競馬初心者の馬券予想と収支報告ブログ

2015年夏に競馬を始めた初心者の日記です。

毎日王冠(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

毎日王冠(GⅡ)枠順発表 東京競馬場 芝1800m 2016年10月9日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ヒストリカル 7 56.0kg 横山典弘
2 2 ステファノス 5 56.0kg 川田将雅
3 3 クラレント 7 56.0kg 小牧太
4 4 ロンギングダンサー 7 56.0kg 吉田豊
5 5 ディサイファ 7 57.0kg 武 豊
6 マイネルミラノ 6 56.0kg 丹内 祐次
6 7 アンビシャス 4 57.0kg C・ルメール
8 ダノンシャーク 8 57.0kg 柴田善臣
7 9 ロゴタイプ 6 58.0kg 田辺裕信
10 ルージュバック 4 54.0kg 戸崎圭太
8 11 ウインフルブルーム 5 56.0kg 柴田大知
12 ロサギガンティア 5 57.0kg 北村宏司

 

毎日王冠(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ルージュバック 2.7
2 アンビシャス 2.9
3 ステファノス 5.7
4 ロゴタイプ 6.8
5 ディサイファ 8.7
6 ウインフルブルーム 10.2
7 マイネルミラノ 34.5
8 ロサギガンティア 38.9
9 クラレント 43.3
10 ダノンシャーク 86.9
11 ヒストリカル 101.8
12 ロンギングダンサー 287

 

毎日王冠(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

2枠 2番 ステファノス

今回の舞台で2015年秋の天皇賞(G1)を2着と好走した本馬。

2015年春の中山記念(G2)3着、2016年春の鳴尾記念(G3)2着など
重要なステップレースで確実に馬券に絡んでいることに注目。
前走の宝塚記念(G1)でも5着と地味な印象ではあるが、大崩れが
なく国内外問わず、安定した競馬が特徴的である。
本馬は2015年も同じパターンで挑んでいるので、ここは軽視で
本番で狙うという人が多いと予想。
ここでの人気は落ち着きそうなことから、馬券的に妙味があり
狙いたい1頭だ。
ここまで17戦で4勝をマーク。掲示板を外したのは2回のみという
堅実派であることも魅力的。
内訳を見てみると京都コースで2勝、東京と阪神で1勝ずつとなって
おり、東京や京都の軽い芝が合っている印象だ。
2015年本レースの敗因は、香港遠征帰りと休養期間が長かったこと
が考えられるが、本格化の兆しが漂う今なら『秋盾』獲りも期待
できそうだ。

 

7枠 9番 ロゴタイプ

今回の出走メンバー最多となる、GI3勝をマークしている本馬。
2012年にはJRA賞最優秀2歳牡馬に輝くなど、中距離重賞で活躍
してきた一頭だ。
また2016年安田記念(G1)の勝ち馬でもあり、メンバーのレベルは
さほど高くはなかった印象だが、モーリスに勝ったことは評価に
値するものであろう。
その安田記念を含み東京・芝コースではダービー(G1)5着、富士
ステークス(G3)3着など崩れておらず、安田記念の勝利はフロック
視できないと予想。
今回はマイルからの距離延長になるが、そもそも中距離G1で使われ
ていた一頭だけに注意したい存在だ。
さらに本レース過去10年の傾向を見ると、斤量58Kgの馬が4勝を
挙げており、オッズも落ち着きそうな本馬は軽視できない。

 

6枠 8番 ダノンシャーク

2015年の本レースでは斤量58Kgで4着と悔しい思いをした本馬。
斤量が1Kg軽くなる今回は、差しに徹すれば一発あっても不思議
はない一頭だ。
2016年は前々走のマイラーズカップ(G2)で2着、前走の安田記念
(G1)では0.4秒差の7着と健闘しており、東京や京都の軽い馬場は
得意な印象だ。
近走はマイル戦を中心に使われているが、1800M戦でも好走歴が
あり守備範囲であろう。
また本レースに過去2回出走した結果が、2012年は6番人気→5着
2015年は10番人気→4着と、人気以上の結果を残していることが
興味深い。
ここ数戦は案外の結果だが、敗因もはっきりしているだけに
まだまだ見限れない1頭だろう。

 

8枠 11番 ウインフルブルーム

長期休養を余儀なくされる以前は、世代トップクラスが競い合う
レースで上位争いを続けてきた本馬。
2013年の朝日フューチュリティ(G1)で3着、2014年の皐月賞(G1)
でも3着とG1戦で実績がある一頭だ。
近走は長期休養明けを使いつつ状態は上向いている印象で、前々走
福島テレビOP(福島・芝1800M)を快勝し、前走の小倉日経OP
(小倉・芝1800M)でも2着と、ブランクを感じさせない内容だ。
しぶとく脚を使える脚質が魅力的であり、総合力の高さからも
侮れない存在と言えるだろう。
キャリア面を不安視する声もあるが、持ち味のスピードを活かす
ことができたら、素質馬の完全復活が見られるかも知れない。

 

5枠 5番 ディサイファ

東京・芝1800Mでの実績が【3.1.1.2】と掲示板を外すことがない
高い適性であり、また本レースでも2014年7番人気→4着、2015年
4番人気→2着と人気以上に好走している本馬。
また2014年のエプソムC(G3)では、今回と同じ舞台で勝利しており
好相性の舞台である。
本馬は成長に合わせた無理のないローテーションが好印象であり
G2やG3で活躍してきた一頭である。
7歳となった今も、2016年のアメリカジョッキーC(G2)を制するなど
まだまだ衰え知らずだ。
今回は夏場の休養でリフレッシュされ、切れのあるフットワークが
蘇ってきたようである。
この絶好の舞台で人気が少し落ちてくれるなら、非常に狙える1頭
と言えるだろう。

 

シリウスS(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

シリウスS(GⅢ)枠順発表 阪神競馬場 ダート2000m 2016年10月1日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 マスクゾロ 5 56.0kg 秋山真一郎
2 2 シンゼンレンジャー 7 53.0kg 武豊
3 3 トウシンイーグル 8 セン 54.0kg 菱田裕二
4 4 キョウエイギア 3 56.0kg M・デムーロ
5 5 ジュンファイトクン 4 48.0kg 酒井 学
6 6 ランウェイワルツ 5 56.0kg 松若風馬
7 カゼノコ 5 58.0kg 北村友一
7 8 ピオネロ 5 56.0kg 福永祐一
9 アポロケンタッキー 4 57.5kg 和田竜二
8 10 メイショウイチオシ 5 55.0kg 岩田康誠
11 ミツバ 4 54.0kg 松山弘平

 

シリウスS(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 アポロケンタッキー 2.5
2 ピオネロ 3.6
3 キョウエイギア 4.2
4 マスクゾロ 6.6
5 ミツバ 8.8
6 カゼノコ 11.3
7 ランウェイワルツ 20.2
8 メイショウイチオシ 92.9
9 トウシンイーグル 102.8
10 シンゼンレンジャー 173.9
11 ジュンファイトクン 196.7

 

シリウスS(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 4番 キョウエイギア

前走のジャパンダートダービー(G1)を4馬身差の圧勝劇で制し
3歳世代の王者となった本馬。
その前走の2着は、兵庫チャンピオンシップ(G2)の勝ち馬
ケイティブレイブ、3着はユニコーンS(G3)の勝ち馬
ゴールドドリームという、3歳世代の重賞戦線で活躍している
2頭に勝利したものだった。
今回は初の古馬との対戦となるが、本レース過去9年で3歳馬の
好走が目立っており、距離が変更された2007年以降は複勝率が
38.5%であり、各年齢別のデータとしては最も高い複勝率だ。
さらに3歳馬の全体成績から、前走1着馬だけに絞り込むと
連対率&複勝率ともに、60.0%という数字である。
しかも本レースは上位人気馬の複勝率も高く、3番人気の馬は
複勝率が約56%というデータもある。
今回3番人気が予想されるうえに、他のデータから見ても本馬
は外せない1戦となった。

 

8枠 11番 ミツバ

前走のオークランドRCT(1600万下)を勝利し、今回も上位
争いが期待される一頭だ。
本レースの前走成績別データを見ると、抜群に相性が良いのが
オークランドRCT組であり、特に【定量戦組】が好成績だ。
2015年本レースの勝ち馬であるアウォーディーも、このローテ
から重賞を3連勝している。
本馬は近3走で2勝を挙げ、オープンクラス入りを決めた上がり
馬であり、また高い阪神ダート適性であることに注目。
阪神・ダート全体成績が【3・3・1・2】であり、着外の2回も
4着と5着の阪神ダート巧者である。
また本レースの好走傾向【前走で3番人気以内,前走の着順が2着
以内】にも該当。
今回のメンバーは強敵だが、ハンデを考えれば上位に食い込む
チャンスは十分あると予想している。

 

8枠 10番 メイショウイチオシ

前走のBSN賞(OP)は出遅れて後方のまま、結果12着となった
本馬だが、本来はハナに立ってこそ実力を発揮する馬であり
流れに乗れなかった印象だ。
休養明けということもあり、全く自分の競馬をしていないので
度外視していい結果であろう。
1度使われた今回は、状態面の上積みが見込め変わり身があるの
ではと予想。
また今回の舞台は芝スタートなので、スムーズに出られること
にも期待したい。前々走の甲南S(1600万下)で、今回と同じ
舞台を快勝しており適性に問題はないだろう。
さらに今回は逃げ候補が少ないので、斤量55kgなら馬券圏内の
チャンスもありそうな一頭だ。

 

1枠 1番 マスクゾロ

近2走は圧巻のパフォーマンスを見せ、目下連勝中の本馬。
前々走の桃山S(1600万下)は3馬身半差、前走のジュライS(OP)
が6馬身差での快勝である。
もともとは期待されていた実力馬であるが、脚部不安があり
順調とはいかなかった時期も経験している。
しかし本馬は逃げも差しもでき、自在に立ち回れるタイプの
ようで、どの位置からでも速い上がりを使える脚が魅力的な
一頭だ。
重賞初挑戦の2015年アンタレスS(G3)では9着と、案外の成績
であったが、1度重賞のペースを経験したことは強みであろう。
また鞍上の秋山騎手とのコンビで【2・1・0・0】と好相性であり
成長した今なら、重賞初制覇もある予感だ。

 

6枠 7番 カゼノコ

2014年のジャパンダートダービー(G1)勝ち馬であり、数多くの
G1に出走している本馬。
近走は勝利から遠ざかっているが、近走ではみやこS(G3)2着や
名古屋グランプリJp(G2)3着など、随所で高い能力を示して
いる一頭だ。
また本馬は渋った馬場が得意なタイプで、稍重~不良馬場の成績
が2勝、2着2回という実績だ。
今回は8カ月の休み明けで、本馬にとって厳しいレースとなりそう
だが、週末の阪神コースのお天気は雨のち曇りの予報だ。
得意の渋った馬場コンディションとなった時は面白い存在となる
であろう。
切れ味鋭い末脚は健在であり、今回は新興勢力を相手にGI馬の
底力を見せることができるのか注目だ。

 

 

スプリンターズS(GⅠ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

スプリンターズS(GⅠ枠順発表 中山競馬場 芝1200m 2016年10月2日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ビッグアーサー 5 57.0kg 福永祐一
2 ブランボヌール 3 53.0kg 武豊
2 3 ティーハーフ 6 57.0kg 池添謙一
4 ソルヴェイグ 3 53.0kg 田辺裕信
3 5 シュウジ 3 55.0kg 川田将雅
6 ベルカント 5 55.0kg 蛯名正義
4 7 スノードラゴン 8 57.0kg 大野拓弥
8 サクラゴスペル 8 57.0kg 横山典弘
5 9 サトノルパン 5 57.0kg 和田竜二
10 レッドアリオン 6 57.0kg 川須栄彦
6 11 ダンスディレクター 6 57.0kg 浜中俊
12 レッツゴードンキ 4 55.0kg 岩田康誠
7 13 レッドファルクス 5 57.0kg M・デムーロ
14 ウリウリ 6 55.0kg 戸崎圭太
8 15 ミッキーアイル 5 57.0kg 松山弘平
16 ネロ 5 57.0kg 内田博幸

 

スプリンターズS(GⅠ 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ビッグアーサー 2.0
2 ミッキーアイル 6.2
3 ダンスディレクター 10.6
4 ブランボヌール 11.1
5 シュウジ 11.6
6 レッドファルクス 12.5
7 ネロ 12.7
8 レッツゴードンキ 17.9
9 スノードラゴン 23.0
10 ベルカント 24.1
11 ウリウリ 26.9
12 ソルヴェイグ 31.1
13 サクラゴスペル 57.9
14 サトノルパン 88.2
15 レッドアリオン 94.2
16 ティーハーフ 151.6

 

スプリンターズS(GⅠ 2016年 注目馬・穴馬

  

1枠 2番 ブランボヌール

ここまでスプリントの重賞をすでに2勝している実力馬であり
芝1200M戦では負け知らずの本馬。
一方、マイル戦で大凡走しているので安定感がないようにも
見えるが、そもそもマイルよりもスプリント適性の方が高く
距離を短縮して挑んだ前走のキーンランドC(G3)では、8枠と
いう不利な枠順にも関わらず、中団から抜け出し切れ味よく
快勝しており、この結果がフロックではないと感じる一頭だ。
また本レースはキーンランドCで、4番人気以内に推されていた
馬が好成績を残しており、キーンランドCで2番人気→1着と
なった本馬は該当していることにも注目。
2015年の馬場の傾向から、差し馬が届きやすくなっているよう
なので、斤量53Kgを活かして最後は突っ込んでくると予想。
現3歳世代屈指のスプリンターが、王者ビッグアーサーに挑む
姿に期待したい。

 

6枠 12番 レッツゴードンキ

2015年の桜花賞(G1)を逃げ切り勝ちで制した後、勝ち星から
遠ざかっている本馬だが、その間に脚質のシフトチェンジもあり
近2走はキーンランドC(G3)で3着、函館スプリンターズS(G3)
でも3着と、ここにきて復調気配が漂う一頭だ。
また先述のとおり、本レースと好相性のキーンランドC組であり
キーンランドCで3番人気→3着と好走傾向にも該当。
さらに、本レースで過去に好走した12頭に共通する興味深いデータ
【4歳馬、前走4番人気以内。そして前走5着以内】に本馬は該当
していることにも注目。
本レース過去10年(2014年新潟開催を除く)4歳馬の複勝率は
42.1%という数字であり、中でも前走で人気し上位争いに加われた
馬しか好走していないことも興味深い。
差す競馬が板に付いた今なら、本馬の真価を魅せることができ
そうな予感だ。

 

4枠 8番 サクラゴスペル

本馬は中山・芝1200戦で6戦を使われ、【3.2.0.1】という実績
であり【中山1200の鬼】と言えるだろう。
さらに2015年の本レースでも2着と好走しており、その能力は
間違い無いと感じている。
その2015年の本レースでは、休み明けにも関わらず11番人気
→2着と穴をあけており、休み明け自体が得意だと予想。
8歳という古豪ではあるが、今回の舞台でこそ走る一頭であり
2015年の2着馬が今回は人気薄なら、馬券的にも妙味がある。
また本レースは前走で馬券圏内を外した馬も、それなりに馬券に
絡んでくるレースであり、手広く考えたい1戦だ。
さらに本レース過去3年では、10番人気以下の馬が1頭は好走して
おり人気薄が予想される今回、再び【中山1200の鬼】となるのか
注目したい。

 

4枠 7番 スノードラゴン

今回4頭のGI馬が出走するが、本馬は2014年の本レースを勝った
実力馬であり、同年はJRA賞最優秀短距離馬に輝いている。
芝ダート兼用として長きにわたり活躍しているが、今回と同じ
舞台では重賞(オーシャンS)で2戦して、いずれも馬券内好走
している。
しかも2戦ともに11番人気→2着、8番人気→3着と人気薄での
好走であったことにも注目している一頭だ。
また本レースで最多の3着以内馬を輩出している、前走セント
ウルS組であり、さらにセントウルSの斤量別成績を見ると
牡馬なら斤量57Kg以上が好成績を収めていることに注目。
本馬は前走セントウルS(G2)で、斤量57Kgで5着と掲示板を
確保。勝ち馬に0.3秒差と健闘している。
今回の相手は手強くなるが古豪健在を示し、ここでの好走に
期待したい。

 

6枠 11番 ダンスディレクター

本馬も本レースと好相性の前走セントウルS組であり、7着という
案外の結果に終わったが、過去10年の本レース3着以内の30頭中
14頭がセントウルS組であり、特にセントウルSで1~7着であった
馬は好走傾向にあることに注目している。
その前走は開幕週のうえに内前が有利な馬場の中、後方からの
競馬となったことも敗因だと予想。
しかし本番を意識しての【ひと叩き】であったと思われ悲観する
内容ではないだろう。
本馬は2015年の阪神C(G2)、2016年のシルクロードS(G3)でも
強豪ビッグアーサーに先着している実力馬だ。
そのポテンシャルはG1級であると思われ、前走の敗戦で人気が
落ちるなら押さえたい一頭だ。

 

2枠 4番 ソルヴェイグ

もともとは1400M以下を使われていた本馬だが、2016年は桜花賞
(G1)に挑戦。マイル戦での結果は17着と大敗であった。
その後は潔く距離短縮を選択し、函館スプリントS(G3)に参戦
12番人気の低評価を覆し、見事に重賞2勝目を飾っている。
本馬も本レースと好相性のキーンランドC組であり、4番人気→
4着と健闘している。
また勝ち馬ブランボヌールとの差は0.3秒であり、前哨戦として
悲観する内容ではないであろう。
さらに先述のとおり本レースでは、キーランドCで4番人気以内に
推されていた馬が好成績を収めており、本馬は該当。
今年は新興勢力が本当にアツいと言われているが、その中でも
人気薄の本馬は馬券的に妙味あり。
G1を勝つには大きな壁が立ち塞がっているが、乗り越えて欲しい
一頭である。

 

神戸新聞杯(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

神戸新聞杯(GⅡ)枠順発表 阪神競馬場 芝2400m 2016年9月25日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ヒルノマゼラン 3 56.0kg 古川吉洋
2 2 ジョルジュサンク 3 56.0kg 幸 英明
3 ロードランウェイ 3 56.0kg 川田将雅
3 4 ロードヴァンドール 3 56.0kg 太宰啓介
5 カフジプリンス 3 56.0kg 岩田康誠
4 6 マイネルラフレシア 3 56.0kg 松若風馬
7 エアスピネル 3 56.0kg 武豊
5 8 ナムラシングン 3 56.0kg 池添謙一
9 トゥルーハート 3 56.0kg 秋山真一郎
6 10 ワンスインアライフ 3 56.0kg 北村友一
11 アグネスフォルテ 3 56.0kg 松山弘平
7 12 レッドエルディスト 3 56.0kg 四位洋文
13 イモータル 3 56.0kg 浜中俊
8 14 サトノダイヤモンド 3 56.0kg C・ルメール
15 ミッキーロケット 3 56.0kg 和田竜二

 

神戸新聞杯(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 サトノダイヤモンド 1.6
2 エアスピネル 3.4
3 ナムラシングン 8.1
4 レッドエルディスト 10.3
5 ミッキーロケット 14.5
6 イモータル 20.9
7 カフジプリンス 26.1
8 ジョルジュサンク 45.0
9 アグネスフォルテ 82.3
10 マイネルラフレシア 121.9
11 ロードヴァンドール 148.5
12 ワンスインアライフ 186.1
13 ロードランウェイ 281.3
14 トゥルーハート 358.0
15 ヒルノマゼラン 404.4

 

神戸新聞杯(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 7番 エアスピネル

デビュー当初から精神面の幼さが目立つ本馬であったが、その
能力は3歳世代屈指の一頭だと言えるだろう。
前々走の皐月賞(G1)と前走のダービー(G1)は、共に4着と
両レースの上位3頭に、力負けした感の残る結果であったが
今回はライバル不在の中、トライアルレースということもあり
ここでの勝機は十分にあると予想。
また鞍上の武豊騎手は過去の本レースで大活躍しており、8回の
騎乗で4回連に絡んでいる鞍上だ。
さらに人気馬だけに限定したデータになるが、キングカメハメハ
産駒が好走傾向にあるレースであることにも注目。
母のエアメサイアも、2005年の桜花賞(G1)とオークス(G1)で
負けた後に大きく成長したように、本馬が夏を経て、大きく成長
する可能性に期待している。

 

3枠 5番 カフジプリンス

ダートで使われた7戦で、未勝利であったことから芝に転向すると
そこからは長距離路線で結果を出し、3勝をマーク。
前々走の阿寒湖特別(1000万下)では、強烈な末脚を披露するなど
夏を戦ってきた上り馬の強さを感じさせる一頭だ。
本馬はスタミナとパワーに問題はなく、本質的には小回りコース
向きではないようなので、広いコースは合っている印象だ。
また前走の丹頂S(OP)では、鞍上が動けず脚を出し切れなかった
事が原因と思われ6着に終わったが、不完全燃焼だった前走の鬱憤
を晴らすべく、ここは好走してくれると予想。
さらに本馬が菊花賞に出走した場合、穴人気になると予想され
直結する本レースで【先物買いして損は無い】という声もある。
本レースは条件戦からの上がり馬(1000万下)にも要注意であり
ここでの激走に期待したい一頭である。

 

7枠 12番 レッドエルディスト

3走前の大寒桜賞(500万下)を後方待機から直線で差し切って
快勝した本馬。
その大寒桜賞(500万下)がいわゆる【出世レース】であること
に注目したい。
大寒桜賞優勝馬は、2012年のトーセンホマレボシは同年ダービー
3着馬となり、2013年のラストインパクトは2015年のジャパンC
2着馬となるなど、後のG1で活躍している。
その大寒桜賞を厳しいポジションから勝利しており、評価できる
内容であったことから注目している一頭だ。
本馬の好走パターンは脚を溜めてからの直線勝負と、一辺倒では
あるが今回の舞台自体、差しが決まりやすい傾向にあるので展開
さえ向けば、上位にこれるだけの能力はあると予想。
まだキャリアは浅く伸びしろは十分な一頭であり、成長度合いが
問われる1戦と言えるだろう。

 

6枠 11番 アグネスフォルテ

ハービンジャー産駒である本馬は、心肺能力の高さやスタミナが
要求されるレースには強い血統だと思われる。
前走のダービー(G1)は、瞬発力を要求される流れとなり14着と
大敗したが、持久力を活かすことができそうな今回の舞台替わりは
プラスに働くと予想。
また2015年の本レース3着のトーセンバジルも、ハービンジャー産駒
であることから注目している一頭だ。
本レースの傾向に、3着以内に中穴(5人気-9人気)が入ってくると
いう声もあり、9番人気でダービー大敗からの巻き返しを狙う本馬は
要注意したい存在である。
春は折り合いに課題のあった本馬だが、ひと夏を越して英気を養い
成長したその姿に期待したい。

 

2枠 2番 ジョルジュサンク

デビュー当初から長めの距離で使われ、息の長い活躍を続けて
いる本馬。
近2走は1800M戦で使われ結果はそれなりであったが、やはり
長い距離で積極策を取って、しぶとさを活かす競馬が合って
いる印象である。
また距離の長い、菊花賞向きという声もありここで注目して
いる一頭だ。
春は強いメンバーと何度も戦ってきた経験もあり、坂にも強く
先行力は魅力的である。
すみれS(OP)ではブラックスピネルに勝利しており、前走の
ラジオNIKKEI賞(G3)でも、勝ち馬ゼーヴィントから0.3秒差と
僅差であったことは評価したい。
あと一歩足りない印象もある本馬だが、タフな展開になった時
には怖い存在となるであろう。

 

 

 

オールカマー(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

オールカマー(GⅡ)枠順発表 中山競馬場 芝2200m 2016年9月25日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 サトノノブレス 6 56.0kg 福永祐一
2 2 クリールカイザー 7 56.0kg 田辺裕信
3 3 ショウナンバッハ 5 56.0kg 戸崎圭太
4 4 マイネルメダリスト 8 56.0kg 松岡正海
5 5 ツクバアズマオー 5 56.0kg 吉田豊
6 ゴールドアクター 5 58.0kg 吉田隼人
6 7 マリアライト 5 56.0kg 蛯名正義
8 エーシンマックス 6 56.0kg 石橋修
7 9 アクションスター 6 56.0kg 大野拓弥
10 サムソンズプライド 6 56.0kg 横山典弘
8 11 ワンアンドオンリー 5 57.0kg 内田博幸
12 カレンミロティック 8 セン 56.0kg 柴田大知

 

オールカマー(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ゴールドアクター 2.2
2 マリアライト 2.3
3 サトノノブレス 6.7
4 ツクバアズマオー 14.1
5 カレンミロティック 14.7
6 クリールカイザー 15.5
7 ショウナンバッハ 21.8
8 ワンアンドオンリー 24.0
9 サムソンズプライド 47.0
10 アクションスター 209.0
11 マイネルメダリスト 223.6
12 エーシンマックス 237.4

 

オールカマー(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

5枠 6番 ゴールドアクター

2015年の有馬記念(G1)を制した本馬は、期待された前走の
天皇賞・春(G1)で12着に敗れているが、それまでは有馬記念
(G1)を含み、5連勝を成し遂げている一頭だ。
前走の天皇賞・春(G1)では見せ場を作ったのだが、3200Mの
距離に阻まれたようで残念な結果に終わっている。
しかし今回の舞台は得意な非根幹距離となり、さらに中山・
芝コース全体では〔3・1・0・1〕と相性抜群の舞台である。
夏休みを経て立て直してきた今回は、有馬記念を制した舞台
へと替わり好材料となった。
また前走では、長距離輸送でイレ込んでしまったようだが
今回は輸送距離も短くなり不安も軽減されだろう。
ここはグランプリホースだけに、下手なレースは出来ない
1戦であり、秋の主役となるのか注目している。

 

2枠 2番 クリールカイザー

今回と同じ舞台で行われた、2015年のAJCC(G2)で重賞初制覇
を果たした本馬。
ここまでの全6勝中5勝を中山・芝コースで挙げており、中山
芝2200Mでは【3.2.0.2】と大得意な舞台である。
また2014年の本レースで12番人気→3着と、大穴をあけてくれた
ことからも注目している一頭だ。
2015年の天皇賞・春(G1)の後、怪我による1年の休養を余儀
なくされたが、前走の七夕賞(G3)では久々に良いレース内容
で掲示板入りをするなど復調気配を漂わせており、復帰後3戦を
使われての今回は、得意な舞台へと変わるので要注意だ。
また鞍上の田辺騎手は、今回の舞台が得意な印象であり先週の
セントライト記念(G2)で、プロティガルサンで3着と好走。
人気馬が堅いと予想される中、コース巧者である本馬が再び
波乱を演出してくれることに期待している。

 

1枠 1番 サトノノブレス

前々走の鳴尾記念(G3)で重賞4勝目となった本馬。2016年に
入ってから重賞2勝を挙げており、充実著しい一頭といえる
だろう。
本レースへはこれで3度目の挑戦になるが、過去2回は思う
ような結果が残せていないのが現状。
しかし2014年は新潟開催、2015年は日経新春杯(1月)から
の参戦と臨戦過程にも問題があったと思われ、過去2回と
比較しても、今回は臨戦過程が非常に良い印象だ。
さらにG1では力不足なことは、陣営も薄々は感じていると
予想され、ここがメイチの可能性が高いと思われる。
また母父がトニービンであるが、近年では好走例も多い血統
であり、2011年1着のアーネストリー(母父トニービン
2012年2着のダイワファルコン(父父トニービン)、2013年
1着のヴェルデグリーン(父父トニービン)という結果だ。
今回は3度目の正直ということで、ここは好走してくれるの
ではないかと注目している。

 

3枠 3番 ショウナンバッハ

本馬は3歳の未勝利戦で勝てず、地方(園田)へ転厩した後
出戻りして、出世してきたという異色の経歴の持ち主である。
中山コース全体は【0.0.1.2】であるが、着外の2回は出世前
の結果であり、距離も2000Mと2500Mで共に6着という結果。
3着は2016年のAJCC(G2)であり、今回と同じ舞台で挙げた
ものだ。
また今回の鞍上は、重賞騎乗機会連続連対記録を更新中(10戦)
の戸崎騎手であり心強い材料となった。
AJCC(G2)でもコンビを組んでおり、7番人気→3着と好走させた
鞍上である。
2015年のジャパンC(G1)では、上がり3Fで33.7秒の最速をマーク
するなど、怒涛の追込みが本馬の最大の武器であるが、脚を溜め
終いを活かす展開となった時は怖い存在だ。
今回、鞍上の記録更新と合わせて注目したい1戦となった。

 

8枠 12番 カレンミロティック

本馬は2015年の天皇賞・春(G1)3着、2016年も天皇賞・春(G1)
2着とGI実績が豊富な一頭である。
先行してから抜け出すタイプであり、自分の競馬をした時の
しぶとさは、先行有利の今回の舞台で怖い存在となると予想。
前走の宝塚記念(G1)は中距離路線G1での、力不足を感じさせる
結果となってしまったが、今回は前走よりも楽なメンバー構成
になるうえに、先行する得意なパターンが活かせそうだ。
また中山開催の近4年で12頭中10頭が該当していた【芝2200Mの
重賞で3着以内の実績がある馬】に本馬は該当しており、さらに
血統面から見ても、父ハーツクライサンデーサイレンス系)は
本レースで要注意の血統であることも興味深い。
本レース後にはオーストラリア遠征が予定されるなど、まだまだ
元気一杯の8歳馬にGⅠ級の底力を見せて欲しい1戦である。

ローズS(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

ローズS(GⅡ)枠順発表 阪神競馬場 芝1800m 2016年9月18日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 クロコスミア 3 54.0kg 岩田康誠
2 2 ヘイハチハピネス 3 54.0kg 藤原幹生
3 カイザーバル 3 54.0kg 四位洋文
3 4 アットザシーサイド 3 54.0kg 福永祐一
5 レッドアヴァンセ 3 54.0kg 武豊
4 6 ジュエラー 3 54.0kg M・デムーロ
7 シンハライト 3 54.0kg 池添謙一
5 8 クィーンズベスト 3 54.0kg 藤岡康太
9 フロムマイハート 3 54.0kg 和田竜二
6 10 バレエダンサー 3 54.0kg 松若風馬
11 フォールインラブ 3 54.0kg 古川吉洋
7 12 デンコウアンジュ 3 54.0kg 内田博幸
13 アドマイヤリード 3 54.0kg C・ルメール
8 14 クリノサンスーシ 3 54.0kg 幸 英明
15 ラベンダーヴァレイ 3 54.0kg 浜中俊

 

ローズS(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 シンハライト 1.7
2 ジュエラー 2.9
3 アットザシーサイド 10.2
4 レッドアヴァンセ 10.3
5 ラベンダーヴァレイ 20.3
6 カイザーバル 21.1
7 デンコウアンジュ 23.5
8 アドマイヤリード 28.2
9 クィーンズベスト 57.2
10 フロムマイハート 85.5
11 クロコスミア 132.4
12 フォールインラブ 242.3
13 バレエダンサー 537.5
14 ヘイハチハピネス 900.9
15 クリノサンスーシ 984.1

 

ローズS(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

  

4枠 6番 ジュエラー

前走で2016年桜花賞を制した後は、左前脚の骨折により休暇を
余儀なくされ、オークスへの出走も叶わなかった本馬。
幸い程度は軽く、本番に直行ではなくトライアルから復帰する
あたりに陣営の自信も感じることから、注目している一頭である。
また本レース過去5年で、前走オークス以外で【近2走以内に
上がり2位以内での連対実績がある馬】が好走しており、前走
オークス以外の馬の8頭がこのデータに該当していた。
本馬は前走オークス以外であり、ここまで全てのレースで
上り最速をマーク。連対実績があることにも注目だ。
さらに今回は馬券的に考えると、骨折明けを理由にオッズも
付きそうで妙味ありと予想。
コース形態からも、スローペースからの上がり勝負になりやすく
直線では鋭い末脚を武器に、坂を駆け上ってくるのではと思われ
復帰初戦のパフォーマンスに期待したい一頭である。

 

7枠 12番 デンコウアンジュ

2歳時にはアルテミスS(G3)で、あのメジャーエンブレムに土を
つけている本馬。
その後は案外の結果が続いているが、前々走の桜花賞(G1)
前走のオークス(G1)ともに、直線で不利を受けたこともあり
不完全燃焼の競馬が続いているようだ。
また本レースは【前走オークスで上がり5位以内の馬】に要注意
のレースであり、過去5年で前走オークス組で馬券になった7頭
がこの条件に該当していた。
本馬は前走オークス組で上がり5位以内で、9着に終わっており
ここでの巻き返しに期待したい一頭である。
脚質的に末脚一辺倒なのでアテにできない面もあるが、近走の
不完全燃焼からも、ここにかける思いは強いと思われる。
今回はしっかりと脚を溜めて展開待ちができれば、強烈な末脚
を武器に怖い存在となるであろう。

 

3枠 4番 アットザシーサイド

前々走の桜花賞(G1)でシンハライト、ジュエラーと差のない
レースを見せて3着に好走した本馬。
レースセンスの高い馬のようで桜花賞(G1)3着、フィリーズ
レビュー(G2)2着、阪神JF(G1)5着と、重賞戦線で安定して
上位争いに加わってきた一頭である。
しかし前走のオークス(G1)では11着と大敗、いきなりの2400M
への距離延長はさすがに厳しかったようだ。
そのオークス(G1)でも、うまく折りあっていたのにも関わらず
最後の直線で失速。 完全に距離が長かった印象であった。
しかし今回は、好走実績のある阪神コースと距離短縮という
好材料もあり惨敗は考えにくい1戦となった。
また今回は今後のことを考えても、賞金加算しておきたい1戦
であり、本番よりもココへの勝負度の方が高いと思われ、巻き
返しに期待している。

 

5枠 9番 フロムマイハート

前走オークス(G1)は16着と大敗、G1だけに仕方のない結果と
なった本馬。
オークス後は放牧に出され、馬体的にも精神的にも疲れを
リセットできたようだ。
また今回の舞台となる阪神1800Mでは2走して1着、2着1回の
連対実績があることに注目。
芝の1800M戦全体でも【2-3-0-0】で、連対率100%という得意
な距離である。
さらに注目すべきは、鞍上の和田騎手と厩舎である宮本厩舎と
の相性の良さである。
ここ3年で合計25走と少ないが、成績は【1・7・2・15】で
複勝率40%となかなかだ。さらに今年に絞れば【0・3・1・3】
で、3着以内率が57.1%という数字である。
今回は有力馬に後ろから行く馬が多いなか、先行から好位で
運べそうな脚質が魅力であり、人気薄のこういうタイプの馬は
トライアルでこそ狙える一頭だと思われる。

 

2枠 3番 カイザーバル

今回、有力馬が後方からの競馬をするタイプということから
一発あるならやっぱり前方だと思われ、注目している一頭。
本馬は阪神コースで全2勝をマーク。阪神コース巧者であり
うち1勝が、今回と同じ舞台であることにも注目。
また2006年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬や、2004年桜花賞
制したダンスインザムードを母に持つ良血馬であり、母も
阪神コース巧者(2戦1勝、2着1回)だ。
今回、人気上位馬は始動戦となる馬が多く、本馬は夏に一度
使われている分、状態面は上向きであろうと予想。
本馬はパワーが持ち味なので、それを活かせる今回の舞台
なら馬券圏内も期待できる予感だ。
コース巧者である母の血を受け継いだ一頭だけに、大掛け
することに期待したい1戦である。

 

セントライト記念(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

セントライト記念(GⅡ)枠順発表 中山競馬場 芝2200m 2016年9月18日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 メートルダール 3 56.0kg 北村宏司
2 2 ピースマインド 3 56.0kg 大野拓弥
3 3 プロフェット 3 56.0kg 石橋修
4 4 ディーマジェスティ 3 56.0kg 蛯名正義
5 5 マウントロブソン 3 56.0kg 川田将雅
6 キークラッカー 3 56.0kg 柴田大知
6 7 ネイチャーレット 3 56.0kg 野中悠太郎
8 ケンホファヴァルト 3 56.0kg 柴田善臣
7 9 プロディガルサン 3 56.0kg 田辺裕信
10 ゼーヴィント 3 56.0kg 戸崎圭太
8 11 ノーブルマー 3 56.0kg 高倉稜
12 ステイパーシスト 3 56.0kg 吉田豊

 

セントライト記念(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ディーマジェスティ 1.7
2 ゼーヴィント 4.3
3 マウントロブソン 5.3
4 プロディガルサン 7.5
5 メートルダール 9.5
6 プロフェット 22.9
7 ノーブルマー 51.8
8 ステイパーシスト 60.0
9 キークラッカー 135.5
10 ピースマインド 154.7
11 ケンホファヴァルト 191.9
12 ネイチャーレット 211.7

 

セントライト記念(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

7枠 10番 ゼーヴィント

本馬の注目すべき点は、未だに右回りコースでは無敗である
(中山2勝、福島1勝)ことだ。
しかも今回の舞台である、中山コースでの連勝実績があるので
適性は十分であろう。
また母父のブライアンズタイムは、先週の中山コースで京成杯AH
(G3)で2着に好走した、カフェブリリアントなど中山重賞で
好走する産駒を輩出しており、成長力次第では一発狙える可能性
もありだ。
もともとは出遅れ癖のある本馬であったが、勢いのある鞍上
戸崎騎手の好アシストもあり、前走のラジオNIKKEI賞(G3)を
制している。
その戸崎騎手は9回連続連対中であり、2016年は重賞クラスで
1,2番人気の馬は、ほぼ連対させている鞍上である。
馬券になる確率はかなり高いと予想され、ここで外すことは
できない一頭となった。

 

1枠 1番 メートルダール

ここまで安定した走りを見せており、7戦して3着内を外したのは
青葉賞(G2)の5着だけという、堅実な走りが魅力的な一頭だ。
京成杯(G3)で3着→共同通信杯(G3)でも3着と、重賞での好走
実績もあり、共同通信杯(G3)では勝ち馬ディーマジェスティ
0.3秒差の競馬をしている。
今回は早めの夏休みに入りジックリ充電した後、菊の権利をもぎ
取りにきたようだ。
また今回の鞍上の北村騎手は、本レース過去10年で3勝の好成績を
残しており、人気薄の6番人気や9番人気の馬で、度々波乱を演出
してくれる鞍上だ。
堅実に走れているというところでは評価したい本馬ではあるが
ワンパンチ足りない印象もある。
本レースと好相性の鞍上とともに、波乱を巻き起こす1戦となるか
期待したい。

 

5枠 6番 キークラッカー

条件戦ではあるが、2000M超えのレースで2連勝と上昇中の本馬。
ジャングルポケット、母父ステイゴールドという血統面からも
今回の舞台が合っていそうな印象だ。
また本レースでは、条件戦は新潟を使ってきた馬から勝ち馬が
出てきているようで【前走が新潟の条件戦】の本馬は該当。
さらに馬体重が、500kg以上の馬の活躍が目立つレースであり
本馬は502Kg【馬体重が前走で500kg以上】であった。
こういった傾向から穴馬を考えると、近2走で新潟芝を連続で
逃げ切り勝ちした本馬は面白い存在。
しかも3走前の未勝利戦では、道中の中団から位置を下げて
差し込んでの4着と、逃げ一辺倒ではないこともアピールした。
また非根幹距離での実績が重要な今回、前走で勝利している
ことも興味深く、ここでの好走に期待したい一頭だ。

 

5枠 5番 マウントロブソン

デビューから3走前のスプリングS(G2)までは、3勝2着2回と連対率
100%をキープしていた本馬。
スプリングスS(G2)を含み、中山コースでは2戦2勝と中山適性は
間違いないことから注目している一頭だ。
前々走の皐月賞(G1)6着→前走のダービー(G1)7着と結果を残せ
なかったが、掲示板内の好走をした5頭が飛び抜けていたこともあり
本馬自身は大きく崩れていないと言えるだろう。
今回はその2戦に比べると相手関係はグッと楽になるので、好走の
チャンスは十分にあると予想。
また本レースは、ダービーからの直行組は相性が良い印象であり
さらに過去3年の勝ち馬の傾向「3走前に芝1800Mで勝利した馬」に
本馬は該当。
2014年のイスラボニータ、2015年のキタサンブラックがこの傾向に
該当していることが興味深く、重賞2勝目となるか注目している。

 

京成杯AH(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

京成杯AH(GⅢ)枠順発表 中山競馬場 芝1600m 2016年9月11日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ダイワリベラル 5 56.0kg 北村宏司
2 アルマディヴァン 6 53.0kg 横山典弘
2 3 カフェブリリアント 6 54.0kg 戸崎圭太
4 シベリアンスパーブ 7 54.0kg 松岡正海
3 5 ダノンプラチナ 4 58.0kg 蛯名正義
6 クラリティスカイ 4 57.5kg 田辺裕信
4 7 ピークトラム 5 56.0kg 小牧 太
8 ラングレー 5 56.0kg 柴田善臣
5 9 ワキノブレイブ 6 56.0kg 津村明秀
10 ロードクエスト 3 55.0kg 池添謙一
6 11 ダンスアミーガ 5 53.0kg 石川裕紀人
12 スマートオリオン 6 57.0kg 柴山雄一
7 13 トウショウドラフタ 3 54.0kg 吉田 豊
14 ダノンリバティ 4 56.0kg 松若風馬
8 15 ペイシャフェリス 5 53.0kg 大野拓弥
16 リーサルウェポン 5 50.0kg 吉田隼人

 

京成杯AH(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ロードクエスト 3.1
2 ダノンプラチナ 3.5
3 ダノンリバティ 5.3
4 ラングレー 9.5
5 ピークトラム 11.0
6 ダイワリベラル 11.3
7 トウショウドラフタ 17.8
8 カフェブリリアント 18.3
9 クラリティスカイ 23.3
10 ダンスアミーガ 25.5
11 ペイシャフェリス 39.7
12 アルマディヴァン 75.3
13 スマートオリオン 83.8
14 リーサルウェポン 85.0
15 シベリアンスパーブ 93.2
16 ワキノブレイブ 196.0

 

京成杯AH(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

7枠 14番 ダノンリバティ

ダートでも芝でも重賞戦線で活躍している本馬だが、未だ
重賞タイトルを取るところまでは至っていないのが現状。
しかしダート向きのパワーを秘めているだけに、直線が短く
坂のある今回の舞台でなら、転機を作れそうな予感だ。
また2016年の夏は中京記念(G3)5着→関屋記念(G3)2着と
調子を上げてきており、前走の関屋記念(G3)では先行策を
武器に低評価を覆した。
その前走関屋記念組は本レースと相性が良く、直近2年では
計5頭が馬券圏内に入ってきていることに注目。
さらに本レース過去10年では、2~3番人気の馬の好走が
目立っており、現時点で3番人気の本馬は該当している。
また開幕週の今回の舞台では、本馬の先行力は大きな武器
になりそうであり、サマーマイル王の座を手中に収めること
となるか注目している一頭である。

 

1枠 1番 ダイワリベラル

今回の舞台と同じニューイヤーS(OP)を勝利、また前々走の
ダービー卿CT(G3)では4着と成績が示すように、コース適性
の高い本馬。中山コース全体でも、掲示板を外しておらず
大得意としている一頭である。
前々走のダービー卿CT(G3)では、マイル界を担う実力馬揃い
の中、正攻法での4着は評価できる内容であり、重賞を勝つ力
を感じさせる1戦であった。
また市川S(1600万下)→ニューイヤーS(OP)でマイル戦を
連勝しており、今回は休ませた効果に期待したいところだ。
ゲートもまずまずであり、ある程度前目で競馬ができるので
立ち回りを活かして馬券内にくる可能性もあると予想。
以外と人気しないのも魅力的であり、得意な舞台で秋初戦を
波乱の舞台にするのか注目したい。

 

2枠 3番 カフェブリリアント

ここまでマイル戦では3勝を挙げ、得意の距離とする本馬。
牝馬重賞戦線で存在感をアピールしてきた本馬だが、近走
は物足りない成績が続いている。
しかし今回は鞍上に戸崎騎手を起用し、休養の効果と共に
注目している一頭である。
前走のヴィクトリアマイル(G1)は前に壁を作れず、スピード
負けで15着に終わったが、実力的には十分に通用する馬で
あり、総合力は高いものを持っているようだ。
また今回は逃げ馬が不在ということもあり、この鞍上が
巻き返しの一発を狙ってきそうな予感。
さらに、斤量52.0kg~54.0kgの馬(3歳馬か牝馬のみ)に注意
したいレースであり、中山開催の近4年で12頭中6頭が好走。
今回は斤量54.0kgとなり、牝馬である本馬に要注意だ。

 

3枠 6番 クラリティスカイ

本馬も好相性の前走関屋記念組であり、本レース直近2年で
計5頭が馬券圏内に来ていることに注目している。
また本馬は2015年NHKマイルC(G1)覇者であり、G1馬という
ことにも注目。転厩2戦目となる今回は、覇気の違いを感じ
させているようだ。
さらに注目すべきは、今回の鞍上の田辺騎手である。
田辺騎手は本レースと好相性であり、2012年6番人気→2着
スマイルジャック、2013年7番人気→3着ゴットフリート
2014年2番人気→1着クラレント、2015年13番人気→1着
フラアンジェリコという実績を残している。
もしも今回、本馬が勝利したら【本レース3連覇】となり
どんな競馬をしてくれるのか楽しみである。

 

6枠 11番 ダンスアミーガ

前走の関屋記念(G3)で16番人気→4着,前々走の中京記念(G3)
でも14番人気→4着など、あともう1歩で馬券圏内という
健闘ぶりの本馬。1600Mという距離では、ある程度の位置から
しぶとく伸びてこれるタイプのようだ。
また今回と同じ舞台で、2015年のターコイズS(G)を2着と好走
しており、舞台適性もまずまずだろう。
さらに過去の本レースには、こういうタイプの好走馬がいた
との声があり、今回も低評価を覆し、大駆けすることを期待
したい一頭である。
また本馬も、本レースで要注意の斤量52.0kg~54.0kgの牝馬
であり、充実期に入り5歳の秋を迎えた今回も侮れない存在だ。
9度目の重賞に挑む今回、重賞初V&シリーズ制覇に向けて
全力投球だ。

 

7枠 13番 トウショウドラフタ

不気味な3歳勢から今回、気になる一頭となった本馬。
2016年はファルコンS(G3)の覇者となり、NHKマイルC
(G1)でも5着と健闘した実力馬である。
また興味深いデータに、過去10年の本レースでは、3走前
までに【芝1600MのGIに出走していた馬 】が2010年を除き
連対しており、前々走でNHKマイルC(G1)に出走していた
本馬は該当していることにも注目だ。
今回はベストの1400Mから1ハロンの距離延長となり対応
が鍵となるが、ここを克服しない限りはG1タイトル奪取の
チャンスが少なくなってしまうのが現状である。
しかし潜在能力は世代トップクラスと言われており、今後
に向けて試金石の1戦となるだけに注目している。

 

 

セントウルS(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

セントウルS(GⅡ)枠順発表 阪神競馬場 芝1200m 2016年9月11日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ビッグアーサー 5 58.0kg 福永祐一
2 2 エイシンブルズアイ 5 56.0kg 石橋 修
3 3 ダンスディレクター 6 56.0kg 浜中 俊
4 4 アースソニック 7 56.0kg 岩田康誠
5 レッドアリオン 6 56.0kg 武 豊
5 6 ウリウリ 6 54.0kg M・デムーロ
7 ティーハーフ 6 56.0kg 藤岡康太
6 8 アットウィル 6 56.0kg 古川吉洋
9 メイショウライナー 6 56.0kg 松山弘平
7 10 ネロ 5 56.0kg 内田博幸
11 ラヴァーズポイント 6 54.0kg 川須栄彦
8 12 マイネルエテルネル 6 56.0kg 和田竜二
13 スノードラゴン 8 57.0kg 川田将雅

 

セントウルS(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ビッグアーサー 2.1
2 ダンスディレクター 4.4
3 ネロ 5.0
4 ウリウリ 7.5
5 エイシンブルズアイ 8.0
6 スノードラゴン 15.5
7 アットウィル 26.3
8 レッドアリオン 37.7
9 ラヴァーズポイント 38.7
10 ティーハーフ 49.5
11 アースソニック 125.8
12 マイネルエテルネル 188.1
13 メイショウライナー 504.2

 

セントウルS(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

  

7枠 10番 ネロ

前走のアイビスサマーD(G3)で2着に好走した本馬。
本レースで好走傾向にある【前走クラス別成績】を見ると
前走G3組が好成績を収めており、さらにアイビスサマーD組
は好相性であることから注目している一頭である。
しかも過去10年の本レース優勝馬のうち、9頭が夏場のレース
を使われていたことも興味深い。
本馬の魅力は先行できるスピード力であるが、近2走は1000Mの
直線競馬で結果を残していて、今回は3走ぶりの1200M戦プラス
初の阪神コースへの対応が鍵になってくる。
しかし血統面から見ると、ヨハネスブルグ産駒の阪神1200Mの
成績は【2.3.3.11】で複勝率42.1%と期待が持てる数字である。
さらに本レース過去5年では、5歳以下の馬から連対馬が10頭
でており、5歳馬である本馬は要注意の存在である。

 

5枠 6番 ウリウリ

2015年の本レースで2着となった本馬。全弟は凱旋門賞に出走
予定のマカヒキである。
2015年はスプリンターズS(G1)、2016年には高松宮記念(G1)
などに挑戦するが、掲示板内に健闘することはあるものの案外
の成績続いている。
G1戦だと少し足りない印象だが、G2戦のここなら上位争いは
可能だと思われ注目している。
また本レース過去10年の優勝馬、10頭中7頭は牝馬であり
2着となった適正やそれまでの実績を考えても、そろそろ
好走があっても不思議ではない一頭である。
さらに2015年の阪神C(G2)では、牡馬相手に紅一点で5着と
互角の戦いをしており、斤量54Kgとなる今回はチャンスが
ありそうな1戦だ。

 

2枠 2番 エイシンブルズアイ

前々走の高松宮記念(G1)では5着と健闘。勝ち馬ビッグアーサー
に0.5秒差のレースであった。
前走のCBC賞(G3)は急仕上げだったのか、馬体には余裕が感じ
られ、さらに1番人気に支持された気負いからか中途半端な競馬
となってしまったようだ。
しかし近2走は好走実績がない左回り(中京)であり、今回は
距離は違うが、好走実績がある阪神コースとなることはプラスに
働きそうである。
地力はある一頭だけにここでの巻き返しが期待され、以前のよう
にスピードが活かせる展開となれば、結果はついてきそうな予感
である。
短期放牧でリフレッシュ効果が見込める今回、馬体も引き締まり
変わり身が期待される1戦である。

 

7枠 11番 ラヴァーズポイント

時期的に夏競馬の延長のような本レースだが「夏は牝馬」の格言
通り、牝馬が強い1戦だといえるだろう。
本レース過去10年で(2013年を除く)毎年1頭以上が、馬券圏内に
来ている活躍ぶりだ。
また本馬は前走が北九州記念(G3)組だが、本レース過去10年の
3着以内馬、30頭中10頭が前走は北九州記念(G3)であることに
注目したい。2006年、2008年、2013年を除く過去7回で、馬券
圏内に来ており好相性である。
特に、北九州記念で馬券圏外だった馬の巻き返しには要注意したく
11着に終わった本馬は侮れない一頭となった。
また本レースは逃げ・先行馬を狙い撃ちしたいレースであり、7番
人気を覆し2着となったCBC賞(G3)のような、大駆けに期待したい
1戦である。

 

4枠 5番 レッドアリオン

2015年はマイル重賞2勝を挙げ、存在感を見せていた本馬だが
ここ数走は噛み合わない競馬が続いている印象だ。
集中力が続かないことも原因だと思われ、今回1200Mへの距離
短縮はプラスに働きそうだ。
集中して走れる可能性のある1200M戦に鞍上は名手、武豊騎手
を迎え新たな一面を引き出しに来たようだ。
また本レースの好走傾向に【前走1400M戦以上で先行していた】
馬の好走が見られ、過去5年で7番人気以下であったが馬券に
絡んだ2頭が、この条件に該当していた。
本馬は前走の関屋記念(G3)で先行し12着となり、今回は7番
人気以下が予想され、この傾向に該当している。
今回はデビューから初めての1200M戦となるが、未知の魅力を
含めて注目している一頭である。

 

8枠 13番 スノードラゴン

2014年のスプリンターズSの覇者であり、同年にはJRA賞最優秀
短距離馬に輝いていた本馬。
脚部不安から約1年の休養を余儀なくされたが、2016年の復帰
初戦のオーシャンS(G3)でも3着と、GI馬の存在感をアピール。
前走のCBC賞(G3)では、斤量58.5Kgという厳しいハンデの中で
6着と、内容的には決して悪くはないものであった。
特に近走の案外な成績は、58.5㎏や59㎏といった過度な斤量と
敗因は明らかであり、今回はようやくまともな斤量で走れる
こともプラス材料である。
また本馬は中山コースで好走実績があり、掲示板を外したこと
のない得意な舞台。このことから直線に坂のあるコースを苦に
するタイプではなく、初出走となる今回の舞台にも対応でき
そうだ。
さらに、道悪のスプリンターズSを勝利した実績があるように
今週末の雨予報もプラスに働きそうな予感。
今回は鞍上に、2016年のダービージョッキー川田騎手を迎え
潜在能力では互角の存在である古豪が一発を狙っている。

小倉2歳S(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

小倉2歳S(GⅢ)枠順発表 小倉競馬場 芝1200m 2016年9月2日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ビーカーリー 2 54.0kg 国分恭介
2 2 ダイイチターミナル 2 54.0kg 嘉藤貴行
3 カシノマスト 2 54.0kg 川須栄彦
3 4 レーヌミノル 2 54.0kg 浜中俊
5 クインズサリナ 2 54.0kg 川田将雅
4 6 シゲルベンガルトラ 2 54.0kg 藤岡康太
7 ナムラアイドル 2 54.0kg 酒井 学
5 8 オールポッシブル 2 54.0kg 松若風馬
9 ドゥモワゼル 2 54.0kg 北村友一
6 10 ハルクンノテソーロ 2 54.0kg 大野拓弥
11 メイソンジュニア 2 54.0kg 松山弘平
7 12 ブラックランナー 2 54.0kg 幸 英明
13 キョウヘイ 2 54.0kg 高倉 稜
8 14 テイエムヒッタマゲ 2 54.0kg 田中 健
15 ドリームアロー 2 54.0kg 藤岡祐介

 

小倉2歳S(GⅢ 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 クインズサリナ 2.4
2 レーヌミノル 3.2
3 カシノマスト 5.4
4 ドゥモワゼル 10.3
5 ナムラアイドル 12.3
6 メイソンジュニア 15.9
7 キョウヘイ 17.6
8 オールポッシブル 23.3
9 シゲルベンガルトラ 32.8
10 テイエムヒッタマゲ 47.2
11 ダイイチターミナル 62.5
12 ブラックランナー 92.1
13 ドリームアロー 113.9
14 ハルクンノテソーロ 141.2
15 ビーカーリー 172.4

 

小倉2歳S(GⅢ 2016年 注目馬・穴馬

  

2枠 3番 カシノマスト

デビューから今回と同じ舞台で3戦を走って2勝、2着1回と
連対率は100%の本馬。
スタートが上手で、ハイペースのままスピード力を活かす
競馬が合っているようだ。
血統面を見ても、父・母共にスピードが強調されたような
配合であり、スプリンターらしさを感じる一頭である。
今回は連闘策での出走となるが、キャリアの浅い馬が多い
なか、前走のひまわり賞(OP)では多頭数を経験している
ことも心強い。
「前走のゴール前は流していたし、まだ時計も詰められそう」
と陣営もコメントしており、引き続き九州産馬の好走が期待
される。

 

3枠 4番 レーヌミノル

今回と同じ舞台で8/7の新馬戦を制した本馬。新馬戦では
流れにうまく乗り直線であっさり前を交わすなど、まだ
まだ余力がある印象であった。
本馬の血統背景に、ダイワメジャータイキシャトル
テスコボーイという、スピードに優れた種牡馬たちの名前
があることから注目している一頭である。
また本レースはダイワメジャー産駒が、コンスタントに
好走しているレースであり、まだ底を見せていない本馬
だけに期待したい1戦である。
さらに鞍上は小倉コースが得意な浜中騎手を予定しており
コンビを組んで2戦目の上積みも大きく、好勝負必至の予感。
馬名のレーヌは仏語で“女王”を意味しており、通過点と
なるこの1戦に注目だ。

 

6枠 11番 メイソンジュニア

8/14の新馬戦を今回と同じ舞台で快勝した本馬。17頭立て
の多頭数の中、スタートを決めるとハナを切り、先行押し
切りで勝利している。
直線でフラつきラチにぶつかったりと、まだ子供っぽい
一面も見えるが、スピードとパワーがあり伸びしろを感じ
させる一頭である。
本レースは基本的に、前を行く馬が有利と言われており
スムーズな逃げで、直線でもスピードを維持して逃げ切れた
本馬の脚質に注目している。
前走では馬体に余裕があったようだが、今回は馬体も絞れ
出来も上昇とのことで、鋭さを増しての参戦に注目だ。

 

5枠 8番 オールポッシブル

本馬も本レース近5年で、3回馬券に絡んでいる好相性の
ダイワメジャー産駒である。
初戦の勝ち時計は速いものではなかったが、中団追走から
34.1秒の末脚を使って快勝しており、レース内容は悪いもの
ではないと言えるだろう。
また本レース過去20年の勝ち馬を見ると、牝馬が13勝で
牡馬が7勝という牝馬が活躍しているレースであり、注意
したい一頭である。
さらに今回は本馬の性格を考慮し、小倉に滞在しての調教を
しており、落ち着いてレースに挑めるようにしたようだ。
今回も初戦と同じような競馬ができれば、上位争いへの
期待は大きいであろう。

 

4枠 6番 シゲルベンガルトラ

デビューから3戦を経験し、使われながら進歩を見せ7/31の
未勝利戦を今回と同じ舞台で勝利した本馬。
新馬戦で重馬場の阪神・芝コースを3着、次走の未勝利戦では
不良馬場の中京・芝コースで2着と、浅いキャリアの中で様々
な条件の馬場や舞台を経験。
それでも崩れず走れていることから、注目している一頭だ。
また本レース過去10年で、未勝利戦を勝って挑んできた馬が
4勝、2着2回と活躍していることにも注目。
さらに血統面から見ても、近年は父または母父にミスプロ系を
持つ馬の活躍が目立っており、父方にミスプロ系を持つことにも
注目している。
ここまでの3戦から、相手なりにしっかりと走れる馬という印象
があり、経験を生かしての好走が期待される1戦となった。

 

7枠 13番 キョウヘイ

7/30の未勝利戦を今回と同じ舞台で勝利し、参戦する本馬。
未勝利戦でのタイムは今回のメンバー中、最速の1分09秒と
優秀な数字を残している。
また新馬戦では中京コースの1400M戦で、前走の未勝利戦では
距離短縮した1200M戦で強烈な末脚を爆発させており、不気味
な存在である。
血統面からも、父リーチザクラウンの爆発的な気性が伺え
デビュー2走で見せた、鋭い伸び脚が魅力的な一頭である。
このリーチザクラウンの初年度産駒が、中央で4頭デビュー
しているが、その4頭全てが5着以内と勝ち上がり率が非常に
高いことも興味深い。
そして、初重賞制覇の産駒が本馬となるのか注目したい
1戦である。

新潟記念(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

新潟記念(GⅢ)枠順発表 新潟競馬場 芝2000m 2016年9月4日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ベルーフ 4 57.0kg 田辺裕信
2 エキストラエンド 7 57.0kg 岩田康誠
2 3 ダコール 8 58.0kg M・デムーロ
4 バーディーイーグル 6 54.0kg 蛯名正義
3 5 マジェスティハーツ 6 55.0kg 森一馬
6 アロマカフェ 9 54.0kg 木幡巧也
4 7 ファントムライト 7 55.0kg 内田博幸
8 ルミナスウォリアー 5 55.0kg 柴山雄一
5 9 メイショウナルト 8 セン 56.0kg 柴田善臣
10 マイネルミラノ 6 57.5kg 柴田大知
6 11 マイネルディーン 7 54.0kg 石川裕紀人
12 ロンギングダンサー 7 53.0kg 吉田豊
7 13 サトノギャラント 7 55.0kg 北村宏司
7 14 アルバートドック 4 58.0kg 戸崎圭太
7 15 エーシンマックス 6 53.0kg 石橋修
8 16 ムスカテール 8 57.0kg 津村明秀
8 17 アデイインザライフ 5 55.0kg 横山典弘
8 18 クランモンタナ 7 56.0kg 和田竜二

 

新潟記念(GⅢ 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 アルバートドック 3.6
2 ダコール 5.1
3 アデイインザライフ 6.1
4 マイネルミラノ 7.0
5 ベルーフ 7.9
6 ルミナスウォリアー 10.7
7 ファントムライト 10.9
8 エキストラエンド 12.4
9 クランモンタナ 17.1
10 バーディーイーグル 26.9
11 ロンギングダンサー 41.2
12 マジェスティハーツ 47.1
13 エーシンマックス 76.2
14 サトノギャラント 87.7
15 マイネルディーン 154.9
16 メイショウナルト 279.6
17 アロマカフェ 302.1
18 ムスカテール 307.8

 

新潟記念(GⅢ 2016年 注目馬・穴馬

 

8枠 18番 クランモンタナ

前走の小倉記念(G3)では積極的なレース運びで勝利した本馬。
12頭立ての11番人気という低評価を覆し、手にした勝利であった。
また本レースと相性の良い小倉記念経由であり、特に前走から
斤量増の馬は複勝率40.0%と好調な成績を収めている。
今回、本馬は重賞勝ちにより斤量2Kg増の56kgとなっており
また2014年の本レースでは2着と好走している。
リピーターに要注意な本レースだけに、ここでも不気味な
一頭と言えるだろう。
さらに、本レースで好走が見られるのは【中穴帯のゾーン】に
いる馬であり、勝ち切るケースは少ないがコンスタントに好走
できているというデータがある。
2015年はマイネルミラノが9番人気→2着、ファントムライトが
13番人気→3着と好走しており、人気薄【中穴帯のゾーン】に
いる本馬は、この傾向にも該当している。
本馬は夏の暑い時季が向いており、前走で2年振りの勝利を
思い出しただけに注目している。

 

5枠 10番 マイネルミラノ

2015年の本レース2着馬であり、前走の函館記念(G3)では
鮮やかな逃げ切り勝ちで、待望の重賞初制覇を達成した。
今回は札幌記念を回避しての出走となるが、札幌記念には
モーリスの出走もあり、今回は2015年2着と好走している
舞台であるということから【サマー2000王者の称号】狙い
をここに定めたと予想される。
ここで3着以内に入れば、札幌記念の覇者ネオリアリズムを
かわせる計算となるだけに、夏競馬の集大成となる1戦だ。
また本馬も、本レースと好相性の函館記念経由組であり
複勝率40.0%という、前走から斤量増の馬であることにも
注目している一頭である。
ハイパワーな先行力を見せつけた前走は、展開に恵まれた
感もある1戦であったが、今回のメンバー中で実力上位は
間違いなく、狙うは【サマー2000王者の称号】であろう。

 

2枠 3番 ダコール

本馬は8歳馬にも関わらず、堅実無比な走りが魅力的であり
能力の衰えを感じられないベテランだ。
戦績を見ても、コースを問わずに安定した成績を残しており
さらに今回と同じ舞台の新潟大賞典(G3)を2015年に勝利、
2013年には3着と好走しており、高い適性を見せている。
本レースはコース適性が大きく関わっている1戦ということ
から、注目している一頭だ。
また夏の暑い時期の重賞参戦が目立ち、大きく崩れていない
のも心強く、2016年は七夕賞(G3)2着と小倉記念(G3)4着と
好走。七夕賞から小倉記念を経て、本レースへというローテー
ションは3年連続であり、さらに近走の好走パターンが隔走
ごとという点にも注目したい。
もしも今回、この好走パターンに該当するのであれば馬券に
絡んでくることが期待できるであろう。

 

4枠 8番 ルミナスウォリアー

晩成タイプが多いと言われるオペラハウス系を象徴するかの
ように、緩やかな成長曲線を描きながら5歳にしてOP入りを
果たした本馬。
重賞初挑戦となった前走の七夕賞(G3)は、ハイペースな展開
について行けず、道中で馬群に離されての追走となった。
結果は8着に終わったが、この1戦だけでは見限れず悲観する
内容ではないだろう。
また今回は得意の左回りコースとなり、新潟コースでも2戦2勝
と好相性の舞台替わりであり、適性を考えても十分にやれる
1戦であると予想される。
ここまで準OP戦以下では抜群の安定感を見せており、全5勝の
うち4勝を2000M戦で挙げていることにも注目したい。
今回2度目の重賞挑戦となるが、まだ力を出し切っていない感
があり、ここでの好走に期待したい一頭である。

 

4枠 7番 ファントムライト

2015年の本レース3着馬であり、前走の函館記念(G3)を除けば
2000M戦で一度も崩れていない本馬。全て3着以内であったこと
から注目の一頭となった。
その前走の函館記念(G3)では、内枠しか来れない馬場で大外枠
となる運の無さと、馬体重もプラス14Kgで間隔が開いていた。
勝負度合いは低かったと思われ、度外視していい結果といえる
だろう。
また本馬の新潟コースとの相性は4戦1勝、2着2回、3着1回と
ベストだと思われる舞台であり、さらに今回は一度叩かれて
状態も仕上げてくると予想される。
本馬は道悪やタフなコースの方がしっかり走れる印象なので
当日の馬場にも注目したい。

 

6枠 12番ロンギングダンサー

地味な印象の本馬だが新潟適正は抜群であり、新潟コースでの
5戦で2勝、3着1回(着外2回)をマークしている。
その2回の着外も4着と6着であり、大崩れしていないことから
注目の一頭となった。
また2015年の本レースでは4着と健闘しており、時として大駆け
があることにも注目したい。
さらに本馬の注目すべき点に休み明けの好走があり、休み明け
で4勝、2着1回という成績を挙げている。
今回は【抜群の新潟適正に休み明けの好走】が期待され、鞍上
が主戦の吉田騎手に戻ることからも、4ヶ月空けてここを狙って
きたのだと予想される。
しかも人気が落ちると予想され、今回は本当に狙い目だと思わ
せる一頭である。

新潟2歳S(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

新潟2歳S(GⅢ)枠順発表 新潟競馬場 芝1600m 2016年8月28日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 チシャーキャット 2 54.0kg 木幡初也
2 2 モーヴサファイア 2 54.0kg 石橋修
3 イブキ 2 54.0kg 田辺裕信
3 4 マテラフィールド 2 54.0kg 松若風馬
5 ワールドツアラー 2 54.0kg 吉田豊
4 6 アンジュシャルマン 2 54.0kg 鮫島克駿
7 ウインシトリン 2 54.0kg 丸山元気
5 8 アピールバイ 2 54.0kg 木幡巧也
9 サンライズソア 2 54.0kg 石川裕紀人
6 10 ヴゼットジョリー 2 54.0kg 福永祐一
11 キャスパリーグ 2 54.0kg 藤岡祐介
7 12 オーバースペック 2 54.0kg 岩部純二
13 クイントゥープル 2 54.0kg 津村明秀
8 14 マイネルバールマン 2 54.0kg 柴田大知
15 マイネルパラディ 2 54.0kg 柴田未崎

 

新潟2歳S(GⅢ 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 イブキ 2.8
2 モーヴサファイア 3.4
3 マイネルバールマン 6.1
4 キャスパリーグ 7.5
5 サンライズソア 11.0
6 アンジュシャルマン 16.7
7 ヴゼットジョリー 16.8
8 アピールバイ 22.7
9 ウインシトリン 22.9
10 オーバースペック 29.0
11 マイネルパラディ 34.0
12 マテラフィールド 38.3
13 クイントゥープル 156.3
14 チシャーキャット 166.1
15 ワールドツアラー 192.6

 

新潟2歳S(GⅢ 2016年 注目馬・穴馬

 

6枠 10番 ヴゼットジョリー

本レース過去5年の好走データに該当している本馬。
まだ力関係がはっきり見えていない2歳戦だけに、3つの項目に
該当している本馬に注目だ。
【デビュー戦で3番人気以内】本馬は3番人気→1着となり
【デビュー戦で2着馬に0.2秒差以上で勝利】2着馬に0.2秒差。
【デビュー戦で上がり最速】35.1秒の上がり最速をマーク。
上記の好走データに該当していたのは、本馬とモーヴサファイア
の2頭であったが、本馬は人気が落ち着くと予想され馬券的に
妙味があることにも注目している一頭である。
初戦では牡馬2頭に完勝するなど、持続する脚が武器であり
夏に活躍する牝馬ということにも注目だ。

 

4枠 7番 ウインシトリン

2015年は2着に12番人気のウインファビラスが入り、波乱を
巻き起こした本レース。
2016年も馬名に「ウイン」の付く人気薄の馬が面白そうだと
いうことから、注目している1頭である。
また本レース過去10年の【前走場所別成績】を見ると好成績
が目立つのが、東京コース組であり、2013年4番人気→2着の
イスラボニータ、2014年1番人気→2着のアヴニールマルシェ
2015年1番人気→1着のロードクエストなど3年連続で好走。
さらに【前走距離別成績】では、5年連続で同距離組が連対
しており【間隔別成績】では、中4週以上の馬が好走している
ようである。
本馬は前走が東京コース組、前走が芝1600M組、間隔中10週で
出走とパーフェクトに該当しており注目している。

 

7枠 12番 オーバースペック

デビューから2戦目で初勝利を挙げた本馬。その2戦では全く
違う流れやコース(東京と福島)を経験。それでも最後は
しっかりと伸びてきていることから、末脚の確実性を感じ
させる一頭である。
差し・追い込みが断然有利とされる本レースは、末脚に自信
のある本馬にとって絶好の舞台と言えるだろう。
さらに本馬の魅力は結果を人気より上に持ってきていると
いう事実であり、デビュー戦は9番人気→3着、未勝利戦でも
3番人気→1着と人気以上の結果を残しており、人気薄の今回
も強烈な決め手での好走に期待したい。

 

8枠 14番 マイネルバールマン

デビュー戦を6月の東京コースで制し、次走のダリア賞(OP)を
2着と好走した本馬。ダリア賞(OP)は休み明けということで
叩かれた上積みに期待したい一頭である。
今回は1ハロンの距離延長が鍵となるが、父である新種牡馬
ジョーカプチーノは、2009年にNHKマイルC(G1)を制しており
血統面から見るとマイルにも対応できそうな予感だ。
また本レースでは、2010年にマイネルサベルが1着、マイネル
ラクリマが2着と【マイネル軍団】が1・2着を独占するなど
好成績を挙げているだけに、期待も高まる1戦である。
ジョーカプチーノ産駒は現在4頭しかJRAに登録されておらず
マイナーな種牡馬であるが、父が制した舞台と同じ左回りの
マイル戦で本馬が好走することに期待したい。

 

5枠 8番 アピールバイ

デビュー戦を8馬身差で逃げ切り、優れた脚力を証明した本馬。
さらに上がり最速で圧勝しており、十分に評価できる内容で
あった。
また持続的にいい脚を使えるタイプのようで、能力の高さと
将来性を感じる一頭である。
今回の鞍上も木幡騎手を予定しているが、木幡騎手は新人にも
関わらず、もう24勝を挙げている要注意の騎手だ。
今回は距離短縮となりペースも違うので、初戦のような逃げの
競馬は難しくなると思われるが、実戦を使って良化しており
「ハナにこだわらない競馬もできる」と陣営のコメント。
今回で重賞挑戦2度目となる、鞍上の手腕にも注目だ。

キーンランドC(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

キーンランドC(GⅢ)枠順発表 札幌競馬場 芝1200m 2016年8月28日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 セカンドテーブル 4 56.0kg 水口優也
2 2 ファントムロード 8 セン 56.0kg 川田将雅
3 3 エポワス 8 セン 56.0kg M・デムーロ
4 シュウジ 3 53.0kg J.モレイラ
4 5 ソルヴェイグ 3 52.0kg 丸田恭介
6 オメガヴェンデッタ 5 セン 56.0kg 武豊
5 7 サドンストーム 7 56.0kg C・デムーロ
8 ホッコーサラスター 5 54.0kg 池添謙一
6 9 サトノルパン 5 57.0kg C・ルメール
10 アクティブミノル 4 58.0kg 藤岡康太
7 11 オデュッセウス 3 53.0kg 内田博幸
12 レッツゴードンキ 4 55.0kg 岩田康誠
8 13 ナックビーナス 3 51.0kg 酒井 学
14 ブランボヌール 3 51.0kg 戸崎圭太

 

キーンランドC(GⅢ 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 シュウジ 2.8
2 ソルヴェイグ 5.2
3 レッツゴードンキ 6.6
4 ブランボヌール 7.2
5 オメガヴェンデッタ 9.3
6 サトノルパン 12.0
7 アクティブミノル 12.6
8 エポワス 12.9
9 セカンドテーブル 20.0
10 ホッコーサラスター 25.9
11 ナックビーナス 35.5
12 オデュッセウス 43.4
13 サドンストーム 47.6
14 ファントムロード 162.5

 

キーンランドC(GⅢ 2016年 注目馬・穴馬

 

4枠 5番 ソルヴェイグ

前走の函館スプリントS(G3)では、12番人気という低評を覆し
正攻法で捻じ伏せ勝利した本馬。
古馬戦にも関わらず、ゴール前で一度は差されたところを
もう一度差し返す勝負根性を見せ、1分7秒8のコースレコード
マークした3歳牝馬である。
ここまで芝1200~1400M戦では掲示板を外しておらず、安定した
走りを見せているダイワメジャー産駒である。
その血統面や気性面から見ても、今回の距離は合っていると
思われ注目している。
さらに本レース7年の歴史の中で牝馬が4勝しており、2006年の
第1回は1~3着までを牝馬が独占するという活躍ぶりだ。
適正や勢いから見ても侮れない存在であり、これから成長して
さらに強くなってきそうな予感がする魅力的な一頭だ。

 

8枠 14番 ブランボヌール

本馬も本レースでの活躍が目立つ牝馬であり、函館コースで
2戦2勝をマーク、洋芝適正が高いことから注目している一頭
である。
2016年に入り春先はマイルで使われ、思うような結果を残せ
なかった本馬だが、1200Mならば父ディープインパクト、母父
サクラバクシンオーの両方の良さを出せるように思われる。
今回はガラリと一変の可能性も十分にあり、ここなら一発は
狙えるタイプだと感じている。
また鞍上は、リーディングジョッキーの戸崎騎手の予定だが
トップジョッキーともなれば、体重管理の観点から軽量馬への
騎乗は避ける傾向にあるという。
それでも今回、51kgという軽量馬の騎乗を受けたとなれば鞍上
もやる気は十分だと思われ、ここでの好走に期待している。

 

7枠 12番 レッツゴードンキ

2015年の桜花賞(G1)の勝利後は、案外の成績が続きスランプに
陥っていた本馬だが、前走の函館スプリントS(G3)では久々に
3着と好走。内容、結果ともに良いレースとなった。
函館スプリントS(G3)では、相手関係が楽になったことがプラス
だったとはいえ、桜花賞馬の実力あっての好走であろう。
おそらく桜花賞制覇以来の長い低迷から、光が差した1戦だったと
言えるのではないだろうか。
デビューから2戦を今回の舞台(1800M)で使われ、1勝3着1回と
洋芝適性には問題なく、気性的には1200Mがあっているようだ。
初陣を飾った地でスムーズな競馬ができれば、復活のチャンスは
あると思われ、桜の女王の威厳を取り戻すべく好走に期待したい
1戦である。

 

3枠 3番 エポワス

前々走の函館スプリントS(G3)では、前に行った馬たちが連対する
中、後方からの追込みで5着と健闘した本馬。
今年で8歳となったが本馬だが、若々しい馬体と安定した走りが
魅力的な一頭である。
戦績を見ても洋芝コースでの好走が目立ち、北海道シリーズを
賑わせている洋芝巧者であることから、ここで大きく崩れるとは
考えづらく注目している。
また今回は鞍上がM・デムーロ騎手に乗り替わることもプラスだ。
本馬の父ファルブラヴは2000年9月のデビュー戦を勝利で飾って
いるが、その時にコンビを組んだのがM・デムーロ騎手であった。
そういった背景からも、今回のレースへの陣営の意気込みが感じ
とれる1戦ではないだろうか。

 

6枠 10番 アクティブミノル

2014年の函館2歳S(G3)や2015年のセントウルS(G2)など、芝1200M
の重賞で2勝をマークしている本馬。
この2勝は逃げ切りで手にした勝利であったが、前々走の高松宮記念
(G1)では脚質を変え、差す競馬で4着と健闘した。
今までは逃げなければ競馬ができない印象であったが、脚質に自在性
が出てきたようで充実期を迎えているようだ。
また7月や9月といった暑い時期に勝利しているように、夏場は得意で
あることも心強い。
好走凡走は激しいところがあり安定感には欠けるが、その読めない
難儀さゆえに期待してしまう一頭である。
やはり高松宮記念(G1)4着の実績は上位であり、ひと叩きしての良化
が見込める今回は、本馬の復活の快走に期待したい。

 

6枠 9番 サトノルパン

3走前の京阪杯(G3)では、後の高松宮記念ビッグアーサーを制して
の重賞勝ちとなった本馬。
京阪杯(G3)以外にも重賞勝ちの実績があり、もともとは素質のある
馬だけにスプリント戦線での今後の活躍が注目されている。
京阪杯(G3)後は、案外の成績が続いているが今回の鞍上は2016年
札幌開催リーディングのC・ルメール騎手を予定しており、正念場の
一戦を迎えることとなった。
そのルメール騎手だが、この2週"マジックマン"モレイラ騎手の短期
免許騎乗で自身の騎乗馬を削られている状況であり、その鬱憤をここ
で晴らすべく、気合の騎乗が見られる予感。
不安材料は出負けだが五分で出られるなら、十分にチャンスはある
一頭である。

北九州記念(GⅢ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

北九州記念(GⅢ)枠順発表 小倉競馬場 芝1200m 2016年8月21日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ラインスピリット 5 55.0kg 幸 英明
2 2 ヤマニンプチガトー 7 51.0kg 村田一誠
3 3 ローズミラクル 6 54.0kg 松山弘平
4 4 ベルルミエール 5 53.0kg 太宰啓介
5 ベルカント 5 56.0kg M・デムーロ
5 6 メイショウライナー 6 54.0kg D.バルジュー
7 マイネルエテルネル 6 54.0kg 和田竜二
6 8 オウノミチ 5 54.0kg 川田将雅
9 バクシンテイオー 7 54.0kg 藤岡康太
7 10 フルールシチー 5 50.0kg 義 英真
11 プリンセスムーン 6 54.0kg 北村友一
8 12 ジャストドゥイング 4 54.0kg 石橋修
13 ラヴァーズポイント 6 51.0kg 松若風馬

 

北九州記念(GⅢ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 ベルカント 1.8
2 オウノミチ 6.7
3 ラヴァーズポイント 7.3
4 プリンセスムーン 8.5
5 ジャストドゥイング 10.6
6 バクシンテイオー 13.4
7 マイネルエテルネル 18.7
8 ベルルミエール 19.4
9 フルールシチー 20.4
10 ローズミラクル 23.3
11 メイショウライナー 50.6
12 ラインスピリット 83.5
13 ヤマニンプチガトー 119.9

 

北九州記念(GⅢ) 2016年 注目馬・穴馬

 

8枠 13番 ラヴァーズポイント

前走のCBC賞(G3)では格上挑戦の身で2着と好走し、ここでも
結果を出すことができるのか注目している一頭だ。
今回と同じ舞台では、メンバー中最多の3勝をマークしており
小倉全体でも【3-1-2-2】と好相性。
今回、強敵ベルカント以外は重賞を勝てていないメンバー構成
だけに、上手く噛み合えばやれるだけの力は持っているように
思われる。
また鞍上は、マーメイドS(G3)でリラヴァティを6番人気→1着
先週の関屋記念(G3)では、ダノンリバティを7番人気→2着に
好走させた注目株の松若騎手を予定しており、ここでの手腕に
期待したい1戦である。

 

8枠 12番 ジャストドゥイング

7月の福島では、前々走のテレビユー福島賞(1600万下)2着→
前走のバーデンバーデンC(OP)1着と存在感を見せ、勢いに
乗っての挑戦となった本馬。
心身共に充実している印象であり、伸びしろも充分な一頭だ。
本レース過去5年の連対馬を見てみると【斤量52Kg~55.5Kgの
5歳以下の馬】が連対を独占しており、4歳で斤量54Kgの本馬は
該当していることに注目している。
また先行脚質は小回りの小倉コースにピッタリであり、戦績
からも【ローカル&小回り向きな馬】であることが伺える。
守ることなく攻めの競馬で、前々の競馬ができれば重賞初制覇
も夢ではないだろう。

 

7枠 10番 フルールシチー

今回の舞台である、小倉・芝1200Mに抜群の適性を誇っている
サクラバクシンオー産駒の本馬。
小倉コースでの勝率が15%、連対率や複勝率もとても高く
狙い目の産駒であることから注目している。
また本レース過去5年で、前走条件戦を勝っている馬は10頭
出走して【複勝率60%】というデータもあり、前走の白河
特別(1000万下)で勝利した本馬は該当していることに注目だ。
さらに、ここ10年途切れることなく好走馬が出てきている
【前走から斤量減の馬】であり、前走54Kg→今回50Kgという
点も好走傾向に合っており、ここでの好走に期待したい一頭
となった。

 

4枠 4番 ベルルミエール

2015年の本レース3着馬であり、デビュー戦でも今回の舞台で
勝利するなど、まずまずの適性である本馬。
かれこれ7戦連続馬券外のレースが続いているが、出遅れや
展開が向かなかったりでの敗戦が続いているようだ。
しかし鞍上が太宰騎手に変わってからは、出遅れも改善された
ように思われ、展開次第では十分に復活の余地はある一頭だ。
また先述のとおり本馬も、本レース過去5年の連対を独占して
いる【斤量52Kg~55.5Kgの5歳以下の馬】であり、5歳となった
今年も2015年と同じ斤量53Kgで出走可能なことも好材料
今回の展開次第では、外から差しが決まる流れも予想され
最後には必ずいい脚で伸びてきている本馬だけに、侮れない
存在と言えるだろう。

 

5枠 7番 マイネルエテルネル

夏場は得意なタイプで、これまでの4勝すべてを7~9月の夏競馬
でマークしている本馬。
前走のアイビスサマーD(G3)は、約5か月ぶりの出走に加えて
初挑戦の直線競馬であったこともあり、9着に終わった。
もともと本馬は、休養明けの初戦はそれほど走らないタイプの
ようで、さらに減った馬体重を戻しながらの参戦ということも
あり度外視してよいレースと言えるだろう。
しかし今回は実戦を1度使われた上積みに期待したく、ここまで
2勝を挙げている得意な舞台へと替わる。
斤量も前走から2kg減となり、本レースで好走馬が出てきている
【前走から斤量減の馬】であることにも注意したい一頭だ。

 

 

札幌記念(GⅡ) 2016年 枠順発表 予想オッズと注目馬と穴馬

札幌記念(GⅡ)枠順発表 札幌競馬場 芝2000m 2016年8月21日

 

馬番 馬名 年齢 性別 斤量 騎手
1 1 ヌーヴォレコルト 5 55.0kg 吉田隼人
2 レインボーライン 3 54.0kg 福永祐一
2 3 ハギノハイブリッド 5 57.0kg 菱田裕二
4 メイショウスザンナ 7 55.0kg 四位洋文
3 5 ロジチャリス 4 57.0kg 丸山元気
6 マイネルフロスト 5 57.0kg 松岡正海
4 7 ヤマカツエース 4 57.0kg 池添謙一
8 トーセンレーヴ 8 57.0kg D.ホワイト
5 9 ヒットザターゲット 8 57.0kg 小牧太
10 ダンツキャンサー 5 55.0kg 勝浦正樹
6 11 スーパームーン 7 57.0kg 蛯名正義
12 レッドソロモン 4 57.0kg 柴山雄一
7 13 ネオリアリズム 5 57.0kg C・ルメール
14 レッドリヴェール 5 55.0kg 坂井瑠星
8 15 モーリス 5 57.0kg J.モレイラ
16 ダービーフィズ 6 57.0kg 岩田康誠

 

札幌記念(GⅡ) 2016年予想オッズ

 

人気 馬名 予想オッズ
1 モーリス 2.2
2 ヌーヴォレコルト 4.5
3 ヤマカツエース 5.3
4 レインボーライン 10.7
5 ヒットザターゲット 12.8
6 スーパームーン 16.6
7 ネオリアリズム 18.3
8 ロジチャリス 21.1
9 ハギノハイブリッド 23.6
10 トーセンレーヴ 42.1
11 レッドソロモン 46.3
12 レッドリヴェール 53.6
13 マイネルフロスト 56.4
14 ダービーフィズ 82.2
15 ダンツキャンサー 118.9
16 メイショウスザンナ 160.4

 

札幌記念(GⅡ) 2016年 注目馬・穴馬

 

1枠 2番 レインボーライン

札幌コースで使われた3戦が3連対という高い適正の本馬。
2016年はアーリントンC(G3)を優勝し、前々走のNHKマイルC(G1)
でも勝ち馬のメジャーエンブレムから0.1秒差の3着に健闘。
今回のメンバー唯一の3歳馬であり、現在の3歳世代は例年よりも
かなりレベルが高いことから、未知の魅力を感じる一頭だ。
前走の日本ダービー(G1)は8着であったが、2400Mは長すぎた
印象のなか、それでも直線でいい伸び脚を見せており内容的
には善戦したと言えるだろう。
また本レースで、人気以上に激走した馬の共通点を見ると
【前走が明らかに適正外の舞台での凡走】という点が見られ
前走がいきなりの800Mの距離延長で、8着に終わった本馬は
該当しているように思う。
さらに今回も鞍上は、この舞台が得意な福永騎手を予定であり
古馬を相手に胸を借りて、どこまでやれるかが楽しみである。

 

4枠 7番 ヤマカツエース

2016年初戦となった中山金杯(G3)を制し、重賞3勝目を上げた
実力馬。
2015年には夏の北海道で存在感を見せており、洋芝適性もまず
まず高そうなことにも注目したい。
2015年本レースで4着と健闘、函館記念(G3)では3着の実績からも
ここでの好走が期待できる一頭だ。
また本レースの好走傾向【前走が宝塚記念組】に該当しており
数字上では、2頭に1頭が好走するデータとなっている。
しかも本レース、2010年の3着アクシオンと2着ロジユニヴァース
2011年の1着トーセンジョーダンと3着レッドディザイア
2012年の3着ヒルノダムール、2014年の3着ホエールキャプチャ
【前走G1で2桁着順の惨敗】からの巻き返しであり、本馬は前走
宝塚記念(G1)13着からの参戦であることにも要注意な1戦だ。

 

5枠 9番 ヒットザターゲット

2015年までに重賞4勝を挙げており、20016年もハイレベル戦だった
目黒記念(G2)で3着と好走。8歳馬ながら、まだまだ健在で衰えを
感じない一頭である。
2015年の本レースでは大外強襲するも、タイム差なしの2着と惜しい
結果を残し存在感を見せた。
また近4年の札幌開催の好走馬、12頭中10頭が【2000Mの重賞で3着
以内の実績】があり、2000Mの重賞で1着となっている本馬は該当
していることにも注目だ。
本馬はインで脚をためることが出来れば、最後の脚は確実に使って
くる好走パターンであり、淀みのないペースで引っ張って行かれた
時には怖い存在となるであろう。
今回で2年連続3回目の参戦となるが、陣営のここに賭ける思いは
強いものであろう。2015年の後一歩を詰められるかに期待したい。

 

7枠 14番 レッドリヴェール

夏に活躍が目立つ牝馬(5歳)であり、本レース過去5年で10頭が
馬券圏内に絡んでいる、5・6歳馬であることから注目している。
2013年にはJRA最優秀2歳牝馬に輝いたが、その後は勝ち星から
遠ざかっている。
しかし前走のクイーンS(G3)では、しぶとく伸びて4着と健闘。
復調気配を感じさせており、ここでの巻き返しに期待したい一頭
である。
今回、2012年の本レース勝ち馬フミノイマージンと同じローテで
挑んできており、フミノイマージンクイーンS(G3)8着からの
巻き返しで勝利。母父も同じディキシーランドバンドであること
も興味深い一頭である。
本レースと言えば、女帝と呼ばれた【エアグルーヴ】が連覇し
UAEダービーを勝ったラ二の母【ヘヴンリーロマンス】さらに
天才少女【ハープスター】など名牝馬の活躍が目に付く1戦。
鞍上は新人有望騎手の坂井騎手を予定しており、復活の舞台と
なるのか注目している。

 

7枠 13番 ネオリアリズム

2015年には条件戦ながら、札幌・芝コースで2戦2勝と高い適性を
持っている本馬。
休み明けとなった前走の函館記念(G3)は、小雨で稍重の馬場となり
内枠しか来れないような状況のなか、6着となった。
休み明けで且つマイナス体重と、走れる状態ではなかったと思われ
度外視してよい結果だろう。
今回は2015年に札幌のレースでコンビを組み、抜群の相性の良さを
見せたルメール騎手を予定しており、全てが好転する今回はかなり
狙い目となると思われる一頭だ。
本馬は徐々に集中するタイプのようで、今回は休み明けを叩いての
叩き2戦目ということも好材料となる。
また強い相手の混戦向きであることからも、人気薄が予想される
今回は期待値も上がる1戦だ。

 

3枠 5番 ロジチャリス

前走のエプソムC(G3)ではルージュバック復活劇の中、4着と健闘し
自身の脚は見せていた本馬。
2着馬とは僅か0.1秒差であったことから、内容自体は悪くなかった
と思われる。
ここまで13戦で5勝をマークしており、将来性ある4歳馬だが2014年
には肩の不安のため長期休養も経験した。
しかし本馬は器用なタイプのようで、前目から加速できる脚が魅力
的であり、ここにきての本格化を感じさせる一頭である。
今回は初経験となる芝2000Mへの対応が鍵となっているが、本レース
は【前走が重賞で好走した馬】に注意したい1戦であり、前走の
エプソムC(G3)で4着と健闘した本馬に注意したい。
デビュー時から高評価を得ていた一頭であり、、確かな素材が花開き
つつある今、前走と大差のないメンバー構成なら金星も夢じゃない。