 池添謙一

 

富士ステークス(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ロードクエスト 2.2
2 ダノンプラチナ 3.9
3 イスラボニータ 4.8
4 ヤングマンパワー 6.6
5 フルーキー 7.4
6 ガリバルディ 14.8
7 ブラックスピネル 31.2
8 ブラックムーン 53.4
9 テイエムイナズマ 80.4
10 ミュゼエイリアン 114.4
11 マイネルアウラート 119.2

 

富士ステークス(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 4番 イスラボニータ

東京コースを得意としている本馬は、2014年&2015年天皇賞・秋(G1)
でともに3着、2014年のダービー(G1)も2着と大レースでの好成績が
目立つことから注目している一頭だ。
しかし近走は勝ち星に見放されてしまい、健闘むなしく善戦マンと
なってしまっている。
以前は中距離を集中して使っていたが、2015年はマイルチャンピオンS
(G1)でモーリスの3着、2016年の安田記念(G1)はロゴタイプの5着など
GI馬たちを相手に戦ってきた。
近走はマイルに光明を見出しての路線変更であり、得意の東京コースなら
好走する可能性は十分だと思われる。
また今回はG3戦であり、メンバー的にも今までよりは比べ物にならない
ほど楽になることから大崩れはないと予想。
今回、鞍上はC・ルメール騎手に変更となるが、本馬の良さが引き出せる
チャンスとなり、ここで復活の1戦となるかに注目だ。

 

7枠 8番 ガリバルディ

前走の中京記念(G3)で重賞ウィナーの仲間入りを果たした本馬。
鞍上が馬に負担をかけずに勝利しており、今後を期待させる内容
であった。
ここまで16戦を使われ1度も掲示板を外していない、超堅実な馬で
あるが、才能が開花するまでには時間が必要だったようだ。
兄のマルカシェンクは2009年の本レース2着馬であり、姉のザレマ
は2009年の京成杯オータムH(G3)で1着と、マイルが合いそうな
血統である。
高いポテンシャルを秘めているが、乗り難しい面があるようで
今回も脚の使いどころがポイントになりそうだ。
しかし鞍上は引き続き福永騎手となっており、このコンビでの成績
が【3・3・3・0】と、本馬の癖を熟知している鞍上である。
今回メンバーはかなり手強くなるが、今後G1戦で活躍するためには
乗り越えたい壁である。

 

3枠 3番 ヤングマンパワー

前々走の多摩川S(1600万下)→前走の関屋記念(G3)と連勝の勢い
に乗っている本馬。
その関屋記念では1分31秒8の好タイムで強敵を倒しており、充実度
を感じさせる内容であった。
充実の近2戦は戸崎騎手とのコンビであり、本馬の成長力を示したと
言えるだろう。
今回も鞍上は戸崎騎手となっており、過去10年の本レースで騎乗機会
は3回、うち2回は9番人気→2着、12番人気→4着と人気以上の結果に
なっていることも興味深く、連対率&複勝率ともに66.7%という数字
は見逃せないだろう。
今回はGIの前哨戦であり好メンバーが揃っているが、有力馬の中には
出負け癖がある馬も多く、安定して好位から競馬ができる本馬は軽視
できない一頭となった。

 

2枠 2番 ダノンプラチナ

2015年の本レース勝ち馬であり、4年連続で馬券になってるディープ
インパクト産駒の本馬。
近2走は物足りない競馬に終わってしまっているが、前走の京成杯
オータムH(G3)は7か月ぶりで、馬体重マイナス18Kgしかも58Kgを
背負っての3着であり、地力の高さは見せたと言えるだろう。
出負けぐせがあるようだが、追い比べになれば末脚は今回のメンバー
に入っても、引け劣らない一頭だ。
またここまで全4勝中、3勝を東京コースで挙げており好相性の舞台と
なる今回、ひと叩きの上積みを見込んで好勝負に持ち込めると予想。
さらに今回は斤量が、前走より1Kg軽くなるのも歓迎材料だ。
今回の鞍上は蛯名騎手を予定。イスラボニータではなく本馬を選んだ
ということは、勝負出来る可能性が高いのは本馬だと、騎手目線で
選んだという事なのかも知れない。

 

6枠 7番 フルーキー

ここまで14戦連続で掲示板内を確保と、安定感は抜群の本馬。
掲示板を外したのは、芝3000Mに挑んだ2013年の菊花賞(6着)のみ
であり、ここで上位争いになっても不思議はない実力馬である。
右回り・左回り、さらにコースを問わず好走できていることが
魅力的な一頭であり、マイル戦でも4勝を挙げている。
前走のエプソムC(G3)では、のちに毎日王冠も制したルージュ
バックの2着と、着実に力はつけている印象だ。
出走すれば勝機もあったであろう、夏のローカル重賞を使わ
なかったのは、秋にフレッシュな状態で挑む選択をした厩舎の
正しい選択であったと思われる。
休み明けでも苦にしないタイプのようで、2015年のポートアイ
ランドS(OP)は休み明けで勝利している。
それ以前にも11カ月の長期休養明けでも快勝できており、善戦
ホースが覚醒する1戦となるのか注目だ。

菊花賞(GⅠ) 2016 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

菊花賞(GⅠ) 京都競馬場 芝2000m 2016年10月23日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 カフジプリンス 3 57.0kg 岩田康誠
2 ジョルジュサンク 3 57.0kg 幸 英明
2 3 サトノダイヤモンド 3 57.0kg C・ルメール
4 シュペルミエール 3 57.0kg 北村宏司
3 5 ミライヘノツバサ 3 57.0kg 藤岡祐介
6 ディーマジェスティ 3 57.0kg 蛯名正義
4 7 レッドエルディスト 3 57.0kg 四位洋文
8 ミッキーロケット 3 57.0kg 和田竜二
5 9 イモータル 3 57.0kg F・ヴェロン
10 ウムブルフ 3 57.0kg 浜中俊
6 11 レインボーライン 3 57.0kg 福永祐一
12 コスモジャーベ 3 57.0kg 丹内 祐次
7 13 エアスピネル 3 57.0kg 武 豊
7 14 アグネスフォルテ 3 57.0kg 松山弘平
7 15 サトノエトワール 3 57.0kg 池添謙一
8 16 プロディガルサン 3 57.0kg 田辺裕信
8 17 ジュンヴァルカン 3 57.0kg M・デムーロ
8 18 マウントロブソン 3 57.0kg 川田将雅

 

菊花賞(GⅠ) 2016予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 サトノダイヤモンド 2.2
2 ディーマジェスティ 3.2
3 レッドエルディスト 10.2
4 カフジプリンス 10.9
5 ミッキーロケット 11.0
6 エアスピネル 18.4
7 シュペルミエール 18.4
8 レインボーライン 22.6
9 ウムブルフ 23.4
10 ジュンヴァルカン 25.7
11 プロディガルサン 32.2
12 マウントロブソン 71.7
13 アグネスフォルテ 140.7
14 コスモジャーベ 153.0
15 ミライヘノツバサ 209.4
16 サトノエトワール 218.3
17 イモータル 256.7
18 ジョルジュサンク 288.9

 

菊花賞(GⅠ) 2016 注目馬・穴馬

 

5枠 10番 ウムブルフ

近2走で距離を延ばして真価を発揮。東京の2400M戦(500万下)で
勝利し、続く札幌の2600M戦(1000万下)でも勝利し激変した本馬。
スタミナ豊富で長丁場に自信を感じる、生粋のステイヤータイプと
言える一頭である。
また本レースでは【前走1000万勝ち】の馬が穴をあけるケースも多く
2014年ゴールドアクターが7番人気→3着となるなど、過去10年の
本レース3着以内の30頭中4頭が該当している。
さらに鞍上予定の浜中騎手は、2009年にスリーロールスを積極策で
8番人気→1着と、勝利へと導いた菊花賞ジョッキーである。
今回、夏の札幌開催から本レースに直行しており、暑い時季に無理を
させなかったことがプラスに働く可能性があると感じており、面白い
存在になりそうだと予想している。

 

3枠 6番 ディーマジェスティ

本レースを制することができたら【皐月&菊花】の変則2冠をゴールド
シップ以来に達成することとなる本馬。
本馬の大きな武器は強い精神力で、ここまで3着以内を外したことがなく
堅実に高い能力を示してきた一頭だ。
血統面を見ても母父ブライアンズタイムは過去に、2009年の1着馬スリー
ロールス、2010年の3着馬ビートブラックと相性の良い血統だ。
また鞍上予定の蛯名騎手は、京都3000M以上の距離に強い騎手である
ことも心強く、さらにG1が行われるコースでの好走率が非常に高い
ことも興味深い。
今回、持久力が求められる展開となれば、本馬の能力を全開に発揮
できる可能性は大きく、強い精神力も求められる長丁場はプラスに
なりそうだと予感している1戦だ。

 

1枠 1番 カフジプリンス

本馬の父は長距離に強いハーツクライ、母父も中長距離系パワー型の
シンボリクリスエスであり、今回の最大の惑星となりそうな一頭だ。
前走の神戸新聞杯(G2)は、鞍上が本馬の図太さを理解できていな
かったのか、完全に脚を余したようだ。
それでも最後に素晴らしい伸び脚を見せ、4着に食い込んできており
距離が伸びた時の期待に繋がったと言えるだろう。
鞍上もその経験を活かし、今回は早めに仕掛けて巻き返してくると
予想。
また3走前に圧巻で制した阿寒湖特別(1000万下)は、過去の勝ち馬に
長距離重賞ウイナーが連なる出世レースであり、そのレース振りから
も不気味な存在であると言えるだろう。
ここまでのレース振りや、使われ方を見ても長距離型であると思われ
距離が伸びるのは歓迎材料だと思われる。
脚質も中団から脚を伸ばす脚質なので、折り合いを欠く心配はない
と思われ、長丁場で真価を発揮しそうな予感だ。

 

2枠 4番 シュペルミエール

持ち味のスタミナの持続力を活かしたレース振りで、近2走は2600Mと
2400戦で連勝中の本馬。
その2戦の勝ちっぷりは目を引き、まだ底を見せていない感が魅力的
な一頭である。
デビューから一貫して2000M以上で使われ、未だに馬券圏外をハズして
いない堅実派だ。
血統面から見ても父ステイゴールド、母系はクロフネなのでスタミナ
は十分だと感じとれ、今回3000M戦で化けるかもと予想。
ステイゴールド産駒は本レースで実績があり、2011年オルフェーヴル
2012年ゴールドシップがいる。
これまでの成果を示す絶好の舞台となるよう、前走の阪神戦を終えて
そのまま栗東に入りトレーニングを開始。環境に慣らしながら調整さ
れてきたことも心強い材料だ。
ここまで7戦を使われ、うち6戦で上がり最速をマーク。戦績からも
充実感が漂い、連勝中の勢いは侮れない存在だ。

 

4枠 8番 ミッキーロケット

前走の神戸新聞杯(G2)でまさかの激走、上り最速で2着という結果を
残した本馬。
本レース過去10年で神戸新聞杯で上り最速を出した馬は【4.2.0.3】
という結果で、連対率66.7%という好成績である。
また2007年と2009年を除く過去8年では、前走神戸新聞杯組が毎年
2~3頭馬券圏内に入っており、ここでは注意したい存在だ。
さらに鞍上予定の和田騎手は過去10年、本レースで2回以上馬券に
絡んでおり、6番人気と9番人気の馬を絡ませていることにも注目。
長丁場となり忍耐力を問われる本レースは、キャリアが大事だと
思われ“叩き上げ”が強い1戦でもある。
ここまで10戦で使われ本馬も着実に力を付けてきており、前走と
同じくらいの状態がキープ出来ていれば面白い一頭となるであろう。

 

6枠 11番 レインボーライン

今春はマイル路線で使われ、アーリントンC(G3)を勝利。3走前は
NHKマイルC(G1)3着、前走の札幌記念(G2)でも3着と好走している。
マイル路線から今回の3000Mに対する不安は否めないが、本馬も
典型的なスタミナ血統のステイゴールド産駒であり「ステイゴールド
産駒は長距離は買い」という声もある。
またステイゴールド産駒の多くは、3歳の後半から5歳の春頃までに
ピークを迎える傾向にあるようで、3歳半の本馬は気になる存在。
さらに鞍上予定の福永騎手は、本レース過去10年で3回馬券に絡んで
おり1~3着、それぞれ1回ずつ絡んでいる。
内訳は人気馬で2回と6番人気馬で1回。2009年にセイウンワンダー
6番人気→3着がある。
2002年に16番人気→2着と穴をあけたファストタテヤマも前走札幌
記念からの転戦であり、本馬と共通することも興味深い。

 

 

 

府中牝馬S(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

府中牝馬S(GⅡ)枠順発表 東京競馬場 芝1800m 2016年10月15日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 マジックタイム 5 54.0kg C・ルメール
2 2 シングウィズジョイ 4 54.0kg 田辺裕信
3 3 リーサルウェポン 5 54.0kg 内田博幸
4 4 メイショウマンボ 6 55.0kg 武 幸四郎
5 カフェブリリアント 6 54.0kg 福永祐一
5 6 スマートレイアー 6 55.0kg 武 豊
7 ハピネスダンサー 5 54.0kg 石橋修
6 8 カレンケカリーナ 6 54.0kg 大野拓弥
9 アスカビレン 4 54.0kg 松田大作
7 10 シュンドルボン 5 54.0kg 吉田豊
11 メイショウスザンナ 7 54.0kg 蛯名正義
8 12 シャルール 4 54.0kg 横山典弘
13 クイーンズリング 4 54.0kg M・デムーロ

 

府中牝馬S(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 スマートレイアー 2.9
2 マジックタイム 3.0
3 クイーンズリング 5.0
4 シャルール 6.5
5 シュンドルボン 9.1
6 カフェブリリアント 11.5
7 アスカビレン 29.1
8 シングウィズジョイ 31.6
9 ハピネスダンサー 60.8
10 メイショウスザンナ 68.5
11 メイショウマンボ 69.3
12 リーサルウェポン 100.9
13 カレンケカリーナ 216.4

 

府中牝馬S(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

5枠 6番 スマートレイアー

長きにわたり牝馬路線を牽引している本馬。本レースでは2年連続
2着と好走している。
2016年は東京新聞杯(G3)→阪神牝馬S(G2)を逃げて勝利しており
脚質に幅が出てきた近走は衰えどころか、成長さえ感じる一頭だ。
また今春はG1戦を含めても、掲示板を外さない充実した内容であり
マイペースで先行できれば非常に渋太いということは、近走で証明
できたようだ。
前走ヴィクトリアマイル(G1)では4着だったが、先着を許したのは
G1馬たちであり、10/10の毎日王冠(G2)を23年ぶりに牝馬で制した
ルージュバックには一つ先着していることに注目。
もともと1800M戦が得意なようで、2200Mのエリザベス女王杯(G1)は
やや長く、またマイルCS(G1)は牡馬相手ということもあり、勝利に
手が届きそうなこの条件から、しっかりと勝ちにくるのだと予想。
ここまで重賞3勝を挙げ、残すはG1戦のみというところまでに実績を
積み上げてきた一頭だけに、軽視はできない存在だ。

 

4枠 5番 カフェブリリアント

2015年の本レース3着であり、ここまで左回りコースで4勝を挙げて
いることから注目の一頭となった本馬。
前走の京成杯オータムH(G3)では、牡馬の強豪を相手に2着と好走。
敗れた相手がロードクエストであり、大健闘したと言えるだろう。
前走で【牡馬混合戦のオープンクラスか重賞を使われた馬】が
本レースでは好走傾向にあるようで、過去5年で15頭中10頭がこの
条件に該当しており、重視したいローテーションだ。
ここまで全6勝を芝1600M以下の距離で挙げているように、今回は
200Mの距離延長への折り合いが鍵となる。
しかし強豪相手に結果を残し続けてきたことは軽視でない存在であり
叩き2戦目ということもあり、上積みも見込めると予想。
今回ここで結果が残せたら、今後の活躍の幅も増えるで1戦であろう。

 

7枠 10番 シュンドルボン

芝1800M戦に限れば【4.3.0.0】と抜群の安定感を誇っている本馬。
過去に3戦パーフェクト連対と、高い適性を示している距離だ。
また3走前の中山牝馬S(G3)では、ハンデ差はあったとはいえ
ルージュバックを破っており、地味な印象だが注意したい存在だ。
戦績を見ても地味ではあるが、大きく崩れないのも事実であり
ここは自信をもってレースに臨んでくると予想。
鉄砲駆けも苦にしないタイプなようで、休み明けでも期待に応える
可能性もある。
また本レース過去5年の好走馬のデータ【前走2000Mの重賞を使って
いる馬】に該当。過去5年で15頭中6頭が好走している。
さらに今回はスロー濃厚だとの声があり、後半の総合力とポテン
シャルの高さできっちり勝ちにくる予感だ。

 

1枠 1番 マジックタイム

2015年2戦目となった京都牝馬S(G3)で2着→ダービー卿チャレンジT
(G3)では、後に安田記念の覇者ロゴタイプを破り重賞初制覇。
前走の関屋記念(G3)でも3着と好走しており、5歳となり本格化を
感じさせる一頭であろ。
また東京・芝コース全体では2勝、2着3回をマークしており相性は
良いようだ。
もともとは「左回りのマイル前後が合う」と言われていた馬であり
それでも右回りで結果を残してきたのは、充実している証拠なのだ
と感じている。
ここまで牡馬相手でも結果を残してきており、、充実期に入った
印象の今なら、牝馬同士のここは期待大である。
本馬にとっても今回は、今後の選択肢を増やすうえで大事な1戦と
なっていることは間違いないであろう。

 

8枠 12番 シャルール

条件戦を3連勝してオープン入りした本馬は、1800M戦で7戦を使われ
【3・3・0・1】と掲示板を外したのは1度だけという好成績。
2016年初音S(1600万下)を今回と同じ舞台で勝利しており、重賞では
今一歩、勝ちきれていないがその安定感は魅力的である。
また本レースは前走クイーンS(G3)だった馬が好走傾向にあり、前走
クイーンS(G3)で2着だった本馬は該当。
さらに4番人気の馬が圧倒的に強いレースであり、勝率50%・複勝
70%という数字だ。
現時点で4番人気の本馬は、このデータにも該当していることから
要注意の一頭となった。
前走に引き続き、得意の距離となる今回も上位争いに加わることが
予想され、地力強化が目を引く一頭だけに重賞初制覇となる予感だ。

 

秋華賞(GⅠ) 2016 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

秋華賞(GⅠ) 京都競馬場 芝2000m 2016年10月16日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 エンジェルフェイス 3 55.0kg 浜中俊
2 ジュエラー 3 55.0kg M・デムーロ
2 3 パールコード 3 55.0kg 川田将雅
4 パーシーズベスト 3 55.0kg C・ルメール
3 5 レッドアヴァンセ 3 55.0kg 武 豊
6 ゲッカコウ 3 55.0kg 和田竜二
4 7 ヴィブロス 3 55.0kg 福永祐一
8 デンコウアンジュ 3 55.0kg 内田博幸
5 9 クロコスミア 3 55.0kg 岩田康誠
10 ビッシュ 3 55.0kg 戸崎圭太
6 11 フロンテアクイーン 3 55.0kg 蛯名正義
12 ウインファビラス 3 55.0kg 松岡正海
7 13 ワンダーピルエット 3 55.0kg 小牧太
14 ミエノサクシード 3 55.0kg 川島信二
15 カイザーバル 3 55.0kg 四位洋文
8 16 ダイワドレッサー 3 55.0kg 川須栄彦
17 ネオヴェルザンディ 3 55.0kg 松山弘平
18 キンショーユキヒメ 3 55.0kg 松若風馬

 

秋華賞(GⅠ) 2016予想オッズ

 

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ビッシュ 2.6
2 ジュエラー 4.4
3 ヴィブロス 6.8
4 カイザーバル 9.5
5 パールコード 13.1
6 レッドアヴァンセ 13.3
7 ダイワドレッサー 16.1
8 クロコスミア 16.7
9 デンコウアンジュ 17.3
10 ミエノサクシード 22.2
11 エンジェルフェイス 32.5
12 フロンテアクイーン 37.0
13 パーシーズベスト 39.5
14 ウインファビラス 95.6
15 キンショーユキヒメ 104.6
16 ゲッカコウ 351.0
17 ネオヴェルザンディ 441.1
18 ワンダーピルエット 836.9

 

秋華賞(GⅠ) 2016 注目馬・穴馬

  

5枠 9番 クロコスミア

過去10年の本レースで7勝、2着8回という好結果を残している
【前走ローズS組】であり、キャリア11戦目での逃げ切り策で
勝ち馬シンハライトにハナ差の2着と、新しい本馬の魅力を見せて
くれた1戦であった。
ここまで脚質を控えたり先行させたりと、模索していたようだが
思い切った先行策はプラスに働いたようだ。
そのローズS(G2)で前に粘った馬が、本レースで好走するケース
も見られるようで、ここでは軽視できない一頭となった。
また前走では馬体重も+14Kgと大きくなり、夏場の成長を感じる
ことができ、ステイゴールド産駒らしく緩やかな成長曲線で
ここまできている印象だ。
さらに鞍上予定の岩田騎手は本レースと好相性であり、2008年
1着ブラックエンブレム、2011年1着アヴェンチュラ、2012年1着
ジェンティルドンナと好成績を残している。
今回は器用さが要求される、京都・内回りの芝2000Mが舞台だけに
本馬の自在性は武器となりそうだ。

 

4枠 7番 ヴィブロス

ヴィクトリアマイルを連覇した、ヴィルシーナの妹であり2015年まで
4年連続で馬券対象馬を出しているディープインパクト産駒の本馬。
前走の紫苑S(G3)では3コーナーで大きな不利を受け、惜しくも2着
であったが、不利を考えれば大健闘の結果と言えるだろう。
小柄な馬格だけに疲れの回復が気になるところだが、今回は輸送時間
が短いうえに、血統的に見ても適性は高いので楽しみな1頭である。
また本レースが新設された1996年以降【春のクラシック不出走馬】は
2014年の勝ち馬ショウナンパンドラなど6頭が優勝しており、夏の
上がり馬は魅力だと思われる。
また本馬と同じく、ショウナンパンドラ紫苑S(G3)2着から本レース
を制していることも興味深い。
既存勢力が一堂に会さない今回は、下克上もありの1戦になる予感だ。

 

4枠 8番 デンコウアンジュ

本馬も本レースと好相性の【前走ローズS組】であり、4着と健闘。
そのローズS(G2)は前残りの競馬となり、差しから掲示板入りした
のは勝ち馬シンハライトと強烈な末脚を見せた本馬のみであった。
能力値だけ見れば、上位メンバーに引けを取らない印象だが気性面
からか、走りに安定感がないようだ。
しかし前走では、これまでにないスムーズな走りができたようで
鞍上の内田博騎手も『次に繋がる競馬はできた』とコメントしている。
ここまで戦ってきた距離も1600M~2400Mと経験豊富であり、2000M戦
がマイナスにはならないと予想。
春のクラシック2戦はともに直線で不利があり、不完全燃焼に終わって
いるだけに、ここでの巻き返しに期待したい一頭だ。
今回、並み居るライバルたちが離脱したことで本馬にもチャンス到来
となることに期待したい。

 

5枠 10番 ビッシュ

本馬も今回の舞台が得意なディープインパクト産駒であり、前走の
紫苑S(G3)を2馬身半差で勝利した本馬。
前々走のオークス(G1)でも3着と好走。直線で一旦は先頭に立つなど
力のあるところを見せてきた。
おそらく当日も1番人気が予想されるが、本レースで1番人気に支持
された馬の成績は過去10年で、勝率3割・複勝率7割と大体馬券には
絡んできていることから外せない一頭となった。
ここまで掲示板を外すことのない堅実さと安定した走りは、やはり
魅力的であり、圧倒的人気のライバル達が不在の今回は逆転する目が
あるのは本馬だと予想。
鞍上も引き続き戸崎騎手と絶好調の騎手とのコンビであり、オッズ的
には少し買い辛くなるかも知れないが、輸送で馬体重が減らなければ
ここでの好勝負は間違いないと思われる。

 

2枠 3番 パールコード

デビューから2戦を京都コース(1800M)で使われ1勝、3着1回と条件
クラスのレースとはいえ、好走している本馬。
春の時点から期待度が高かった本馬は、オークス(G1)を回避して
夏場を休養に充てた。休養の効果もあってか、馬格もふっくらとし
陣営も期待して臨んだ前走の紫苑S(G3)であったが、本馬も不利を
受け5着に終わった。
この不利での前走を度外視すれば、能力的にはこのメンバーでも上位
なので、叩き2戦目となる今回は期待したい。
過去には、つばき賞(500万下)で牡馬相手に3着と差のない競馬を
していた馬で、その能力は確かである。
展開が向けば勝負出来る可能性は十分にあると予想され、ここでは
抑えておきたい一頭となった。

 

8枠 16番 ダイワドレッサー

前走のラジオNIKKEI賞(G3)で9番人気→2着に好走し、牡馬相手に
牝馬の意地を見せた本馬。
そのラジオNIKKEI賞(G3)では、ゼーヴィントやブラックスピネルと
しのぎを削っており、先行勢で唯一掲示板入りしたのが本馬であった。
ここまで重賞で2着2回と、引けを取らない素質の持ち主であり休養を
経て馬体も成長、ゆとりが出てきたようだ。
前々走のオークス(G1)では出遅れて後方からの競馬となったが、上が
り3位の脚を使い、勝ち馬に0.4秒差の8着と鋭い切れ味を見せてくれた。
追い切りでの雰囲気は前走以上だとの声もあり、今回は先行策に拘らず
上手くペースに乗ることが出来れば、面白い一頭となるであろう。